せんせのブログ

身近な食べ物を分析しよう!~食品製造分析実験~

2023.04.28

健康化学分析学科は、食べ物が好きで食品に興味を持っている方が在籍しており、
この学科では食品中に含まれる成分を分析する実験をします。
では、どのような実験をしているのか、今日は健康化学分析学科の実験をご紹介します!

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この日の実験は、牛乳からカッテージチーズを作る実験をしました。
牛乳を温めて、お酢やレモン果汁など酸っぱい成分を加えることによって、
牛乳に含まれるたんぱく質に変化が起こります。これを「変性」といいます。
変成を起こした牛乳は豆腐状となり、キッチンペーパーで分離すると「ホエー」
と呼ばれる栄養価の高い水分状のものと豆腐状のようなものに分けられます。
これがカッテージチーズです。
しかし、このように作るだけでは調理専門学校ですが、本校は分析化学の専門学校なので、
牛乳に加えたお酢とレモン果汁ではカッテージチーズのでき方に違いはあるのかな?
温度によって変化はあるのかな?と自分たちで考える力やカッテージチーズとホエーの割合は
どれくらいなのかを計算で求める方法を修得します。

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コチラはお酢に含まれる「酢酸」という酸っぱい成分がどのくらい含まれているのかを
中和滴定と呼ばれる手法で調べました。
各自が持参したお酢の表示に「酸度」が実験結果と同じであると「すごい、同じだ!」と
理解力が深まった様子でした。

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実験を行うために実験器具類を使って試薬調製を行いますが、用途により使い方が異なります。
2年生になると自分たちで使用する実験器具類を判断して使用します。
実験器具類の選択を間違ってしまうと正しい結果が得られませんので、
実験器具類の使い方や試薬調製も分析技術のひとつです。
現在、就職活動に励んでいる2年生のみなさんですが、就職先で恥をかかないように
我々教員が一つ一つ丁寧に指導していきます。

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このように、健康化学分析学科では、身近な食べ物を使って分析技術を修得します。
実験経験のない文系出身の方も多く在籍していますが、
一つ一つ丁寧に指導していきますので安心して学ぶことができます。
これからも分析技術に磨きをかけて楽しく学んでいきましょう!

byあららん