せんせのブログ

後期期末試験一日目、その後に。。。

2013.01.11

昨日の卒研発表会要旨提出から一夜明け、今日は後期期末試験の第一日目でした。

一部の大学編入学をする学生は、これからも定期試験を経験するとは思いますが、
やはり多くの学生が就職していきますので、2年生と4年生にとっては
今回が人生最後の定期試験になりますので全力で挑んで欲しいと思います。
また、1,3年生は、その成績を持ってこれから就職活動に挑んでいくわけですので、
自分の将来のためにも後悔のないように取り組んで欲しいと思います。

さてさて、試験が終わった教室を見てまわると、多くの学生は、試験から一旦解放された喜びと、
明日からの三連休を前にそそくさと学校を後にしていましたが、何人かの学生は、教室にいました。

遠目で、生命バイオ分析学科1年生のAさんが誰かと話しているところが視界に入ったので、
誰と、何してるのかなぁ~と思って近づいていくと、話をしているお相手は、
彼女の担任のマシオカ先生でした。

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1年生は2月頃から就職活動が本格化するため、担任の先生と卒業後の進路について
いろいろと話をしていたようです。

「得意な科目は英語と物理です!」と明るく答える彼女でしたが、
本校でこの2科目両方が得意な学生は少なく、稀有な存在ですので、それも個性の一つとして
就職活動に是非活かして欲しいと思いました。


教室を出ようとすると、生命バイオ分析学科1年生のH君とS君が何やら真剣な顔つきで
向きあっているところに遭遇。
多くの学生は下校してしまっている中、何と彼らは来週の火曜日に行われる『定量分析法』の
試験勉強をしていたのです。

「定量分析法で分からないところがあったので、休みに入る前に、
H君(写真右)に教えてもらおうと思って質問しているんです。」とS君(写真左)。
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H君は非常に面倒見が良く、クラスメイトからの信頼も厚い学生で、
こうして頼られるのも頷けます。

しかし、何の努力もなしにこうして人に勉強を教えることが出来ているわけではないことを
私は良く知っています。
それは、毎週放課後に行われている『特別基礎質問講座』という、いわゆる、
「分からないことがあったら何でも質問してくださいな!」というマン・ツー・マン指導の講座に、
H君はほぼ毎回出席しているのです。少しでも疑問に思ったことがあれば、
いつも真剣に先生に質問し、納得して知識や技術を自分の身に付けようと努力しているからこそ、
今の彼があるのだと思っています。
そして、そうした真摯な姿勢で勉強に取り組んでいる彼だからこそ、
周りの皆からの信頼も厚いんだと思います。
残り3日間で行われる試験も、日頃の成果が出るといいですね。
Do your best!

byすくろーす