9月 | 2004 September | ||||
1 | 水 | ||||
2 | 木 | 夏休み中も本校へ企業から求人を頂くので、学生は求人票を見に来たり、面接試験の練習、応募書類の作成などをするために学校へやってきます。我々教職員はそんな学生に対して、就職のアドバイスや指導をしています。 そんな中、M君も今日登校していました。彼は先週採用試験を受験していたので、私は「今日で就職指導も最後かもしれないね」と言ってたんですが、その30分後、内定の連絡が入りました。本人はもちろん私も大喜びでした。 written by 『オレンジライス』 |
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3 | 金 | 夏休みもあと約1週間ということで、我々も後期の授業・実験の準備を着々と進めています。今日は、ちょっと実験室の改善に取り組みました。 本校は分析化学の専門学校ですから酸やアルカリといった薬品を沢山扱うのですが、ちょっと油断すると試薬棚にサビがでてきてしまいます。実はこのサビは実験する上で結構大敵なのです。今日は、このところちょっとサビの目立っていた薬品棚にペンキを塗り補修しました。まだ重ね塗りが必要ですが、だいぶキレイになりました。 これで後期から始まる実験も気持ちよくできます。 written by 『ドラ一郎』 |
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4 | 土 | 2年生が待ちに待った卒業研究が今日から始まりました。第一回目の今日は、実験を行う上での約束事の説明がありました。 例えば実験で使う試薬を調製した後の保管場所、保管方法などの決まり事です。そして、各班毎に実験が始まりました。 カニの甲羅から機能性成分を抽出する研究を行う班は、カニの甲羅をはさみで細かく切り、そしてさらに細かくフードカッターなどを使ってしていきました。予想以上に細かくするのに時間がかかるようで、どのような方法が最善か、他によい方法がないか文献を調べていましたが、最終的に時間を掛けて細かくするしかないという結論になったようです。 いろいろな壁にぶつかるかもしれませんが工夫をして進めていきましょう。 written by 『じゃこてん』 |
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5 | 日 | 今日は化学分析コース2年生の「機器分析法U」を担当しました。今日のテーマはX線分析法で、装置の概要、各種検出器の原理について学びました。X線分析法は半導体や各種材料の分析に欠かせないもので、日本の根幹をなす大切な装置のひとつです。 関西では、今日の19時頃、比較的大きな地震がありました。本校では、ISO14001の取り組みのひとつで、地震や火事等の緊急事態が起こったときの「予防措置」を至るところに施しています。その甲斐あってか、ガラス器具から薬品に至るまで何一つ地震の影響を受けませんでした。改めてISO14001の大切さを感じました。 余震が心配ですが、太平洋側にお住まいの皆さん、しばらくの間お気を付けください。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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6 | 月 |
まだ実技試験がありますが、結果が楽しみです。 written by 『ペッパー』 |
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7 | 火 | 夏休みもあと一週間を切りました。このところ地震や台風などが続き少し恐ろしいですが、学校はしっかり地震や台風に対する予防対策をしているので安全です。 本校の就職活動用の掲示板には、就職の内定が決まった人から、本人の了解を得たあと会社名と学生の名前を掲示しています。 今日は台風が近づいてくる中、2年生の何人かが就職活動のために登校していました。その学生が、掲示板の友達の名前をみて、「うそー!いつのまに決まったの!」と声をあげ、自分のことのように喜んでいました。 次は私と心の中で誓っているように思いました。友達に続いて内定を取ってもらいたいものです。 written by 『ジュピター』 |
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8 | 水 | 9月6日(火)のペッパー先生の日記では、化学実験技能検定の1級と3級の筆記試験をご紹介しましたが、本日は1級の実技試験が行われました。1年生にとっては1級は少し難しかったようですが、さすがに2年生は実験のコツを得ているため、1年生と比べて動きが数段上回っていたようです。 しかし、この2年生達も入学してから化学実験を一から学んだ学生かと思うと、本校で学ぶことによって、まさに『手に職』が付くんだなぁと改めて実感できました。 今回難しいと思った1年生も次年度はラクラクと挑戦できるはず!今後の彼らの努力に期待したいと思います。 written by 『すくろーす』 |
