準備するもの
・グルコース
・グラニュー糖
・味の素
・アミノ酸など
・割りばし
・アルミ箔の薄皿
・薬さじ
・スポイト
・ホットプレート
実験の手順
1、アルミ箔の上に上白糖を入れて、ホットプレートに乗せる。
2、味の素を振りかけて、割りばしでかき混ぜながら水を数滴加え、手早く混ぜる。
3、100℃まで加熱し、水を蒸発させる。
→香りを嗅ぐ。
4、150℃に温度を上げ、薄茶色に色づくまで熱する。
→香りを嗅ぐ。
5、実験3、実験4で上白糖の色と香りの変化を調べる。
6、味の素の代わりに各種アミノ酸を加えた場合、それぞれどのようになるのかを調べる。
7、上白糖の代わりにグラニュー糖を使用した場合どのようになるかを調べる。
アドバイス
・上白糖の代わりにグルコースを使用することもできます。
・化学調味料の種類や、加えるタイミングを変えると、さまざまなかおりをつくることができます。
解説
1、メイラード反応
還元糖とアミノ酸(タンパク質の構成物質)を加熱したときに生み出される褐色色素のことを、「メイラノジン」といいます。
身近なところでは、トーストの焼き目、あめ色に炒めた玉ねぎ、デミグラスソースの色、醤油や珈琲の色、ステーキ・ビールなどの琥珀色などもメイラード反応が関わっています。
メイラード反応は加熱すると短時間で進行します。
またpHも大きく関与することが知られており、中性から塩基性の条件下で褐色色素の生成が促進されます。
2、砂糖のメイラード反応
本来は還元糖で起こる反応であるため、非還元糖のショ糖(砂糖)では起こりません。
この反応は砂糖(ショ糖)がぶどう糖と果糖に分解した状態(転化糖といいます。)のときにおこるものです。
そのため、成分的に転化糖の多い上白糖(1.5%ほどの還元糖を含む)の方が、グラニュー糖より着色しやすいです。
3、カラメル化とは
砂糖を高温で熱すると、褐色物質の「カラメル」ができます。
これは砂糖のみで起こる反応です。
165℃の高温で砂糖を加熱すると、特有の香気成分が生じ、カラメルソースの香ばしい香りがします。
また、砂糖の加熱が進むにつれて、カラメル特有の苦みを持つ物質ができます。
クッキーやパンを焼く際には、材料である砂糖が一部カラメル化することで、おいしそうな焼き色や、香りになります。
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