せんせのブログ

コロナを乗り越え新たな道へ!~第39回 卒業式~

2022.03.08

本日、第39回目の卒業式を挙行しました。
卒業生の歩んできた本校での2年間は、コロナ禍の中での学校生活となりましたが、
見事にそれを乗り越え、本日を迎えました。
化学と分析の知識・技術を修得して4月からそれぞれの道へと進みます。


下の写真は、卒業式後の様子です。
1646759219834.jpg

今日の卒業式は、大阪市中央公会堂で実施しました。
重要文化財にも指定されている建物で厳かな雰囲気があります。
本校からも徒歩で行ける距離にあり、入学式、卒業式で利用しています。
1646759244687.jpg

新型コロナウイルスの感染予防のため、会場からは収容人数を制限することを含め、
示されたいくつかの条件に従いながら、さらに本校でも以下のような対策をとり実施しました。

・適宜換気
・時間の短縮
・会場入り口での消毒・検温
・座席の間隔を広げる
・来賓および在校生の出席はなし
・保護者は1名様までと限定
・卒業生、教職員含む出席者は、マスクを着用
・来場できない保護者のためにライブ配信

下の写真は、ライブ配信の様子です。配信機器なども限られた中ですが、
式の様子を伝えるべく、できる限りの映像でお届けしました。
1646759188221.jpg

式が始まると、まずは卒業証書授与が行いました。
卒業生は担任から一人ずつ名前を読み上げられ、壇上にて校長から卒業証書を受け取りました。

卒業式-025.JPG
担任としては、一人ずつ名前を読みながらそれぞれの2年間を思い出し、感慨深いものがありました。

続いて、理事長、校長からの式辞です。
卒業に際してお祝いの言葉とこれからの励ましの言葉、
そして、この2年間、コロナ禍の中で学校生活を送ってきたことへのねぎらいの言葉を卒業生に送られました。
下の写真は校長先生の式辞の様子です。
1646759203090.jpg

特に今回の卒業生は、コロナ禍の中での学校生活となり、マスク生活が続きました。
そのため、素顔での交流というのが制限され続けてきた2年間でした。
だからこそ、卒業してからはさらに学校とつながり、コロナ禍が過ぎれば、素顔で交流したいと最後に話されていました。

その後は、各賞の授与を行いました。
これまで学業、各種学校行事、顕著な活動をしてきた卒業生に対して、各方面から賞が贈られました。
卒業式-249.JPG
また、皆勤で学校生活を送った卒業生には、皆勤賞を授与しました。
それぞれの賞は、単純に「よく頑張りました」という言葉では表せませんが、学生一人一人が努力した賜物です。

そして、在校生代表から送辞の言葉が送られ、卒業生の答辞と続きました。
在校生として1名出席をしていた1年生のS君の送辞の様子です。
1646759212083.jpg

下の写真は、卒業生のTさんの答辞の様子です。
1646759088815.jpg

2年間の学校生活での思い出やみんなでコロナ禍を乗り越えた話など、
充実した学生生活であったことと、ここまでこれたことの感謝の気持ちを答辞の言葉に込めていました。

そして、式終了後は、学科ごとに記念撮影をしました。
写真を撮影するときだけ、私語厳禁でマスクを取りました。
下の写真は、生命バイオ分析学科の撮影の様子です。
2年前の入学した時を思い出すと、それぞれ成長したなあと実感します。
1646760540308.jpg

こうして、卒業式は無事に終えることができました。
その後、卒業生は学校へ戻り、卒業記念品などを受け取りました。
その後、学校からのもう一つのプレゼントがありました!
実は、本校の広い教室の一角に、グランドピアノがあります。
これを使い、卒業記念ピアノ演奏会として、プロのピアニストで、本校校歌を作曲いただいた方に生演奏を行っていただきました。
下の写真は、ピアニストの村尾様です。
DSC_1162.JPG

曲は、卒業にちなんだ曲を演奏いただきました。
DSC_1164.JPG

学生たちはいつも授業を受けていた教室で、ピアノの音を聞きながらこの2年間を振り返っているように見えました。
ピアノ演奏の様子を少しだけ動画でご覧ください。


そして、卒業生はお世話になった先生や担任の先生に挨拶をしたり、
今まで一緒に学校生活を送ってきた友人との別れを惜しみながら、最後の時間を過ごしていました。
下の写真は担任の先生との記念写真です。
写真の時だけマスクを外して撮影しています。
1646760678766.jpg

また、こちらでは校長先生に挨拶に来ていた卒業生の様子です。
その様子を一部動画でご覧ください。


コロナ、コロナと言われ続けた中で、立派に学校生活を送った卒業生のみなさん、
本当によく頑張りました。健康には気を付けて過ごしてください。
そして、たまには遊びに来てね!

卒業おめでとう!

by ぽてと