せんせのブログ

お酒造りから環境分析まで!活躍する卒業生を取材!~第二弾~

2019.02.28

先日も卒業生を取材に行きましたが、
またまた活躍する卒業生を取材するために、就職先企業に行ってきました!
この取材は、本校のパンフレットやホームページで、卒業生がどんな分野で
どんな活躍しているのかを掲載して紹介するために行っています。
卒業生本人から直接話を聞いてきましたので、その様子を紹介します。

最初の訪問先は、『沢の鶴株式会社』です。
ご協力いただいたのはYさんです。
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「日本酒は、お米からお酒を造りますが、
 私が現在携わっているのは、搬入された米を蒸して
 米麹づくりをする過程です。

 お酒造りの決め手は、米と水です。
 その仕込み水の分析は必要不可欠ですので、
 学校で学んだことがとても今に生きています。
 また、お酒の仕込み中の経過を計測するためにも
 定期的にデータをとって、アルコール度数や
 アミノ酸量をはかるのもすべて『分析化学』です。」

とのことでした。

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また、学生時代の思い出は、
「とにかくみんな元気で面白かった。様々な経歴に人がいて
 色々な友人ができた。特に卒業研究は一生懸命取り組んで
 良い思い出です。今の在校生に皆さんもとにかく目一杯
 学生生活を楽しいで欲しいです。」
と最後はいいお話しをいただきました。

続いて伺ったのは『株式会社タツタ環境分析センター』です。
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こちらは、大気や水などに含まれる様々な物質の分析を他の企業から委託を

受けて行っている企業です。
協力してくださったのは、約20年前に本校を卒業したSさんです。
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長く勤める中で、いろいろな分析をされてきました。
現在は、その経験を活かして、
直接的に分析をする業務ではなく、
いろいろなサンプルをどのように分析をしたらいいのか、
計画を立てる業務をされています。

Sさんは、
「大変やりがいのある仕事だと思っています。
 お客様にデータを提示したときに、
 喜ばれるととても嬉しいです。

 また、そのデータから、お客様と一緒に次の対策を
 練っていくことも楽しいです。

そして、Sさんにはもう一つ嬉しいことが。。。

こちらの企業は、分析専門の企業とあって、

Sさん以外にも実は多くの本校の卒業生が
分析技術者として活躍しているのです!

卒業生も増えてきて、20名になります。
 しっかりと『分析化学』を学んできているので、
 やはり即戦力になっています。
 採用に携わった時も同じような学校が他にもないかと
 調べましたが、代わる学校は見つかりませんでした。

 大学生と比べても、分析の基本をしっかりと身に付けているので
 最初から教える必要がなく、後輩を誇りに思います。
 同じ卒業生として、いろいろな会話で盛り上がることも
 ありますし、やはり後輩が増えることは嬉しいですね。」
と言っていただきました(感涙)

本日は、お二人の卒業生に協力をいただきました。
卒業後何年経っても、母校のことを思ってくださる方々がいて、
とても嬉しかったです。
今を築く我々もこの学校をよりよいものにしていきたいです。


また、快く協力していただいた研究所・企業各関係者の方々にも感謝いたします。
お忙しい中、本当にありがとうございました。

by ましおか