せんせのブログ

またまた来ました!文部科学大臣賞受賞☆彡in English!

2013.02.07

皆さんは、文部科学大臣後援の公的資格「工業英検」をご存知ですか?
この資格は、通常の英検とは違い、科学分野の英語を中心に出題されるものであり、
化学者を目指す本校学生には取得を推奨しています。

とはいえ、「英語は苦手なんです・・・」という学生が大変多いのも最近の傾向。
本校では1年生のとき、週に一回「工業英語」という授業があり、
この中で受験対策も行っています。
(ちなみに、本校は本資格の試験会場にも認定されているんですよ。)

「工業英検」のレベルは1級~4級までありますが、
その工業英検3級の全国の合格者の中で、
本校の資源分析化学科1年生のN君が、成績優秀者として「平成24年工業英検文部科学大臣賞」を受賞することが決まりました!
おめでとう!!

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この賞は、受験した回の各級で1名のみに与えられる賞で、
3級については年4回試験があるので、1年間に全国で4名しか表彰されない大変素晴らしい賞です。

彼は帰国子女ということもあり、英語はもともと得意だったのですが、
工業英語担当のすくろーす先生の授業について
「説明がとても細かく丁寧で、非常にわかりやすかったです。」とのこと。
教え子が受賞決定したということもありすくろーす先生もとても嬉しそうです。

彼は将来、国際的に活躍できる分析化学者になりたい、と話しており、
彼の未来が今からとても楽しみです。

ちなみにこの賞は、3年前にも本校学生が受賞しており、
その時の喜びの声はこちらをご覧ください。

現在N君の手元にあるのは「受賞のお知らせ」のみであり、
3月には表彰式と受賞記念パーティーがあります。
賞状を手にしたN君の喜びの表情を、またここでご報告したいと思います。

嬉しくて、そしてちょっとほろ苦い卒業式に向けて・・・


格式ある建物の前でピースサインをしておられるのは、本校校長のかりめろ先生。
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実は、3月上旬に挙行される卒業式の打合せのため、会場に来られたのです。
この建物は大阪市中央公会堂であり、中は大変荘厳で美しい会場です。
昨年の4月にはこの会場で現在の1年生を迎え入れましたが、
それから10か月後、今度は育て上げた2年生、4年生を送り出すために
ここに皆が集うことになります。

ずっと彼らの成長と旅立ちを楽しみにしていた分、
卒業式は待ちわびた瞬間でした。
しかし、卒業式は別れの日でもあります。
嬉しさと、ちょっとほろ苦さが入り混じるのは、この季節ならではのことです。

byアビー