せんせのブログ

課外活動 ~引き継がれる熱い思い~

2013.11.21

本校には、日々の授業や実験以外に、様々な課外活動に全力で取り組む学生が
沢山います。
今日は、その中の環境委員会(学生が環境活動に自主的に取り組む委員会)と
テニス部の活動について紹介します。

環境委員会活動 ~道頓堀川水質調査~

本校の委員会活動の一つに、環境委員会があります。
学生が中心になり環境改善を目的に、日々活動に取り組んでいます。
その活動の一つに道頓堀川の水質調査があり、過去10年に亘り毎年4回
実施してきました。
過去の調査結果を本校ホームページで紹介していますので、
是非ご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html

今日は、11月16日(土)にサンプリングを行い、
5日間かけて、前処理した河川水を分析しました。
サンプリングの様子は、以下のURLをご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2013/11/post-4392.html

写真は、2年生 生命バイオ分析学科のN君(写真左)が、
1年 生命バイオ分析学科のO君(写真右)に
実験操作方法の説明をしているところです。
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N君は、O君がこれまで積極的に水質調査に取り組んできた姿を見て、
次年度の活躍にとても期待しています。

「自分が初めて水質調査に参加した時に、2年生に丁寧に解りやすく
説明してもらえたので、来年は新入生が困らないように、
教える立場になりたいです。そして、皆で環境を改善していきたいです。」と
来年に向けた意気込みをO君が語ってくれました。
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実験終了後には、環境委員会の別の1年生が、2年生と打ち合わせをしていました。
1年 生命バイオ分析学科のNさん(写真中央)は、分析した結果のまとめ方を
2年 生命バイオ分析学科のN君(写真右)から教えてもらっていました。
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N君は、Nさんのこれまでの活躍ぶりを、
O君同様高く評価しており、次年度の環境委員会を
引っ張る立場となる学生として期待していました。
Nさんは、「これまで10年間引き継がれてきた道頓堀川水質調査や、
環境委員会の歴史を途絶えさすことなく、もっと盛り上げていくために、
中心人物となり、頑張っていきたいです。」と
環境委員会に対する熱い思いを語ってくれました。
このようにして、先輩から後輩へと環境を通じて、熱い思いが引き継がれ、
振り返ると10年という歴史を築くことができました。

1年生のO君と、Nさんには、次年度の活躍も期待しています。

テニス部大会出場

本校は、テニス、サッカー、野球、バスケットボールの合計4つの
スポーツ系クラブがあります。
関西専門学校テニス連盟が主催する「関西専門学校 秋季テニス大会」に、
1年 生命バイオ分析学科のT君と、2年 生命バイオ分析学科のT君が
出場しました。
今回は、2人1チームで戦うダブルスにチャレンジしました。

2年生のT君(下の写真:サーブを打つ学生)にとって、
学生時代に出場する最後の大会となります。
「とにかく一球ずつ大切に、飛んできたボールに食らいついていきます。」と
試合前に、意気込みを語ってくれました。
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試合前の意気込み通り、日頃なら見逃してしまうような攻撃にも、
絶対に諦めず最後までボールを追いかけ、相手コートに返していました。

また、1年生のT君も、「先輩の足手まといにならないように体を動かし、
全力で試合に取り組みます。」と一言語ってくれました。
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その結果、数々のスポーツ系専門学校が出場する中で、
入賞は出来なかったものの、4位という成績を残すことができました。

試合中に、相手を分析して情報交換をする姿や、
失敗した相手を上手くフォローするプレイが印象的でした。
また、終始2年生のT君が1年生のT君に声を掛け、
チームを引っ張っていました。

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2年生から1年生へと、熱い思いが自然と引き継がれた一日でした。

by せんぱい