せんせのブログ
【TV出演】フジテレビ『めざましテレビ』
2025.05.14
5月14日(水)の朝、5時台と7時台のテレビに本校講師のみなと先生がVTR出演しました。
朝、身支度をしながらテレビをつけていた方で、みなと先生をしっている方は
驚かれたかもしれませんね。
昨夜、急なコメントの依頼があり、WEBで取材を受けました。
この時のコメントをしている様子が放送されていました。
出演したテレビは、フジテレビ(全国放送)の「めざましテレビ」です。
関西では8チャンネルで放送されていますね。
昨日、関東の中学校の理科の実験中に、有毒ガスの「硫化水素」が発生し、
直接臭いをかいだ生徒さん数名が、病院に搬送されたというニュースがありました。
幸い、生徒さんは大事に至らなかったとのことでしたが、この「硫化水素」という
気体について、扱い方、危険性などをコメントしてほしいとの依頼をTV局より受けました。
硫化水素の気体を発生させる実験は、中学校でも行われることの多い実験です。
ただ、硫化水素は卵の腐ったような独特の臭いがして、これを大量に吸い込むと危険です。
そのため、発生させる気体の量を調整して少量とし、換気されている環境で実験を行えば、
安全に臭いをかがせることはできます。
今回のニュースに出た中学校では、直接、発生している気体を生徒さんが吸ったとのことでした。
中学校の中には、あえて危険だから実験を行わないという学校もあるようですが、
生徒に体感させることを大事にしている先生がおられるのも事実です。
学校で化学反応を実演して見せるたり、体感させることは、決して悪いことではないのですが、
危険性を知らずに向き合うと、このような事故が起こります。
本校でも、化学薬品を扱う実験は当然あります。
このとき、学生には事前に薬品購入時に付いている「安全データシート(SDS)」を
必ず確認させています。
SDSには、薬品の危険性や、緊急時の対応なども記載されており、
いざというときに必要な情報が書かれています。
もちろん、講師が実験を行う前に危険が予測されることを指導しますが
扱う学生自身が正しい情報を持っておくことが大事です。
このような事故のニュースが流れると、どうしても「化学は危険」という印象になりがちですが
正しい知識を持って扱うことが大事であることも、知っていただきたいなと毎回感じます。
本校では度々テレビ局からこのようなコメントだけでなく、
撮影や制作の協力依頼を受けています。
これらメディアで紹介された事例などをまとめた情報は、以下のリンクからご覧ください。
By ぽてと