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9 | 木 |
学生の技術・知識の吸収力に驚いたと同時に、1週間後の合格発表に期待した一日でした。 written by 『とろとろ』 |
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10 | 金 | ||||
11 | 土 | 化学分析コースの2年生は午前中の1、2限は前期期末試験。3、4、5限は卒業研究でした。 卒業研究のテーマは4つあるのですが、その一つにファンデーションの新規開発と言うのがあります。この研究に取り組んでいる学生の中の一人が、「エー、私はこれを使っていたの」と驚いていました。そして、この実験に取り組むまでは自分が使っている化粧品の原料がどんな性質のものかよく知らなかったのですが、研究に取り組みだして驚きの連続ですが、よくわかりとても楽しいですと言っています。 また、他の班の学生も、周りの他の班が行っている実験器具、操作に興味津々でいろいろと聞いて勉強し、この時間に様々なことを吸収しようとしています。いろいろなことに興味関心を持つことは研究者の基本ですね。将来が楽しみです。 (追伸) さて、突然ではありますが、私ことじゃこてんは、本学園の新規事業の業務に参加するため異動することとなり、皆さんとお別れすることになりました。応援して頂いたみなさまありがとうございます。新たな部署でさらに頑張りたいと思います。 後任には「Stand-jam先生」が着任され、私の後を引き継いでくれますので、よろしくお願いします。それでは、さようなら。 written by 『じゃこてん』 |
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12 | 日 | 化学分析コース2年生は今日から本格的に「卒業研究」が始まりました。実験台の上には様々な分析試料が並んでいます。あるグループは甲殻類の代表として「カニ」や「エビ」、あるグループは果物のドリアン、あるグループは化粧品のファンデーションと、身近なモノを対象にこれから分析方法の検討や評価を実際に試みます。また、得られた結果から「どんなことが言えるのか」を考察していくことになります。 卒業研究は、学生達にとって最大の楽しみであり、本校教育方針でも最重要な教育手段であります。 学生達は4月から一生懸命に準備をしてきました。今日の日を迎えるにあたり、私達教員も身が引き締まる思いがします。全学生と全教職員がが一丸となり、2月の卒業研究発表会を目指したいと思います。乞うご期待です。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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13 | 月 | 平日のコースは、いよいよ今日から後期授業が始まりました。学生はこの夏休みを利用して、自分の将来のためにたくさんの資格を取得したり、または就職活動を行ったりと有意義な時間をすごしたと思います。 今日から気分を一新して学生は授業に取り組みますが、後期にはそ れ以外でもスポーツ大会、分化祭などの様々な学校行事があり、これらは主に学生が組織する自治会役員と分化祭実行委員が進めていきます。 これから本格的に活動していきますが、より良いものにするために学生たちは日々頑張ることでしょう。かげながら我々教員も応援しています。 written by 『ぼん・ぼん太』 |
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14 | 火 | 今日で後期も2日目。先週までと違って、さすがに学校中活気に満ちあふれています。 今日は、1年生の機器分析化学を担当しました。後期からは機器を使った機器分析化学実験も始まります。前期の間はまだ自分自身で触っていない機器の授業で、いまいち実感がわかなかった人もいるようですが、やっと実技が始まるので、授業をする方も力が入ってきます。 授業が終わってから実験室に行くと、2年生化学分析学科(来年より生命バイオ学科)の学生が卒業研究を行っていました。まだ2日目で結果らしい結果がでてはいませんでしたが、これまでずっと温めてきたアイデアを具現化するべく熱心に実験しているようでした。 written by 『ドラ一郎』 |
