せんせのブログ

国家資格「化学分析技能士」取得を目指して!

2023.06.06

本日は、「化学分析技能士」の取得に向けて、実技試験の練習をしている2年生の様子をお伝えします。
「化学分析技能士」とは、化学分析の技術力を証明してくれる唯一の国家資格になります。
本校で培ってきた「化学分析」の技術力を認められる国家資格です。
本校では、「化学分析技能士」の3級について、2年生全員が受験し、全員が合格することを目指しています。

それでは、実験室をのぞいてみましょう!
すると、真剣に打ち合わせを行っている2人組が目に止まりました。
どんな試薬をどんなときに入れると、どんな変化が起きるかを話し合っているようです。
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この実験では、適切な試薬を選び、条件を整えてあげることで、目的とする金属を分離します。
その後、その金属があるか否かを、別の試薬で確認するという操作になります。
色の変化や固体の発生などから金属の存在を確かめることが可能です。
一つ一つ慎重な操作を行う必要があるため、なかなかの集中力が必要です。
落ち着いて、一つずつ着実に実験操作を行っていきましょう!
下の写真は、全体の様子になります。本番さながらのように、真摯に取り組んでいますね!
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別のグループを訪ねると、何やら考え込んでいる学生に出会いました。
話しかけてみると、1年生のときに学んだ操作方法について、思い出しているところとのことでした。
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こちらの実験では、目的のものがどれだけ含まれているかを求める操作になります。
この操作は、滴定と呼ばれ、受け器に入った目的のものに、円筒状の器具に入った試薬を
一滴ずつ垂らしていくことで、目的のものの量を決定します。
操作の終了は、受け器に入った液体の色の変化により判断します。
一滴一滴で色が鋭敏に変化するので、一意専心に取り組む必要があります。
こちらも全体の様子を撮影しました。みんな手慣れた手つきで操作を行っていました。
とても頼もしいですね!
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最後に、実験を終えて、学生たちにインタビューしました!
2年生医療医薬分析学科のYさん、Mさんは、本日の感想と今後の抱負について話してくれました。

こちらは、2年生医療医薬分析学科のKくん、Yくん、2年生環境化学分析学科のHくん、Kくんです。
1年生のころにはよくわからなかった操作も、今ではその意義を理解することができているというコメントが
とても印象的ですね!自分の成長を肌で感じたことでしょう!

そして、2年生医療医薬分析学科のYくん、Nくんも現在の心境について語ってくれました!

それぞれ、不安や心配事はあるかと思います。
ただ、これまで授業や実験で修得していきた知識と技術を思う存分発揮してほしいものです!
試験まであともう少しですが、ラストスパートです!
最後まで頑張っていきましょう!応援しています!

by ナマステ