せんせのブログ

京都橘高等学校 ~化学実験講座2回目~

2022.05.06

今日は先月に引き続き、京都橘高等学校へ出張して「化学実験講座」を行ってきました。
この講座は4月から12月にかけて高校で実施されている選択授業の1つです。
生徒さん達は、いくつかの分野に分かれて授業を受けますが、
各分野を担当する講師は、高校の先生ではなく高校以外からの講師が担当しています。
今年度からこの授業の選択分野のひとつに「化学実験分野」が追加されることとなり、
担当として本校に依頼をいただき、実施しています。

「化学実験講座」は毎回90分(45分×2限)の授業を全部で19回実施します。
この講座を選択した高校3年生は24名。
4月に行った1回目の講座の様子はコチラからご覧ください。
▼京都橘高等学校 ~化学実験講座1回目~

今日は2回目とあって、生徒さんたちも少し慣れてきた様子でした。
普段は、文系や理系コースで分かれており、クラスも違う生徒さんたちですが、
この時間は同じ分野を選択した同士として、協力しながら実験に取り組んでもらいます。

今回の実験は「沸騰してもアワてずに!」というタイトルの実験です。
実際にお湯を沸かすわけではありませんが、液体の中で泡がブクブク発生する、
見ていて楽しい動きのある実験です。
下の写真は、各溶液を混ぜているところです。
ピペットという器具の扱い方を先に指導して使ってもらいました。
慣れている生徒さんもいれば、これまであまり扱ったことがないという生徒さんもいました。
DSC_1318.JPG

ちなみに、実験で使った試薬はこの写真の通りです。
スーパーで売っている、重曹、お酢、食用油、食紅(各色)で身近にあるものばかりです。
これらを使って「酸とアルカリ」「中和反応」という単元を学べる実験にもなっています。
DSC_1317.JPG

それぞれ混ぜていくと、なんと不思議!、
いや化学反応ですが、コップの底からプクプクと泡がどんどん湧き出してきます。
DSC_1319.JPG

これを単にキレイで楽しい実験で終わらすともったいないので、
化学の目で見て「中和反応」であることを一緒に考えます。
ジワジワと泡が出て、それが落ち着いてくると、
生徒さん達からは「もっと試薬を入れていいですか?」と質問が出てくるようになります。
加えるのはお酢と重曹、どちらをどの程度加えるのかはそれぞれが考えます。
教科書で化学式を見て学ぶだけでなく、実際に起こっている反応を視覚的に観察することで、
楽しみながら記憶にも残り、理解を深めてもらえたのではないかと思います。
実際に反応を見ている様子の動画はコチラをご覧ください。


今日はこの実験に加え、これから化学実験を行うにあたって大事なお話も講義しました。
実験を行う上での注意事項として、実験室での行動や、身だしなみなどについて説明しました。
今日の実験中、「実験が楽しい」という声を聞くこともできました。
残り17回、今後もいろいろな実験を行いながら、一緒に楽しく化学を学んでいきましょう!

By ぽてと