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【使用器具・薬品】
・ピーナッツ 数個
・空き缶 1個
・温度計
・段ボール(5cm×5cm)
・ライター
・針金 φ0.5程度のもの(ピーナッツ固定用 10cm程度、缶のつり下げ用 20cm程度)
・アルミホイル
・金属製の火箸、またはスチールパイプ
・コンクリートブロック 2個
・キッチンスケール(はかり)0.1gの位まで計れるデジタル表示のものがよい。
【材料の入手】
・ピーナッツ…スーパーで購入可能(殻付き落花生として購入 100~200円程度)
・針金…ホームセンターなどで購入。
            ・ピーナッツ 数個
・空き缶 1個
・温度計
・段ボール(5cm×5cm)
・ライター
・針金 φ0.5程度のもの(ピーナッツ固定用 10cm程度、缶のつり下げ用 20cm程度)
・アルミホイル
・金属製の火箸、またはスチールパイプ
・コンクリートブロック 2個
・キッチンスケール(はかり)0.1gの位まで計れるデジタル表示のものがよい。
【材料の入手】
・ピーナッツ…スーパーで購入可能(殻付き落花生として購入 100~200円程度)
・針金…ホームセンターなどで購入。
実験の手順
- 
		落花生の皮をむき、中の豆を取り出し薄皮をむき、ピーナッツだけを取り出す。
 このピーナッツの重量をキッチンスケールで測定しておく。
 ※バターピーナツは余分な油を含んでいるので今回は使用しない。
- 
		段ボールにアルミ箔を巻き、その段ボールに穴を開けて裏から針金を通す。
 固定しやすいように針金は点線のように曲げておくと良い。
 (これをピーナッツ立てとする) ※図1
- 
		空き缶の上部を切り取り、横に穴を開け、針金を通してつり下げられるようにする。
 空き缶には室温より10℃程度冷たい水180mLを入れておく。
- ブロック間に火箸またはスチールパイプをかけ、空き缶をつり下げる。
- 空き缶の底につかないように温度計をつり下げ、しばらく放置して温度を測定する。(温度計は缶の中に入れる)
- 2で作成したピーナッツ立てにピーナッツを刺し、ライターでピーナッツに火をつけ缶の下に設置する。
- ピーナッツの火で缶を熱して、しばらく待ち、水温が15~20℃上昇した点で火を消す。
- 火を消したら、水をよくかき混ぜ、温度を記録する。
- 
		燃え残ったピーナッツの重量をキッチンスケールで測定する。
  
 図1 ピーナッツ立て
  
 図2 装置全体
 
          アドバイス
- ピーナッツは、最初しばらくの間は火がつきにくいので表面に油が浮き出てくるまでチャッカマン(ライター)で加熱を続けてください。
- 
		ピーナッツ(落花生)のエネルギーは可食部100gあたり561kcalと言われています。
 今回の結果と比較してどうだったでしょうか?
 (バタピーは若干カロリーが高い目で約590kcalあります。)
- 
		この実験は試薬は用いませんが、火傷や火災には注意をしてください。
 廃棄の際も、ピーナッツが燃えくすぶっていないかよく確認し、
 水をかけて消火を確実に行い廃棄しましょう。
 
          解説
	以上の結果から次式でピーナッツの熱量(cal)が計算できます。
	
	現在はサイエンスの世界では単位はSI単位系に統一され、熱量はジュールで表すべきです。
	しかし食品の世界ではカロリー表記されることが多いですね。
	ジュール(J)で表す際には、1cal=4.2Jなので上で求めた結果に4.2をかけて計算をしてください。
	
	【単元】 * 食品と衣料の化学
	【参考文献】 * 五訂食品成分表2007(女子栄養大学出版)
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