第84回目の道頓堀川水質調査が始まりました。
本校の玄関でサンプリング班の記念撮影です。今回は小数精鋭でサンプリングに挑みます。
前日に準備した器材を持って出発です！

2年生を先頭に、１年生に技術を伝承します。

周囲に気をつけながら、船にも気をつけながら、サンプリング（採水）をします。
採水した後は、その場で測定する項目（水温やpH）を検査します。
現場検査では稀にトラブルも起こりますが、１年生と２年生が協力し合いながら、トラブルを乗り越えて手際よく作業を進めていました。

学校では微生物学的試験の準備が進んでいました。サンプリング班が持ち帰った試料を手際よく検査していきます。

技術を次の世代に伝えるべく、１年生と２年生が協力し合いながら、分析を進めます。

道頓堀川は大阪のミナミを流れる河川で、阪神タイガースが優勝したときには、お祭り騒ぎになる河川です。
大阪のシンボルでもあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

怪我などの危険性から飛び込むことは禁止されていますが、
道頓堀川の水質は泳ぐことができるレベルにあるかと疑問に思った21年前の先輩たちが
水質調査を行ったことがきっかけで始まりました。分析の技術で大阪に貢献できる活動なのです！

これまでの調査結果は本校のホームページで紹介していますので、「道頓堀川の水質調査」のページをご覧ください。

サンプリング班の１年生からコメントをいただきました。

彼ら自身が思っていたよりも興味深く、楽しいフィールドワークになったようです。

水質調査に参加してくれてた学生の皆さん、おつかれさまでした。ここで得たたくさんの経験は今後の皆さんの成長の糧になります。
明日以降も実験が続きます。次の世代に知見を引き継げるよう、しっかり取り組んでいきましょう！

by たかポン