せんせのブログ

みんな大好き!お菓子に含まれるカルシウムを測定しよう

2022.07.01

2年生になると学科ごとに専門分野にあわせた実験を行います。
食品の分析実験を行う健康化学分析学科では、実験で使用するために学生のみなさんに身近にある食品を持参してもらいます。

本日の実験は、骨を強くしたり、体調を整えるために必要不可欠な栄養素のひとつであるカルシウムの量を調べるため、みんな大好きなお菓子を持参してもらいました。
お菓子の中のカルシウムを測定するためには「前処理」という操作が必要となります。
この前処理は、測定に至るまで実験手順に沿って丁寧に行うことが非常に重要になります。
例えば、使用する実験器具類の洗浄、きっちりと試薬をはかり取ることや、試料に熱を加えたり、溶かしたりすることなど基本的なことでありますが、この操作をしっかりと行われないと思った結果が出てきませんので、基本的なことを学び身につけることが分析実験では大事なことです。

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まずはお菓子を粉々に砕いてカルシウム以外の成分を燃やします。

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更に600℃の高熱で燃やすため電気炉という機器に入れます。
燃やした後は、試薬を加えてカルシウムを溶かし、液体になった状態で原子吸光光度計という分析機器で測定します。
原子吸光光度計とは金属元素がどのくらい含まれているのか調べる機器です。

本日の実験は測定に至るまで前処理に時間がかかりましたが、みなさん協力し合いながら実験を進めていました。実験を終えた学生のみなさんに感想を聞きました。

前期の実験もあと残りわずかとなりました。
これまで実験で学んできたことは、後期の授業から始まる卒業研究へとつながっていきます。
学生のみなさん、これからも我々教員がサポートしていきますので、分からないことがあればどんどん質問して分析技術を身につけていきましょう!

by あららん