資源エネルギー分析コース卒業研究

PICK UP!

酸化チタン光触媒でのVOCの分解

光触媒を性能アップ!

空気や水など、環境を浄化する技術として注目を集めているのが光触媒。「酸化チタン」という物質が光に反応して活性酸素をつくり、有害物質を分解して無害化する、というのがその原理です。酸化チタンは太陽光のごく一部である紫外光にしか反応しませんが、卒業研究では太陽光の50%を占める可視光で反応させてみようと試みました。試行錯誤を重ねるうちに、実験の狙いとは別に、光触媒には物質を「分解する」だけでなく、「放出する」という機能もあることを発見することができました。次はこの発見をもとに「光をあてれば有益な物質を出す」、そんな光触媒を開発していきたいですね。

過去の卒業研究テーマ事例

  • 廃プラスチックのリサイクルに関する研究
  • 微生物の金属回収に関する研究
  • 乳酸発酵した食品廃棄物の活用方法の検討
  • グリストラップ中の廃油を分解する微生物群種の探索
  • 2次電池用ニッケルのマテリアルリサイクルに関する研究

など