せんせのブログ
10月23日は『化学の日』~卒業生による特別授業~
2025.10.25
10月23日が「化学の日」と定められているのはご存知ですか?
日本で唯一化学と名の付く学校としては、無視できない!ということで、
毎年、いろいろな企画をたてて行事を実施しています。
今年は、卒業生をお二人お招きして、校内で講演を実施いただきました。
テーマは、「元素一つで世界が変わる」です。
現在の在校生は、2年生が43期生、1年生が44期生となっていますが、
お招きしたの、3期と4期卒の大先輩です!
本校の4期卒業のU様です。
3期卒業のS様です。
※ 化学の日の制定された理由は、以下をご覧ください。
【化学の日について】
2013年10月、日本化学会、化学工学会、新化学技術推進協会、日本化学工業協会の4団体は、
化学および化学産業の魅力、社会への貢献などを広く知っていただきたいという想いのもと、
10月23日を「化学の日」、その日を含む月曜日から日曜日までの1週間を「化学週間」と制定
しました (2025年は10月20日(月)~26日(日)) 。(日本化学会 HPより)
授業の内容は、「元素」をテーマにしたものとなりました。
3期のS様からは、「銅 Cu」について、
4期のU様からは、「亜鉛 Zn」について、お話をいただきました。
いずれも分析化学技術者として、企業の第一線で分析業務に携わってこられた方々ですが、
元素を中心に、どのような製品に使われているのかを丁寧に、分かりやすく説明をいただきました。
身近に存在する様々な製品が、これらの元素から成り立っていることを再認識させていただきました。
講演後の質疑応答の時間には、学生から次々と質問が出てきました。
2時間の特別授業は、あっという間に過ぎました。
最後に、理事長先生からも
「化学の日だけでなく、4月28日を『元素の日』として日本分析化学専門学校が決めたよ!」
との発表に、学生も驚いていました。
1月1日から数えて、118番目が4月28日になるという訳ですね。
特別授業を受けた2年生に感想を聞きました。
「化学の学校の授業らしく、元素の話を聞けて楽しかったです!」
分析化学技術者として活躍されてきた先輩の話は、たくさんの経験が根拠となり、
話しの内容にも重みがありましたが、それを感じさせない聞きやすい授業でした。
これらの先輩に続けるよう、在校生のみなさんは
日々の授業や実験に励みましょうね!
By ぽてと


