せんせのブログ

日々の結果の積み重ね -道頓堀川水質調査-

2013.11.17

実験棟では、昨日に引き続き、
「道頓堀川水質調査」の実験が行われました。

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今日の実験は、昨日道頓堀川でサンプリングした川の水に
どれだけの一般細菌や大腸菌群が存在するかを
コロニー数のカウントにより測定しました。

コロニーとは、細菌、大腸菌などの微生物が増殖して
目に見えるようになっている状態のものです。
もし、河川水に一般細菌や大腸菌が含まれていると、コロニーが発生します。
細菌、大腸菌が河川水に存在すると、
その河川は泳ぐことのできない水質であると判断できます。

学生が手にしている丸い容器は
シャーレと呼ばれ、サンプルが入っています。
写真の学生達は何か見上げた感じですが、
みんな真剣にコロニーが発生しているかを確認しています。

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(コロニーをカウントする学生たち)

今日も2年生が一生懸命1年生に操作方法等を教える姿が、随所に見られました。
そしてその成果もあり、1年生達も2年生に交じって
テキパキとカウントを進めていきます。
その姿を見ると、とても頼もしくも感じます。

昨日、今日そして次週にも調査は引き続き進められます。
先輩・後輩が一体となって取り組んできた
道頓堀川水質調査の結果は、日々少しずつ積み重ねられていきます。
最終的な調査結果の出る日がとても楽しみですね。

byあおひげ