3 2003 March
1 春の訪れがもうすぐであることを感じさせる激しい雨と風・・・。
今日から化学分析コース1年生は後期期末試験。この一年で身に付けた実力を存分に発揮してほしいですね。
一方、2年生の授業は残すところ後3日となり、なんとなく寂しい感じがします。
統計工学は実験計画法という単元を勉強しました。この方法は、例えば、16回実験しないといけないところを、なんと8回の実験で結果が出せるという優れものです。
明日行われる環境計量士の試験にも出題されることがあるので、要チェックですよ。

written by 『オレンジライス』
2 化学分析コースの期末試験が終了しました。今年度の授業も来週の土日の2日を残すのみとなりました。全員が無事に卒業・進級できることを祈っています。
ところで、今日は環境計量士の国家試験が行われました。化学分析コースからは1年生2名の学生が挑戦しました。知る人ぞ知る難関の国家試験です。
試験後、受験していたN君が学校に戻ってきて機器分析の正解を教えて欲しいとのこと。自信を持って解答したN君でしたが数問間違っていたようです。合格は微妙なところですね。でも、試験の当日に解答を確認したその姿勢が大事です。今日勉強した内容はN君は絶対に忘れないでしょう。その努力があれば必ず合格すると確信しています。
「何事も挑戦しないと始まらない」のですから。

written by 『Syuuriya』
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3/1(土)はオックスフォードに行ってきました。バス移動の道中は、往復とも土砂降りの雨でしたが、現地に着いてからは小雨程度で済みました。こちらに来てから、出かける時に雨に降られたことがありません。学生の中にきっと『晴れ男、晴れ女』が沢山居るに違いありません。
オックスフォードは、沢山の大学が集まって町を作ってます。その中で最も古いクライストチャーチの建物は、まるで中世のお城のようで大変印象的でした。
また、学生や教員、観光客の人が沢山居て、大変な人込みで少々疲れましたが、帰りのバスでは大きな虹が草原に橋を作っているのが車窓から見えましたので、その幻想的な光景にかなり癒されました。何とも幸運な一日でした。
written by 『キャピラリー』
4 今日から1年生は模擬面接実習が始まりました。ほとんどの学生にとっては、生まれて初めての面接だったと思います。
緊張で思ったことの半分も言えなかった人が多かったのではないでしょうか。
今日のこの経験を活かして、就職活動にがんばってもらいたいですね。

written by 『オレンジライス』
5 今日は、アビーカレッジに長期留学している学生の化学実験の授業を見学しました。
金属亜鉛粉末に硫酸銅溶液を加えて反応熱を測定する実験で、酸化還元反応と熱力学を両方同時に学べる、なかなか興味深い実験でした。
化学担当の先生には、「日本から優秀な先生が見学に来る」]と事前に連絡されていたらしく、かなり緊張しておられました。逆に私は、そのように紹介されていることを知って、チョット照れくさかったです.
さて本校の学生はというと、英語や化学の授業の合間に、とうとう明日に迫ったサヨナラパーテイーの準備に懸命です。グループで日本の生活習慣(ラジオ体操や寿司屋等)や昔話を紙芝居で説明したり、日本からわざわざギターを持参した学生は歌を唄ったり、なかにはたった一人で歌舞伎について紹介することに挑戦する、度胸のある学生もいます。勿論、唄もスピーチも英語でですよ! 皆英語が上達してることに感心しています.
ラジオ体操をすることになったグループの一人で、ピアノ演奏を担当する応用分析化学科1年のYさんは、日本に居るお母さんにNHKから楽譜を入手してもらい、FAXで送ってもらいました。楽譜の入手はかなり困難だったようです。お母さんへのお土産を忘れないようにしないと大変なことになるかも?

written by 『キャピラリー』
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8 化学分析コースの授業も残すところ今日と明日だけ。
私が担当する統計工学は今日が最後。最後の授業では総復習をしたと思われるかも知れませんが、実はどんどん新しいことを教えました。他の先生方の話を聞いても、同様みたいですね。
少しでも多くのことを教えた方が、学生にとって有益であろうとの考えによるものだと思います。それもこれも学生が勉強熱心だからできることなのです。

written by 『オレンジライス』
9 今日で本年度の化学分析コースの授業が全て終わりました。
学年末のテストが返却された1年生は、テストが返ってくる度に一喜一憂していた様子でした。結果は、最終的に全員が合格したようです。後は、明日の進級判定を待つのみです。
また、既に卒業が決定している2年生はゆったりしていると思っていたのですが、現実は昨日に引き続き手加減無しのハードな授業内容でした。授業終了後、学生達は、「何か最後のような気がしない。来週も授業があるような気がする。」と話していました。
でも、その通りですね。卒業しても今までの実験や授業をした生活習慣を生かして日々仕事のステップアップをして下さい。2年間の仕事と勉強の両立、本当にお疲れさまでした。来週の卒業式が楽しみです。

written by 『Syuuriya』
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15 今日は、2年間担任を受け持った第20期生の卒業式が行われました。
卒業生の名前を読み上げながら、この2年間の出来事が走馬燈のように思い出され、うかつにも眼をうるうるさせてしましました。式の最中、ホントやばかったです!(苦笑)
1年次の点呼・オリエンテーションに始まり、一泊オリエンテーションや国内研修旅行、スポーツ大会や分化祭などの学校行事、就職指導の一環として行ったOB交流会や企業紹介講座、内定獲得まで続いた模擬面接、2年間の集大成である卒業研究、いろんなことがありました。全力投球の2年間でしたが、みなさんにとってはいかがでしたでしょうか。
最後に、私のHN『英国チャレンジャー号』の由来をばらします。
1870年代、イギリスで建造された世界最初の海洋調査船がチャレンジャー号なのです。当時最大の未知の世界であり、最も危険とされた深海に挑んだ科学者の精神を尊びたい、私自身が分析化学の道に踏み込むきっかけになった海洋化学を大切にしたいという思いからHNにしました。
まだしばらくは厳しい時代が続きそうですが、本校で学んだ分析化学の技術や知識、精神を糧に頑張ってください。グッドラック!
written by 『英国チャレンジャー号』
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