せんせのブログ

より良いカリキュラムを目指して ~第2回教育課程委員会 開催~

2019.03.08

文部科学大臣より「職業実践専門課程」の認定を受けている本校では、
毎年、より良いカリキュラムを目指し、改訂を行っています。

「職業実践専門課程」は、企業や業界団体、卒業生、保護者などと連携し、
実務に必要な知識や技術などが修得できるカリキュラムを編成することで、
より実践的な職業教育に取り組んでいることを、文部科学大臣が認定する
制度です。

職業実践専門課程認可校では毎年、企業の方など外部の方を招いて、
学校の自己評価とカリキュラムの見直しのための委員会を開催することが
義務付けられており、本校でも毎年開催しています。

特に、カリキュラムを見直す「教育課程委員会」は毎年2回開催し、本校で
行っている授業や実験の内容や、卒業するまでに修得する知識・技術が、
どの時期に、どの程度修得しておくべきかという到達目標などを、各業界の
外部委員の方々から現場のニーズなどのご意見をいただきながら、検証を
行っています。

本日は、この「教育課程委員会」の本年度の第二回目の委員会が開催されました。
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本校の学生は医薬品、化粧品、食品、環境、金属材料、有機材料など様々な分野に
就職していきますので、本校の卒業生がお世話になっている各専門分野の企業や
団体の方々に外部委員としてご協力いただいています。

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ますは校長から本校の状況などを盛り込んだ挨拶があり、委員会が始まりました。

今回は本年度第一回の教育課程委員会でいただいたご意見や、非常勤講師を
含めた全教員から募った改善案を基に作成した次年度のカリキュラム案について、
審議していただきました。
外部委員の方からは、社会から業界に今、求められているニーズや、新規の実験
テーマの選定理由など、ご意見やご質問をいただきました。

このように忌憚ないご意見やご質問をいただくことで、
カリキュラムがブラッシュアップされ、より良いものになります。
こうしてできあがったカリキュラムを基に、
授業や実験の準備を進め、4月を迎えます。

『生きるを教え、自立人を育てる』という建学の精神の下、
「学生に、社会に必要とされる技術者となって、幸せになってほしい」
という本校教職員の願いを、外部委員の方々が、
ご理解、共有していただけているからこそ、
このような活動を続けることができています。

外部委員の皆様、ご協力、ありがとうございました。

by みなと