せんせのブログ
祝!内定!学んだ技術を活かして環境を守る人に
2021.07.05
本日もうれしいお知らせです。
環境分析学科のUくんのもとに、内定の連絡が届きました。
Uくんが内定をいただいた企業は、環境分野の計量証明事業や作業環境測定などの
環境分析を行っている会社です。
計量証明事業とは、公の真実の値として社会から認められる大切な分析結果を提供する
仕事を継続的に行うことです。
現在、環境分析学科で環境分析を本格的に学んでいるUくんは、
来春から学んだ技術を活かして、社会で活躍していくことになります。
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(写真を撮る瞬間だけマスクを外しています)
Uくんは化学や生物が好きで、大学受験に挑戦するも、思うような結果が得られませんでした。
そこから、専門学校への進学を考え始め、本校への入学を決めた学生です。
学科選びでは、元々川や海といった自然が好きだったことから、環境分析学科を選んだそうです。
本校の学生の卒業後の進路には就職以外に大学編入学という道もあります。
大学への憧れが強かったUくんは入学当初、大学編入学を考えていました。
しかし、本校での日々の学び、卒業生の話を聞いたり企業への見学をしたりするなど
1年生での様々な体験を通して、技術職への就職を叶えるなら専門学校から就職した方が
良いのではないかと思い始め、就職か大学編入学か迷っていました。
それでも、2年生の4月頃はまだ大学編入学を考えていましたが、
周りの友達が環境分野の技術職への就職を決める姿を見て、
好きな分野(環境)で、好きなこと(化学や実験)を仕事にするなら、
今、就職する方が希望を叶えられると決断し、就職に切り換えました。
このように就職活動を本格化させるのが遅かったUくんですが、
本校では就職希望の学生も、大学編入学の学生も
1年生で開講される「ビジネス実務」という授業の中で、
少しずつ自己分析を行い、履歴書を仕上げて、面接練習をしてきているので、
大学編入学から就職に進路を切り換えても、すぐに動き出すことができました。
そして、進路変更を決めたタイミングで、今回内定をいただいた企業から求人が届き、
希望を叶えられると感じて応募し、内定に至りました。
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普段から実験に真剣に取り組むUくんは、しっかりと技術が身についてきているのですが、
内定の感想を聞くと、
「希望した企業から内定をいただけたので、とてもうれしいです。
それと同時に、今のままでは会社で仕事をするには技術力がまだまだ足りないのではと
不安もあります。
これからも実験にしっかりと取り組み、技術力を向上させていきたいと思います。
そして、来春、自信を持って入社できるようになっていたいと思います。」
と頼もしい抱負を聞かせてくれました。
後期からは卒業研究も行われ、実践的な実験の経験を積んでいきます。
Uくん、これからも実験に真剣に取り組んで、技術力のさらなる向上を目指してくださいね。
そして、来春からは分析化学のプロフェッショナルとして、
環境分野で活躍してくれることを期待しています!
by みなと


