せんせのブログ

文部科学省委託事業 ~第1回 実施委員会~

2019.07.12

昨年度に引き続き、今年度も文部科学省委託事業である
2019年度 専修学校リカレント教育総合推進プロジェクト
「eラーニングを活用した化学分野学び直し講座実施モデル構築事業」の
公募に応募し、正式に文部科学省より採択を得ることになりました。

今日は、今年度1回目となる、本事業の実施委員会を校内で実施しました。
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※昨年度の様子は以下のリンクよりご覧ください。
第1回 実施委員会
第2回 実施委員会
第3回 実施委員会・成果報告会

この事業では、「学び直し」をキーワードとして、
特に化学分野における学び直しの教育環境を整備し
新たな教育プログラムを開発することを目的としています。

化学は、食品、医薬、化粧品、バイオ、医療、環境、電子材料などの
様々な産業を支える、なくてはならない分野であり、
私たちの生活を支えている分野です。

日々豊かになる世の中で、化学技術も日々進化しています。
そのため、化学分野の現場で活躍する化学技術者にとっては、
技術力の維持や、さらなる能力向上も必要となります。
もちろん、それぞれの企業でも教育されていることではありますが、
現実的には十分な教育ができていない状況でもあります。

そこで、本校はこれまで培ってきた化学教育のノウハウを活かしながら、
eラーニングを活用した新たな教育プログラムを開発することで、
キャリアアップのための学び直しや、
キャリアチェンジを目指したいというニーズにも応えていきたいと考えています。

委員会は、重里校長が委員長を務め、委員には日本化学会、
大阪府職業能力開発協会、大阪市教育委員会、大阪府立高校、
大阪府専修学校各種学校連合会工業部会、複数の化学系企業、
複数の専門学校など、多数の皆様に今年度も就任いただきました。

まずは、委員長の校長より、
スライドを使いながら昨年度の実施報告を行いました。
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昨年度の事業では、多くの卒業生と企業に協力をいただきました。
実施内容についてまとめた報告書に対しても、
予想外に多方面の企業から、
前向きで良い反響をいただいたとの報告もあり、
委員の方々も喜ばれていました。
※昨年度の報告書は以下のリンクからご覧いただけます
文部科学省委託事業報告

続けて、今年度の実施計画について説明を行い、
スケジュールを確認しました。
2年目となる今年度は、さらなる実施プログラムの開発を進め、
実証講座も行う計画です。
※昨年度の実証講座(集合学習)の様子は以下のリンクよりご覧ください。
学び直し集合学習(1日目)
学び直し集合学習(2日目)

今年度も、卒業生や企業のみなさまには、改めてご協力のほど、
お願いいたします
こちらのブログでも、随時状況をご報告していきます。

By ぽてと