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15 | 水 | 今日、私の担当する1年生「ビジネス実務」の授業では、来週から始まる資格取得対策講座のガイダンスや、来年2月に実施される海外短期留学、後期の授業内容について説明を行いました。 特に、後期の授業としてメインになる、就職活動の流れについて概要を説明しました。2年生がまだ活動しているこの時期、すでに1年生の就職活動が始まるのです。 就職できるかできないかの間には一つの線があって、そのレベルに向けて自分を社会人の体質に変えていくことが、ここで言う就職活動です。何も1年生の今から・・・と思われるかも分かりませんが、来年4月、2年生になって紹介する本校求人企業へ推薦受験し、確実に合格するためのステップなのです。 今日の授業の最後に、学生に今日の説明を理解できたか挙手を求めました。ほぼ全員が挙手し、前向きに頑張ろうとする意欲を感じました。2年生を始め、これで全校就職モードに突入です! written by 『かりめろ』 |
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16 | 木 | 今日から応用分析化学科2年(次年度より資源分析化学科)は、卒業研究が始まりました。 竹炭をハンマーで叩き割って水質浄化の装置の原料を作っているグループ、水生生物のサンプリング場所を検討しているグループ、実験で用いる理論式をいじっているグループ、早くも試薬調製しているグループなど様々。しかしながら、どのグループの学生も待ちに待った卒業研究ができるとあって、生き生きとしていました。 written by 『オレンジライス』 |
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17 | 金 | 本日は、1年生の機器分析化学実験の担当でした。 この実験では、液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィー、赤外線分光器、原子吸光光度計といった機器の使い方を実験を通して修得します。 私たちはその名の通り、分析化学の専門学校。もちろん、生化学や物理化学など様々な分野を学習しますが、これらの分析機器を使えるかどうかは、企業に就職してからも扱う可能性が高く、最も重要なポイントの一つです。 今日は、実験初日ということで、実験の原理や方法のガイダンスを行いました。それぞれの先生が日記で書いているように、1年生は入学した当初と比べ、新しい物を吸収してどんどん成長しているようすが見て取れるので、これらの機器も間違いなく使いこなしてくれることでしょう。 written by 『ペッパー』 |
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18 | 土 | 本日よりせんせの日記に登場することになりましたStand-jamです。応援よろしくお願いいたします(笑)。 せんせの日記最初の登場日である本日は、「機器分析法T」の講義を担当しました。本日の講義は原子吸光分析法に入る前のウォーミングアップ、つまり、エネルギーとその変換について行いました。 エネルギーとは何か?という哲学的な話から、世の中のあらゆるところにあるエネルギーはそれぞれエネルギーの変換が行われていて、更に、そのエネルギーの総和は常に一定(不変)であること、エネルギー変換についての具体例について、学生達は私に質問をしながら真剣に聞いてくれていました。 学生とともに作っていく私の授業が、これからどのように展開されていくのかがとても楽しみになった一時でした。 written by 『Stand-jam』 |
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19 | 日 | 今日は2年生の「機器分析法U」と、1年生の「重量容量分析実験」を担当しました。機器分析法Uでは各種X線分析法について、重量容量分析実験では重量分析について取り組みました。 X線分析は比較的高価な機器を用いますが、重量分析では安価な精密天秤を用います(安価と言ってもノートPC位は買えます)。 高額機器を用いた方が良い結果が得られると思われがちですが、重量分析はサンプルを反応させた後、直接的に質量を測定するため、実は最も確実な分析なのです。学生達もその意味を理解したようでコツをつかもうと色々と工夫しながら頑張っていました。実験ではこの試行錯誤が大切な経験になります。 重量容量分析実験も良いスタートを切ることができ嬉しい一日でした。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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20 | 月 | ||||
