8月 | 2003 August | |||||||
1 | 金 | |||||||
2 | 土 |
基礎化学実験も回を重ねること13回となりました。入学した時は、実験器具をさわるのもおっかなびっくりだったのですが、慎重に器具を扱い実験を進めていました。
今は慣れてきたのと、実験が複雑になってきたのとで集中力が途切れて実験器具を倒したりといったミスがちょくちょくありますね。化学分析コースの学生は平日に仕事をしていて、学校で少し息抜きを、となるのでしょうが、実験の時間は3時間目から6時間目までと長いのでメリハリを付ける必要があります。後期からは、定性分析実験が始まりますので、実験のコツをしっかりとつかんで欲しいです。 written by 『じゃこてん』 |
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3 | 日 | 今日の化学分析コース2年生は、みな卒業研究で必要となる実験試薬・器具リストの作成と確認に追われていました。後日、一部をFAXで送信してくる学生もおりますが、なんとか全員目鼻立ちがつきました。 ホッと一息つきたいところですが、みな様々なテーマに取り組むため、これから色々な試薬、器具を発注しなければなりません。なかには私達ですら初めて取り扱う試薬もあります。これから各試薬、操作の安全性を確認しないといけないのです。でも、これだけ色々な試薬があると、どんな卒業研究になるのか今から楽しみです。 追伸、天満橋の夜空は賑やかでした。少し離れた十三の「淀川花火大会」があったためです。恥ずかしながら、最初は夕立かと思ってしまいました。(苦笑) written by 『英国チャレンジャー号』 |
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4 | 月 | 今日は少しうれしいことがあったので報告します。 ある再試験終了後、S君という学生が、試験の後片づけをしている私の所にやってきて、こんなことを言いました。 「僕の妹が夏休みの自由研究に薄層クロマトグラフィーをやりたいと言ってるので、プレート売ってるとこありませんか?」これに私はびっくり。 なぜかと言うと、家で専門的な分野であるクロマトのことまで話していて、なおかつ化学の素人であろう妹サンが興味を持てるようにきちんと説明できたことにビックリしたのです。 結果的には専門的なプレートは手に入りにくいと言うことで、代わりに別の方法をアドバイスしたのですが、学校での授業・実験がしっかり血肉になってることがわかった嬉しいエビソードでした。 written by 『クールガイ』 |
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5 | 火 | |||||||
6 | 水 | 本校は8月1日より夏休みに入っていますが、一部の学生は「基礎化学科」というコースを受講し、基礎固めをするため連日登校しています。昨日・今日の担当講師は私で、化学反応のエネルギーについての講義を行いました。 演習問題を一人一人に回答させながら講義を進めたのですが、ちょっと難しいめの単元だったにも関わらず、各自がしっかり問題を解き、「解りません」と答える人は一人もいませんでした。 実験でもなんでも自分で経験し考えた物事は必ず身に付いていくので、これからも体当たりで授業・実験に臨んで欲しいですね。 written by 『ドラ一郎』 |
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7 | 木 |
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8 | 金 | 夏休みに入ったとはいえ、基礎化学科の受講や環境委員会などで毎日、登校してくる学生は少なくありません。その他にも、就職未内定の2年生にも登校日を設けて、就職指導を行っています。今日の私は、自分が担任をする応用分析化学科2年生の一部学生と個人面談をしました(台風の接近のため、数名の学生は月曜日以降に延期となりましたが)。 大学編入学と就職の間で悩む学生や、勤務地のことで悩む学生がおりましたが、この夏休みのすごし方で、後期以降に大きな影響を与えることは皆よくわかっている様子で、遊びたい気持ちを抑えて、それぞれのやるべきことをがんばっていました。 written by 『ポリフェノール』 |
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9 | 土 | 今日は、台風10号が兵庫県西宮市付近に上陸し北上したため、大阪市内に暴風警報が出されました。暴風警報は朝8:00になっても解除されなかったために、授業はなく終日休講になりました。 written by 『じゃこてん』 |
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10 | 日 | 今日は化学分析コース2年生の「機器分析法U」、「機器分析実験」と、ほぼ終日学生指導に追われた一日でした。 機器分析法Uでは蛍光X線分析法と高速液体クロマトグラフィー、機器分析実験ではグループ毎に赤外分析法(FT−IR)と蛍光分析法について取り組みました。機器分析実験は今日で全実験を終了し、レポート日を残すのみとなりました。 次週はお盆休みでお休みになります。2週間ほど会えませんがしっかり復習してほしいものです。また、各自お盆休みの予定もある様ですが、休養もしっかり取ってくださいね。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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11 | 月 | |||||||
12 | 火 | |||||||
13 | 水 | |||||||
14 | 木 | |||||||
15 | 金 | |||||||
16 | 土 | |||||||
17 | 日 | |||||||
