せんせのブログ

仲間と楽しく鉄の重量分析実験に挑戦!

2023.10.06

本日の健康化学分析学科・生命化学分析学科・先端薬事分析学科の1年生の実験は
「定量分析実験」です。定量とは「混合物の中に目的の物質がどれくらい入っているのか、
その目的の物質を取り出し、量を正確にはかる」ことです。つまり「混合物から目的のもの
を取り出す」ことと「量を正確にはかる」ことを行います。

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本校の実験は3~4人一組体制のグループで行います。グループごとにテーマが
異なる実験を行いますが、本日は鉄の定量実験を行ったグループの実験をご紹介します!

定量分析の中でも重量分析実験とは、定量しようとする成分を測定しやすい化合物
として分離した後に、電子てんびんを使って質量をはかる方法です。
この方法により鉄がどのくらい入っているのかを実験します。

鉄の定量実験では、鉄を含む沈殿を作ることと、この沈殿物中の鉄の重さをはかるために
「るつぼ」という小さな入れ物の重さが一定になるまで加熱、放冷し、重さをはかる操作を
繰り返します。この操作を恒量と言いますが、恒量になったるつぼの中に沈殿物を入れて
加熱によって不要なものを焼き飛ばし、重さが一定になるまで繰り返します。

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まずは試料の調製に挑戦!
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試料にいろいろな薬品を加えてかき混ぜると何やら茶褐色のモヤモヤとした
沈殿物ができます。しばらく静かに置いておくと沈殿物が沈み、水と分離します。
この沈殿物を「ろ過」という操作により取り出します。

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「るつぼの重さが一定になりますように!」コチラは祈るような気持ちで
るつぼの重さをはかります。一定にならなければ、再び加熱をして熱が冷めるまで
待った後に重さをはかならければなりませんので、なかなか根気が必要な操作です。
さて結果は??

このように本校では少人数単位のグループで実験を行いますので、
初めて実験を経験される方でも仲間と共に実験を行いますので分からないこと
があれば仲間と相談しながら進めるので安心して取り組むことができます。
また、実験は一人ひとりの協力が必要不可欠ですので、自然と実験器具や
試薬に触れることによって実験に慣れていきます。
そして、分析の知識や技術を身につけるだけではなく、実験を通して
社会で必要な協調性やコミュニケーション能力も自然と身につくことが
できるのは本校の特色でもあります。

これからも、仲間と共に楽しく実験を行い、少しずつ分析技術を身につけていきましょう!
我々教員がしっかりとサポートしていきますので安心してくださいね!

byあららん