本校の平日コースには４つの学科があります。
そのうちの１つである生命化学分析学科（現 農水産バイオ分析学科）は、微生物や発酵、DNAやタンパク質をキーワードに分析化学を実践します。

１年生は全学科で共通のカリキュラムで化学実験の基本の技術を学びます。
２年生になってから取り組んでいる各学科専門の実験は、いわば応用の技術です。
今、まさに専門の実験に取り組んでいる学生からは「大変だけれども、やりがいがあって楽しい」と率直な感想をいただいています！
レポート作成は大変だけれども、興味深く化学を楽しんでいます！

バイオ化学実験では、DNA抽出やDNA増幅（PCRといいます）、DNAの分析技術を学びます。
　　
（写真）DNA抽出とPCR・電気泳動の実験中♪

微生物実験では、身近な微生物を培養し、顕微鏡観察や微生物の性質を検査する方法を学びます。
　
（写真）培地作製中♪

実験の日は週に２日あります。各学科の内容に沿った実験を時間をかけてしっかりと行います。

専門の実験なので、パソコンでの計算や書類作成・統計処理などの高度な内容も意図的に取り入れています。
そもそも生物化学なんてさっぱりわからないという人も多いです。でも安心してください。

週に３日ある授業の日に必要な知識を伝えます。
本校は、授業で得られる知識・実験で得られる技術の両輪で、分析化学技術者を育成します！

ある大学の先生には「貴校は実験が充実していてすごい！」と言ってもらいました。
どの学校でも、実験授業はどんどん減少している状況にあるのだそうです。（実験を指導できる人材の不足が原因だそうです。）
実験がなくなってしまっては化学の楽しさが半減してしまいますね。

本校には、経験豊富な講師が多く在籍しています。実験の指導はお任せください！
圧倒的な実験量は、きっと技術者としての皆さんの自信につながります。

「わたしは分析化学ができます！」
そう自信をもって言える技術者を目指して一緒に頑張りましょう！

ｂｙ　たかポン