21 | 火 | 今日は生化学分析学科(平成17年度より生命バイオ学科に変更)1年の重量容量分析実験のガイダンスで、私が説明したのは、「キレート滴定法」でした。「キレート滴定」とは、カルシウムやマグネシウム、アルミニウム、銅といったような金属をキレート化合物にして定量する方法です。 この説明の後の昼休み、その説明を受けていたK君とD君は資料室で早速、定量分析法という本でキレートについて調べていました。また、近くを通りかかった私に「キレート滴定について詳しい原理が載っている本はどれですか?」と質問をしたりと、実験について原理からしっかり自らの力で理解しようという意欲的な取り組みが見られました。 技術を学ぶのには、自ら意欲的に調べ、わからないところは聞くといった前向きな取り組みが大切です。この姿に頼もしさを感じたのと同時に、化学技術者の卵としてどんどん成長しているなぁと感じました。 written by 『とろとろ』 |
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22 | 水 |
広い公園を多くの学生で掃除をしているのですが、毎回参加している学生が、「今日はごみが少ないなぁ?やっている効果が出てきたのかなぁ?」といっていました。 継続して掃除をすることによって、少しでもきれいな公園になれば気持ちいいですね。 written by 『ジュピター』 |
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23 | 木 | 今日は9月最後の一日体験入学が行われました。以前にも一日体験入学について「とろとろ先生」が書いていましたが、一日体験入学とは本校に興味を持っていただいている方に、実際に本校へ来ていただきどんな学校なのか体験していただく行事なのです。 何を隠そう、私も数年前にこの体験入学に参加し、本校への入学を決意した一人なのです!!その時に担当していただいた先生がたは今でも覚えています。そして驚く事に、学校生活が始まり友達ができ会話をしている中で必ずと言ってよいほど体験入学の話が一度出てきます。よくよく話してみると同じ日に参加していたという話も珍しくありません。 この一日体験入学で毎回、OBや、在校生が体験実験の手伝いをしてくれるのです。そこには在校生自らがこれから入学を考えている方へメッセージを伝えたいという大きな思いがあるのだと思います。私は卒業生であり、今は本校の教員であるという両面からの立場で参加された皆さんに本校のことを伝えていきたいと思っています。 本校に興味を持たれているかたはどうぞご参加下さい。10月の体験入学の予定は3(日)となっております。 written by 『せんぱい』 今日は、8年前の卒業生が、自分の親戚を連れて参加してくれました。卒業生が学校のことをいろいろ話してくれていたのか、今月中に出願することをすでに決めておられました。 これも、せんぱい先生と同様の「思い」からでしょうね。 written by 『かりめろ』 |
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24 | 金 | 本日は、先週に引き続き生化学分析学科(次年度より生命バイオ学科)1年生の機器分析化学実験のガイダンスがありました。 学生たちは、2週にわたって合計7つの機器の「実験概要」「実験目的」「実験原理」などの説明を聞いて、いよいよ来週から本格的に機器に触れます。 入学した時から実験機器を扱いたい学生も多かったと思いますが、前期では基礎化学実験で、まずは基礎を学ぶために機器に触れることはありませんでした。 ですから、今から学生が機器に触れた時の笑顔が楽しみです。 written by 『ぼん・ぼん太』 |
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25 | 土 |
2年生が1年生に説明する姿も見受けられ、環境委員会内の交流も今まで以上に深まったと思います。学生自ら計画を行い実行したことなので、石けんが出来上がった時の喜びも大きいと思います。今後も様々な活動を行っていくのだろうと思うと、私はとても楽しみでなりません。是非2年間で大切な思い出を作り、化学の力も身につけていってもらいたいです。 written by 『せんぱい』 せんせの日記登場2日目となる本日は、化学分析コース1年生の「定性分析実験」を担当しました。 今回の実験では、銅やスズ、ビスマスなどの第2族の予備実験を行いました。予備実験といっても、この族に属している金属イオンがそれぞれどのような反応をし、どのような試薬でそれぞれの金属イオンを確認できるかということを実験により確かめる実験です。 学生達は金属イオンが含まれている溶液の中に、他の試薬を加えるたびに”○○色に変わった!うわぁ〜きれいだ!”とか”私の班は△△色の沈殿ができているけど、他の班は違う色の沈殿ができている。何でだろう?”と言いながら楽しみながら実験を行っていました。周りにいる友人や先生に良い意味での触発をされながら物事を楽しく遂行していく、物事を学習していく上で重要なことの1つですね! これからも楽しく学習しましょう!! Viva!Viva! written by 『Stand-jam』 |