18 | 月 | 今日は国家資格である「特定化学物質等作業主任者」の技能講習(第一日目)を、本校と同じ天満橋にある「エルおおさか(大阪府労働センター)」で行いました。 例年希望者が多いため、(社)大阪労働基準連合会にご協力頂き、特別に本校学生だけで実施して頂いております。かなり需要のある資格ですので、一般で受検するとなると1ヶ月以上前に朝早くから並んで申し込まないといけないので大変ですが、本校学生は終日校内で申し込むことができるので「らくちん」です。ある種、「学割」みたいなものですね。 学生達も久しぶりに揃ったとあって、朝から夏期休暇の中間報告をしあっておりました。前期の復習や資格対策に燃えていた者、アルバイトに精を出していた者、彼女が出来たと大騒ぎしている者、旅行に出ていた者、十人十色の夏休みの様です。まさに青春まっただ中ですね。私もつられて数年前(苦笑)を思い出してしまいました。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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19 | 火 | |||||||
20 | 水 | |||||||
21 | 木 |
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22 | 金 |
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23 | 土 | 今日は、私の授業はなかったのですが毎朝9:00からCT(コミュニケーション・タイム)を行っていて、連絡事項等を伝えています。 以前に学生より、「ある教科の先生から、周期表を全部覚えなさいと言われて今覚えているんです。」と言う声を聞いたので、周期表語呂合わせの暗記の仕方というプリントをみんなに配りました。 これは結構いけていて、皆さんがよく知っているスイヘイリーベ・・・だけでなく、周期表すべての暗記方法が書かれてあります。いつまでも頭に残る暗記方法です。 今度、学生に覚えられたか試験してみます。 written by 『じゃこてん』 |
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24 | 日 | 今日は化学分析コース2年の「機器分析法U」を担当しました。 今日のテーマは引き続き、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)でした。HPLCは環境分析や生化学分析、はたまた農薬の分析にまで幅広く使われ、特に経験と知識が要求される分析機器のひとつになります。 また、求人票にも「HPLC経験者募集」等と明記される位、企業からの需要も多いのです。HPLCを使いこなせるということは、分析化学者として生きていく上で大きな武器となります。授業にもついつい熱が入ってしまいますね。 written by 『英国チャレンジャー号』 |
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25 | 月 |
今日は、第14回関西専門学校体育連盟野球選手権大会が開催され、その第3試合、本校は、神戸○○○○専門学校と対戦しました。
5対0と残念ながら完封負けという結果になりましたが、内容は一回に4点を取られたものの、それ以降は1点だけに抑え投手戦となり善戦しました(イニングは7回制です)。 大会本部の方々にも、1年生の部員が多く来年が楽しみですね、と声を掛けて頂き、また、選手たちも来年に向け闘志を燃やしていました。 応援して頂いた皆様ありがとうございました。
written by 『じゃこてん』 |
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26 | 火 | |||||||
27 | 水 | 夏休み国家資格講習の第三弾。 8/18の「特定化学物質等作業主任者」、8/21の「有機溶剤作業主任者」の講習に引き続き、今日から、「第二種酸素欠乏危険作業主任者」の講習が始まりました。 トンネルや下水道など、酸欠の可能性がある職場で働くためには、この資格は必要です。今回は本校学生の他に、某ガス会社の社員さん達も受講されていました。 学生は社会人に負けないぐらい、熱心に受講していました。 written by 『オレンジライス』 |
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28 | 木 | |||||||
29 | 金 | |||||||
30 | 土 | 今日から化学分析コースの2年生は前期期末試験が始まりました。1年生は9月6日(土)から始まります。 一方、実験は9月から新たな実験がスターします。 試験が始まるということで、学生たちは日頃の活発な質問以上に質問が増えてきました。こちらも「よーし」と言う気持ちが高まってきます。 written by 『じゃこてん』 |
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31 | 日 | 今日は、化学分析コース1年生の「重量容量分析実験」を担当しました。第一回目は実験ガイダンス。担当科目の関係上、私が1年生の前で講義をするのは今日が初めてなのです。久しぶりに心地の良い緊張感を味わいました。 化学分析コースは国家資格である「技能士(化学分析)」を目標のひとつに据え、各講義、実験を進めています。この「重量容量分析実験」も受検対策のひとつになります。 実は、本日、本校でその「技能検定(化学分析)」実技試験がありました。この資格は、化学の実技試験がある唯一の国家資格ですが、その会場が試験本校なのです。 朝早くから、一般の方に紛れて、卒業生も集まってきました。本来、実務経験3年という受験資格が必要なのですが、本校の在学期間の2年が実務経験と見なされ、卒業生は卒業後わずか1年で受検できるのです。また、化学分析コースは社会人も入学しているため、すでに受検資格を満たした学生達が今回も受検しています。 試験後、全力を尽くしたのか爽快感の漂う卒業生、在校生の顔を見ていると、ますます結果が楽しみになりました。 written by 『英国チャレンジャー号』 |