分析科学とは

理系・文系を超えて、
ビジネス化学で夢を実現しよう!

分析化学は「知る」、また「知る」、さらに「知る」ことと言えます。
どこに」「なにが」「どれだけ」「どのように」「あるのか」を、定性、重量、容量、機器、分離分析法などによって明らかにしていきます。
これを私たちの学校では「ビジネス化学技法」と呼んでいます。

みかんの木

ビジネス化学技法として学んだ分析化学は、業種を問わない多くの企業や団体の
研究部門、試験部門、検査部門、開発部門、技術部門、測定部門、管理部門、計量部門、化学部門、企画部門
などへの就職を実現します。
決して人と同じでない自分の人生を築きませんか。
夢中になれる何かを見つけて、楽しく学ぶ 分析技術を身につけ、2年後には確かな就職・仕事。
分析化学専門職の活躍とその就職率の高さは、卒業生の実績・就職先が証明します。

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ビール戦争の裏側で頑張っています。

かわいたノドに泡の刺激がたまらないビール。「生だ」「ドライだ」とビールメーカーは激烈な競争をしています。ビールの中に含まれる何がおいしさをつくるのか、このホップを使うと味がどう変わるのか。分析化学者が調べあげたデータがうまいビールづくりの出発点です。

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ファンデもリップも私が調べます。

きれいになろうと思ってつけた化粧品で肌が荒れては大変。安全性のチェックは、化粧品メーカーにとっても重要なプロセスの一つです。微妙な色を出す原料の組み合わせを探しだすのも分析化学者の仕事です。

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安全でおいしい水はどこだ!

蒸留水には味がありません。水に「うまい・まずい」があるのは、いろんな成分を含んでいるからです。ミネラルウォーターの味の秘密は、成分とその割合。分析化学者がおいしさを追求します。一方、水道の水も浄化のプロセスで何度も分析されています。発ガン性物質は含まれていないか、といったことも調べるのです。

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成分を調べて、温泉を作り出したのは私です。

あっちの温泉は腰痛に、こっちの湯はリウマチに。温泉へ出かけると、いろんな効能がかかげてあります。それを調べるのは分析化学者。このごろは、「うちのお風呂に溶かすだけでたちまち○○温泉にはやがわり」なんていう「温泉の素」も売ってます。開発には、当然、分析化学者が力を貸しました。

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地球を守るために働いています。

空には煙、川には排水。いらなくなったモノが工場から毎日たくさん出ています。煙や排水に基準以上の有害物が含まれていないか、分析化学者が工場の中から見張っています。企業側ではなく地方自治体のスタッフとして環境を監視する専門家も分析化学者です。

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ちゃんと確かめてるからしゃぶっても安心ですよ。

手に触れるものはなんでも口にいれてしまう赤ちゃん。もしも、おもちゃから有害物質がしみだしてきたら。そんなことのないように、原料を確かめ製品を検査します。

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世界中どこで食べても同じおいしさでしょ。

ハンバーガーやフライドチキンといったファーストフードは、大きな工場で半完成品にしてからお店に運びます。お店で使う油や調味料もぜんぶ同じ。だから、同じチェーンならどこで食べても同じ味。味を保つためにも品質を保つにも分析化学者の作ったデータが役立ちます。

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小型化、大容量化はどこまで進化する?

より小さく、より大容量に。スマートフォンをはじめとする携帯端末の進化は留まることを知りません。初めて登場した携帯電話は、「しもしも~」のネタでもお馴染みの肩掛けタイプで、もはや携帯するのも困難なほど大きく、日常的に使用できる人は限られていました。しかし、時代とともに素材を検査したり、製造プロセスで使う薬品をテストしたり、分析化学者がその進化に大きく関わってきました。今ではコンパクトに携帯できる上に、いつでもどこでもインターネットに接続でき、音楽や写真まで多機能に楽しめるようになりました。