せんせのブログ

実験の専門性が高まれば楽しさもUP!

2021.04.29

今日は世間は祝日ですが、学生の利便を考え、明日の平日を休校にして、
今日祝日を開校することで、連休を長くすることを実施しています。

ということで、今日は2年生の実験の様子をお伝えします!
ある装置の前で微生物を扱う実験をしている生命バイオ分析学科のOさんです。
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高校時代、実験をしていたというものの、実際には年2回程度だったということで、
本校での実験はいつも楽しそうに取り組んでいます。
実験は好きでも、本校入学前の実験経験という点ではOさんのような学生がほとんどです。
特に今日の「微生物実験」では、今まで行ってきた化学実験と少し異なり、
その名の通り微生物を対象とした実験で、微生物の増えていく様子が観察できるとあって、
他の学生たちも興味深く取り組んでいました。

最初の写真や下の写真で行っているのは、空気中の微生物の混入を防ぐための装置の中で、
微生物を取ったり、他へ移したりしているところです。
一般に「無菌操作」といわれる実験手技の1つで、将来、医薬品や食品、化粧品など、
いろいろな分野で微生物を扱う技術者として活躍する上でも修得しておくべき大事な実験手技となります。
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さらに2年生となれば、各学科で学ぶ内容の専門性は高くなります。
言い換えれば、実験は学生にとって興味関心の強い内容になるため、
より熱心に取り組む2年生の姿を見ることができるのです。

こちらでは、Kさんが微生物を増やす培養装置の中に微生物の入ったフラスコをセットしています。
今日の実験は、実際に大腸菌という微生物が、どのような速さで増えていくのかを調べました。
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増えていく様子は、目で見ても分かりますが、
下の写真のように分析機器を使って測定することで、数値として表すことができます。
2人で連携しながら取り組んでいます。
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得られた数値は実験ノートに記録し、最後は電卓を片手に数値とにらめっこです (^_^)
電卓で計算をしていくと、ある数値が出てきます。
どのような数値が出るのか、ドキドキする瞬間です。
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今日の実験は、初めて取り組む内容ですが、
実は1つ1つの操作は1年生の時に取り組んだことであり、
それらを組み合わせて行うことで結果を得ることができています。

1年前は、実験器具の名前や扱い方も分からず、
分析機器となれば誰もが初めて見て触る装置で、恐る恐る触れていた学生でしたが、
今となれば、分析機器を準備して、実験の概要を説明すると、あとは実験ノートを片手に、
それぞれが機器を扱い、時には互いに指摘もしながら実験を進めています。
なんと頼もしくなったのかと、写真を撮影しながらレンズ越しに取り組む学生を見ていました。

去年の今頃は、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、登校すら十分にできませんでしたが、
今は感染対策をとりながらでも実験ができることに、学生たちは喜びを感じている様子でした。
学生たちにはこのような状況の中でも、しっかりと技術を身に付けてもらいたいと思います。
私たち教職員も、そのために対策を講じて環境を整えていきます。

では、学生のみなさん、体調にはくれぐれも気を付けて休みを過ごしてください。
そして、5月6日にはまた元気な姿を見せてくださいね。
この「せんせのブログ」も、次回の更新が5月7日となりますので、
よろしくお願いいたします。

By ぽてと