せんせのブログ

京都府立綾部高校由良川キャンパス〜出張実験会〜

2017.11.24

今日は、京都府立綾部高校由良川キャンパスにて「食品分析実験と講演」を
実施しましたので、その模様をお伝えします!

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綾部高校由良川キャンパスでの実験会は、平成23年度から継続してお声掛け
いただいており、今年で7年目になります。
今年は、ましおか先生と、ミジンコの2名でお邪魔しました!

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今回の実験会のテーマは、「食品分析の実際と応用」。
いつもの出張実験会では、化学を楽しく理解いただくための楽しい実験が
中心となりますが、綾部高校由良川キャンパスの皆さんは、日常的に環境や
食品などをテーマに、様々な実習や実験を行っておられますので、いつもの
実験会よりも分析化学の神髄に少し踏み込んだ実験をお願いされました。

そこで、普段行っておられない「分析機器を用いた実験」として、
分光光度計を用いた実験を行いました。
初めに、実験の原理をご理解いただくために、ヨウ素デンプン反応による色の
グラデーションを作ってもらいました。

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デンプンの量によって、ヨウ素デンプン反応の青紫色のグラデーション現れ、
これを用いて「検量線」という概念について、みんなで勉強しました。
上手くいけば、下の写真のようになります^^

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検量線の定義が分かったところで、実際の食品(鉄補強ドリンク)の分析です。

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メスフラスコというガラス器具での溶液調製や、分光光度計で分析したデータの
計算など、慣れない操作が多い中で、皆さん真剣に取り組んでおられました。

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また、講演として、実際の食品分野での分析化学の役割や、どのように活用して
いるかについてもご紹介させていただきました。
食品分野に限らず、分析化学は身の回りのすべてのものに深く関わっている身近な
存在であるということを知っていただく良い機会となりました^^

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さらに!
実験会終了後には、同校の「分析化学部」の皆さんとお話しさせていただきました。
分析化学部では、地域を流れる由良川の水質・生態調査や、河川の清掃活動、
それに合わせた環境問題の啓発活動を行なっておられるとのこと。
活動内容や研究手法について、ささやかながらアドバイスもさせていただきました。
お話しを通して、分析科学部の生徒さんが、いかに一生懸命に活動に取り組んで
いるということが良く分かりました。
ぜひ、今後も活動を続けていってくださいね!!

by ミジンコ