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26 | 日 | ||||
27 | 月 | 応用分析化学科(次年度から資源分析化学科)2年で、材料分析化学の授業をしました。今日の単元は、熱処理。鍛冶屋さんが日本刀を作るときに行う焼入れも代表的な熱処理のひとつです。同じ化学組成の材料でも熱処理のやり方でその強度は何倍にもなります。また、時計の小さいネジや自動車の部品など、様々なモノを作るためには、不可欠な技術です。 学生は身の回りのモノが色々な熱処理によって作られていると知り、興味津々で授業を聞いていました。教えている私も実はこの分野が一番なんですよ。 written by 『オレンジライス』 |
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28 | 火 |
今日から生化学分析学科(平成17年度より生命バイオ学科)1年の重量容量分析実験が始まりました。今日は少し真面目な話をします。 分析はその目的によって定性分析と定量分析の二つに分けられます。化学物質が何から出来ているのかを調べるのが定性分析で、その成分がどれくらいのあるのかを決定するのが定量分析です。実際の分析では定性分析だけで終わることは少なく、必ずといってよいほど定性分析で検出した成分の定量分析を行います。分析にとって一番重要な方法です。 後期初めての実験ということでちょっと疲れている学生もいましたが、みんな笑顔で久しぶりの実験を楽しんでいたようです。 written by 『ジュピター』 |
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29 | 水 | 今日は水曜日。水曜日は実験がないため、お昼休みに学生が集合しやすく、様々な学生の活動が展開されます。 今日のメニューはまずは学園祭(本校では『分析化学のお祭り』という意味で『分化祭』と呼んでおります)の実行委員会が行われました。10/30(土)の開催に向けて、各クラスの模擬店や自治会主催の実験会の準備が着々と行われていますが、今日は生化学分析学科2年のK実行委員長の指揮の下、来週までに決定すべきことがてきぱきと伝えられていました。 そしてお次は環境委員会。生化学分析学科(次年度より生命バイオ学科)2年のK会長(分化祭実行委員長とは別の学生です)中心に、活動内容についての話し合いが行われていました。 さらにさらにiモード編集委員会(本校の携帯版HPに掲載中)。応用分析化学科(次年度より資源分析化学科)2年のT編集委員長から10月の原稿締め切り日と担当記事についての話がありました。また、新たな企画に関する提案が委員長からなされ、全員一致で進めることになりました。新たな企画については、これから企画を練り上げますので、詳細決定次第、紹介していきたいと思います。 以上、台風なんて吹き飛ばす程の勢いのある学生活動を紹介しました。 written by 『すくろーす』 |
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30 | 木 | 今日は応用分析化学科(次年度より資源分析化学科)2年生の卒業研究を担当しました。まだ4回目なので十分なデータを出せている班はありませんが、どの班も熱心に取り組んでいます。 中には自分たちで実験装置を制作するためにガラス細工を行っている班がありました。その班から突然「直径5cmのガラス管を切ってください」との依頼が来ました。どうやら彼らの装置では30cm程度のガラス管が何本も必要らしく、約1mの市販のガラス管を切断する必要があるようです。 私自身もそんな太いガラス管を扱ったことはなかったので、少々自信はなかったのですが、「焼き玉」という方法を使ってガラス管の切断を実演してみました。何とかうまくいき、私も面目を保てました。 今日のところは切断の本作業はすべて私が担当しましたが、何度かやって見せたことで彼らも充分やり方を理解してくれたようで、次回からは自分たちでチャレンジするようです。こういう小技もいろいろ憶えていって小回りの利く技術者を目指して欲しいですね。 written by 『ドラ一郎』 |