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学校法人重里学園
日本分析化学専門学校 校長
重里 徳太
- プロフィール
- ・文部科学省「検定試験の在り方に関する有識者会議」委員
- ・内閣府「実践キャリア・アップ制度 専門タスクフォース」ワーキンググループ(WG)委員
- ・全国学校法人立専門学校協会 常任理事
- ・全国専修学校各種学校総連合会 理事
- ・全国工業専門学校協会 幹事
- ・(財)専修学校教育振興会 評議員
- ・(財)大阪府私学総連合会 評議員
- ・(社)大阪府専修学校各種学校連合会 副会長
- ・NPO法人全国環境専門家登録機構 理事
- ・著書「知っておきたい化学の豆知識」
- 「知ってナットク!カガクニュースの基礎知識」
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日本で唯一の化学専門学校
私たちの生命や豊かな生活は、化学で支えられています。自動車、パソコン、携帯電話、医薬品、化粧品、食品など、衣食住のすべてと言っても過言ではありません。最近のバイオテクノロジーやナノテクノロジーなどもその中枢にあるのは化学です。これらの分野における研究開発、試験、検査、品質管理、測定の柱となるのは、「分析化学」の技術なのです。また、食品偽装を始めとする消費者に偽ってものを売るといったことを防ぐ、いわば、「偽りを真実にする」ことも「分析化学」の役割です。
今日の日本の繁栄は科学技術によるところが大きく、その柱でもある「分析化学」は、どんな時代でも普遍的に必要な技術ということができるのです。本校はこうした人材を輩出して今年でちょうど30年、日本唯一の化学の専門学校として、その立場を確立しています。
新たなる誓い
平成23年3月11日、忘れもしない本校第28回目の卒業式の後、長い時間横揺れを感じていました。この瞬間、多くの命が犠牲になり、日本は一瞬にして奈落の底へ落とされました。今も苦しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。私の友人も闘っています。このことに涙する以外、募金をする以外、何かもっとできることはないのか、私のみならず多くの人々もこのことに悩み、葛藤を覚えているのではないでしょうか。
その時に私は、この人のことを思い出します。サムライ化学者と呼ばれた高峰譲吉です。高峰譲吉は16歳の時、医者になるため大阪医学校で学び、医者になるためには化学知識も必要だということで、現在、本校がある天満橋からほど近い、舎密局と呼ばれた化学の学校で化学を学びました。そうするうちに、「医者は一人一人の患者を救うが、化学は一度にたくさんの人を救う」と考え、医者から化学者へと志を変えたのであります。
そして100年以上経った今も止血剤に使われ、当時は奇跡の薬とまで言われたアドレナリンの発見。胃腸薬、消化剤として使われるタカジアスターゼの発見など、今も私たちの生命は、100年以上前の化学者の発見によって支えられているといっても過言ではありません。
「化学でたくさんの人を救う」という志をもった一人の化学者によって、何千、何万人、いや、計り知れないほどの命が救われたのです。
今こそ、日本分析化学専門学校は、「多くの人の生活と生命を守り、日本復興の一助となる化学者を育てる」ことを新たな方針とし、教職員が一丸となり、その人材育成に全力であたることを誓います。
三実一体教育(実学・実務・実践)
専門学校で学ぶ技術は、そのまま社会で通じる技術でなくてはなりません。そういった観点から、本校では、社会で必要な知識を身につけ理解力を深める授業(実学)、社会で必要な技術を身につけ判断力を養う実験(実務)、社会で必要な応用力を培う卒業研究(実践)を三つの柱として教育を行っています。
また、技術者としての教育はもちろん、社会人として身につけるべきルールやマナーの教育も、普段の学校生活で修得するよう指導しています。その結果、就職先企業からの卒業生の評価も高く、毎年多くの求人をいただいており、学校推薦により、高い就職率を実現しています。
担任制度による学生生活全般のサポート
本校はクラス制を採っており、クラス毎に担任を置いています。授業や実験の不明点はもちろん、 一人暮らしを始めとする学生生活全般について、気軽に相談できる体制を整えています。
保護者懇談会
年に一度、6月から7月にかけて、保護者懇談会を実施。担任から一人一人の学校生活のご報告 を行うと同時に、保護者からのご質問にもお答えします。
特別基礎質問講座
本校には、化学や生物が決して得意ではない学生も入学してきます。もちろん、「分からないところは分かるまで質問を」ということを奨励していますが、中には気軽に質問ができない学生も。 そういった学生への対応として、放課後の一定時間、複数の教員が待機し、「とにかくここに集おう」といった講座を用意しています。
資格取得対策講座
普段の授業、実験自体、資格取得を意識したものですが、一歩深く、目標資格ごとに本講座を実 施しています。週1回放課後を利用し、学年、学科を越え、同じ資格の取得を目標とする学生が集い、目標を一にしながら真剣に学んでいます。
下宿生オリエンテーション
分析化学の学校は日本でただ一つ。入学する学生は、大阪を始めとする近畿地方のみならず、日本全国からここに集います。初めての一人暮らしには不安な学生も。そんな学生に対し、入学時の4月に行います。一人暮らしの注意点やメリット・デメリットを理解した上で、近隣に住む学生同士の交流の場を設けます。
交通安全講習会
車、自転車、バイク、歩行者。それぞれの立場にたった安全講習を、大阪府警のご協力をいただき、毎年7月に実施。免許取得者は、正式な交通安全運転講習の受講と見なされます。
消費生活に関する講習会
若年者を狙った詐欺、マルチ商法、キャッチセールスなどを予防するには、その事例を知っておくこと。財団法人関西消費者協会のご協力をいただき、毎年5月に実施。学生生活に専念するためにも知っておいて損はありません。
授業・実験評価制度
本校では、授業や実験指導に関して、学生による教員の評価を毎月1回実施しています。声の大きさ、授業の楽しさ、進度などを、無記名によりアンケート。同時に、毎月1回教員自身により約30項目におよぶ自己点検を実施。学生の声を常に反映し、教育指導に活かします。
個別担当制就職指導
担任はもちろんですが、学生個々に応じた就職指導も必要という観点から、就職指導担当教員は学生自身が指名します。就職活動は決して楽ではないもの。二人三脚の指導により、必ず就職まで導いていきます。
再就職支援
在学生の就職支援は当たり前ですが、本校では、卒業生の転職や再就職も支援。毎年相談者以上の再求人が本校に寄せられ、転職はもちろん、子育て終了後の再就職も相談に乗ります。「分析化学」という仕事の価値がここに表れています。









