せんせのブログ

分析技術を楽しく学ぶ1年生!

2025.06.19

今日は1年生の実験の様子をご紹介します。
こちらは定性分析実験を行っている様子です。
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1年生は、入学して3カ月が経とうとしています。
「入学前、実験経験はない」と自己申告する学生が4割以上いる1年生ですが、
前期(4~7月)は2つの実験に取り組んでいます。
それが「基礎化学実験」と「定性分析実験」です。

本校では高校の時間割のように、月曜日から金曜日で講義や実験時間が決まっています。
そのため、1年生は毎週火曜日と木曜日に実験時間が設定されており、
週2回は実験をすることになります。これ以外にも、課外活動で実験ができたりするので
はっきりいって、めちゃくちゃ実験が多いです!(笑)

学生はみんな、この実験が大好きで、いつも楽しみながら取り組んでいます。
その上で、少しずつ実験器具や試薬の扱いに慣れ、化学分析というものにも慣れていっているところです。

写真中央で、笑顔で実験をしている学生は健康化学分析学科のSさんです。
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Sさんは、高校を卒業してすぐに本校へ入学してきた学生です。
本校を選択した理由を聞くと、答えはシンプルで「実験のできる学校だから」とのこと。

本校に見学に来て、いろいろな実験ができることを知ると共に、
オープンキャンパスが楽しく、特に色が変わる実験にワクワクしたということで
本校を進学先に決めたのです。

今行っている定性分析実験では、液体中に溶けている金属のイオンを分析します。
説明だけでは難しく感じられるかもしれませんが、様々な色に試薬を変化させながら
分析をしていくので、学生にも人気の実験です。
もちろん、色の変化にワクワクするSさんにとっては、楽しくて仕方のない実験かもしれません。

このように実験は楽しみながらも、必要な知識や技術として、
いろいろな実験器具の扱いや試薬の扱いなどを学び、身に付けていけます。

また、Sさんは化粧品にも興味をもっていて、それらの知識や技術が学べることも
本校を選択した理由のようです。
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進学先に大学という選択をできなくはなかったけど、やりたいことがはっきりとしていたので、
集中してやりたいことに時間かけ、やりたいことに一直線で無駄なく学べる専門学校を
選択したとも話してくれました。

Sさんのように化粧品や香りに興味を持って本校で学ぼうとする学生は多くいます。
実際に卒業生も企業で活躍しています。
2年生になれば、より専門的な実験も増えてきますが、
まずは基本的な分析技術を確実に身に付けていくことが、何よりもの近道です。

今後も1年生の成長は、先生としても見ていて楽しく、頼もしく感じます。
1年生のみんな、少しずつでいいので自身の目標や夢に向かって歩んでくださいね。

By ぽてと

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