せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】初志貫徹! 医薬品メーカーに内定しました!!

2018.07.22

医薬品メーカーに就職して多くの人の役に立ちたいと入学してきた分析化学応用学科
2年のKさんが見事内定しました。

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念願の医薬品メーカーに内定して、喜びいっぱいのKさんです(写真左)。
希望を叶えてくれて、担任である私みなと(写真右)もうれしいです。

Kさんは人の役に立つ仕事に就きたいと思い、理学療法士を目指して大学で学んで
いました。その中で医薬品についても学ぶうちに、医薬品分野で仕事をすることは
より多くの患者さんの役に立てるのではないか、と考えるようになりました。

そこで、医薬品分野への就職を叶えるために、本校の分析化学応用学科に入学してきた
のですが、Kさんが本校の分析化学応用学科を選んだポイントは3つあります。
 ・平日に働けるので、自分で学費を工面しながら学べること
 ・就職関連行事など様々な就職活動のサポートがあること
 ・本校卒業生のお姉さん(化粧品分野で活躍中!)に背中を押されたこと


まずは、平日に働きながら、希望する分野への就職を叶えられる分析化学応用学科とは、
どんな学科なのか、ご紹介します。

本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の「分析化学応用学科」
があり、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先や
自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの様々な入学目的を持った
学生が在学しています。

さらに、それぞれの学生が学びたい分野も様々であるため、分析化学応用学科では、
環境・金属材料・医薬品・化粧品・食品・バイオ・有機材料などの幅広い分野の知識と
技術を総合的に学べるカリキュラムとなっています。

このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、分析化学応用学科は、1学年
あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
また、土曜日・日曜日の通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者の国家資格
も卒業と同時に全員が取得することができます。


このように土曜日・日曜日のみの通学で良いので、平日に働くことができます。
Kさんも学費を工面するために、平日はドラッグストアでアルバイトをしながら、
学んでいます。

学業とアルバイトを両立しながら学んでいることについて、Kさんは
『クラスのみんなも働いているため、状況が似ているので、お互いに助け合う雰囲気が
あります。そのおかげで、分からないところを教え合ったりできたことが良かったです。』
『週末に仕事が入ってしまって休まないといけない時もありましたが、仕事による公欠
(休んでも欠席としてカウントしない制度)が年間一定数認められるので、助かりました。
このようなサポートがあることで、学業と仕事の両立も問題なくできました。』
と話してくれました。


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こちらは実験中の1シーンです。真剣な眼差しで実験に取り組んでいます。

Kさんからは
『平日働きながら、週末に勉強するので、時間は限られてしまいますが、そのことが
逆に短い時間で集中的に学ぶことにつながりました。その結果、分からないことは
すぐに質問する、自分で考えて行動する、といった成長につながったように思います。』
といったコメントがありました。


また、本校入学を決める1つの要因となった就職活動のサポートについて聞いてみると
『企業紹介講座などで就職について、多くの情報を得る機会があったことは良かったです
し、模擬面接実習では自己分析など足りていない点が明確になり、助かりました。また、
分析化学応用学科は少人数制なので、採用試験に向けては、担任のみなと先生が志望動機
の添削や面接対策などについて、個別に丁寧に指導してくださったので、安心して受ける
ことができました。分析化学応用学科に入学して、本当に良かったです。』
と答えてくれました。
(昨年度の企業紹介講座の様子はこちらから
(同じく、模擬面接実習の様子はこちらから


そして、入学を決意する上で大きかったのが、本校卒業生のお姉さんの存在です。
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昨年度の卒業研究発表会を見に来たお姉さんと一緒に撮った一枚です。
1年生のKさん(写真左)とお姉さん(写真右)です。

創立37年となる本校では近年、本校卒業生のお子さんが入学してきたり、Kさんのように
本校卒業生の弟や妹が入学してきたりするケースが増えています。

そこで、お姉さんの存在について聞いてみると
『姉が本校で学んでいる姿を間近で見ていましたし、話しも聞いていました。さらに、
他の専門学校と迷っている時に相談にも乗ってもらいました。そのことが後押しとなり、
入学を決めました。夢を叶える第一歩のために背中を押してくれた姉に感謝しています。』
『分野は違いますが、同じ分析化学者として活躍している姉を頼もしく感じています。
残り半年少しの授業・実験も積極的に取り組んで、姉のような頼もしい分析化学者を
目指したいです。』


元々持っていた「人の役に立ちたい」という思いを貫いて、見事に医薬品メーカーへの
就職を決めたKさん、本当におめでとう!!
これからは卒業研究も始まるので、より一層技術に磨きをかけて、お姉さんのように
分析化学の第一線で活躍できる人材へと成長していってくださいね。

by みなと