せんせのブログ

実験も軽やかに♪

2020.06.15

6月に入ってから、遠隔授業と分散登校を並行して実施していますが、
月の半ばを迎え、本日から登校する割合を増やしています。
特に実験で登校する人数を増やし、
より一層、本格的な授業再開に向けた学校生活が始まっています。

先週、本校から企業内定者が出るという吉報
<待ちに待った嬉しい報告!>
がありましたが、企業から内定をいただければ学校生活が終了するわけではありません。
企業からの内定は、授業に出て、実験を行って、そして本校を卒業することが大前提だからです。
とは言え、やはり内定がいただけたことは我々教員にとっても嬉しい知らせでしたが、
苦労した学生本人にとっては格別だったようです。
学校に来て実験を行っているときにも、どこかその喜びが伝わってきます。

2年環境 新保くん.JPG
上の写真のS君は内定者のひとりです。
今日は環境分析化学実験の一環で、学校の前を流れる大川の水質調査に臨みました。
表情は明るく、力仕事も軽やかにこなしました。

2年環境 津之下くん.JPG
T君も先週内定をいただきました。
今日はS君と同じく環境分析化学実験の一環で、水質の分析を行っています。
写真は水中の濁りの原因となるプランクトンの量を分析機器で調べています。
分析機器を前にしたその表情は、その道のプロの様相を呈しています。

2年生が専門的な実験を行う一方で、1年生も今週からは「定性分析実験」が始まり、
先週までの「基礎化学実験」よりも、より専門的な分析技術・知識を学んでいます。
<1年生が分析技術を修得中!>

1年生命 福間さん.JPG
写真は1年生のFさん、実験成功に思わずニッコリ。
本格的に実験器具を取り扱うようになったこと、あるいは学校で仲間と会えることなど、
人によって喜びのポイントに違いはあるようですが、
真剣に実験を行っている合間でも笑みがこぼれていました。

今年度はコロナウイルスの影響で、春先からずっと暗いムードが続いていましたが、
学生の笑顔は我々教員にとって何よりも活力を与えてくれます。
また、学生が笑顔の方が、授業や実験の教え甲斐があります!

現在の学生の雰囲気を保ったままコロナウイルスが収束し、
通常授業に一日も早く戻れることを切に願います。

byカトキチ