12 2002 December
1 今日は本校で文部科学省認定のビジネス能力検定試験が実施され、本校からは2級と3級合わせて64名の学生が受験しました。
化学の学校でなぜビジネス能力の資格試験を受けるのか不思議に思われるか知れませんが、専門の分析化学の技術を即戦力として使うには、会社や社会に適合する知識やマナーが必要になるのです。ビジネス能力検定はその能力を客観的に判断する目安となります。
さて、本校の学生達は?
今回は受験者は当然ですが、体調不良等で欠席した数名の学生達のマナーの良さが目立ちました。欠席者のほぼ全員から事前に電話連絡があり、その電話での会話もしっかりとマナーを守っていました。受験していればきっと合格したことでしょう。体調を整えて次回頑張れー!
written by 『Syuuriya』
2 今日は応用分析化学科1年の機器分析化学実験がありました。
私が担当しているのは「吸光分析」という、機器を使った分析の中では基本中の基本となる分析法です。使用する機器は「分光光度計」という装置で、光の波長(虹の各色がそれぞれの波長に対応しています)に分けて、その波長(色)の光をどれだけ吸収するかを測定して分析する装置です。
この「分光光度計」は開発されてからの歴史も古く、それだけに完成度の高い装置となっておりますので、溶液の調製の精度が顕著に測定結果に反映されます。そのことを意識してか、溶液を作成している時の学生の真剣な眼差しを見ていると、「プロの分析化学者」に一歩ずつ着実に近づいていることを実感しました。

written by 『キャピラリー』
3 今日は応用分析化学科2年の「環境分析化学U」と応用分析化学科1年の「コンピュータ実習」を担当しました。
3限目の「環境分析化学U」では、騒音に続いて、振動の測定原理と法規制について説明しました。先日の中間試験では例年にも増していい成績でしたので、引き続き頑張って貰いたいと思います。
4〜5限目の「コンピュータ実習」では、各種データの処理方法や作表について学んで貰いました。それにしても最近の表計算ソフトには便利な機能がたくさん装備されていますね。反面、初めての方には解りにくくなっている様な気がします。まずは自分に必要な機能を使いこなすことから始めてましょう!
written by 『英国チャレンジャー号』
4 今日の1年生両学科の「ビジネス実務T」では、いよいよ就職活動の実践方法について、授業を行いました。学生にも授業の冒頭、「今日が1年間の授業の中で、最も重要な授業」と宣言した上で、これから始まる就職活動への心構え、今からできる活動の具体的なテクニックについて話をしました。具体的なテクニックは企業(学校)秘密です。
今日から取り組みを始めたことが、どのような結果になって学生一人一人の成果となっていくのか、私は今から楽しみでワクワクしています。
また、授業終了後、来年2〜3月に行われる、海外短期留学の説明会が実施されました。
今回の行き先は、イギリスのアベイカレッジ。カレッジ修了後は、ロンドンやパリの観光に加え、ユーロディズニーの一日フリーパスまでついてるんです。ユーロディズニーの紹介があった瞬間、ほとんどの女子学生は目を輝かせていましたね。
この時期は空いてるそうです。らしくないけど、ちょっと羨ましいかも。
written by 『かりめろ』
5
担任の先生方は、明日、保護者宛に発送する「後期中間試験学業成績表」の所見欄の記入に精励されています。
成績表は、前期中間試験については、6月の保護者懇談会で直接お渡しいたしましたが、後の3回については、保護者の方々に送付しています。内容は、試験の成績結果とその間の出席状況そして担任所見欄となっています。
学業成績と出欠状況については、言うまでもありませんが、保護者の方々におかれましては、担任の先生方のコメントに、大変高い関心を持っておられるとお聞きしております。
とりわけ、毎日顔を合わせておられない下宿生の保護者の方々にとっては、大変待ち遠しい学校からの便りでもありましょう。
作成された所見欄に目をとおしますと、そこには、教えを受ける者(生徒)から学業を修める者(学生)への、一日も早い変革を期待する担任の先生方の熱き思いが、叱咤激励の言葉となって記されていました。私達は、保護者の方々と共に車の両輪となって、キャリアマン・ウーマンの育成に誠心誠意努めてまいります。学生諸君、一緒にスクラムを組んで頑張ろうではありませんか!
written by 『校長』
6
今日は、生物化学Tで、『タンパク質』についての授業を行いました。タンパク質は『変性』といって、熱やpHなど様々な要因でその構造が壊れる性質があります。
また、タンパク質は多くの食品に含まれ、肉や魚、卵などに豊富に入っています。そこで、変性について、身近な例を題材に『目玉焼き』で説明をしました。生卵の白身は透明だけど、熱を加えると変性し不透明(白色)になるでしょ。

授業終了後、応用分析化学科1年のM君が、「先生、家でおかん(注:お母さんの意)に『生卵をフライパンで加熱変性させて』って言ってみるわ」と言ってきました。
そうですそうです。化学物質は身近にあふれており、それを意識して生活することで、机の上の化学が本当に実のある化学になるのです。
お母様には息子が変なことを言い出したと思われるかも知れませんが、これも復習の一環です。お付き合い下さることを祈るばかりです。

written by 『すくろーす』
7 化学分析コース1年の重量容量実験では、沈殿滴定をしました。しょう油中の塩分を硝酸銀を使って分析するという実験。
硝酸銀は手に付くと黒くなるので、慎重に取り扱わなければならないのですが、今回は誰一人、手を黒くすることなく無事終了。
また、指示薬にはフルオレセインという物質を使いました。フルオレセインって、聞きなじみないと思いますが、実は入浴剤で黄緑色の蛍光色をつけるために使われている物質です。今回の実験は見た目がカラフルだったので、学生に好評でしたね。

written by 『オレンジライス』
8 今日から化学分析コースの1年生は、定性分析実験の実技試験が始まりました。
先週までのプレテストと違って、今日から実験室には筆記具以外は持ち込めません。未知試料には15種類の金属イオンのうち5種類が含まれています。それを今までに身に付けた分析方法を思い出しながら、数10種類の試薬を使って何も見ずに分析します。
さて、その結果は?...なんと平均で5個中2.5個の正解率でした。これはプレテスト2回の正解率をはるかに上回っています。しかも複数の学生から、「次回を見ていて下さい!」との頼もしい宣言もありました。
残り試験回数は4回。今日の結果が偶然でまぐれでは無いことを心から祈っています。

written by 『Syuuriya』
9
今日は、生化学分析学科2年生の卒業研究実験の日。
ある班の実験台には、サツマイモ、ニンジン、ダイコンが置かれていました。まさか、実験室で焼きイモを...。そんなことはありませんネ。これらの野菜は、環境物質の一つであるビスフェノールA(女性ホルモン様物質)を、野菜の持つ酵素で無害化しようという実験に使われるのです。彼らはもうすでに何種類かの野菜で、この実験を進めています。
彼らは私に、ビスフェノールAはポリカーボネイトのエポキシ樹脂という原材料に由来することや、無毒化の原理等々。そして、他の研究者の研究成果などを丁寧に説明してくれました。
今、している実験内容は、実験をしている本人にしか分からないのです。これからも、たとえ相手が先生であっても、質問があったら「教えてあげるよ」という気持ちで説明してください。

written by 『じゃこてん』
10 3限目の「環境分析化学U」では振動規制法と振動防止技術、4〜5限目の「コンピュータ実習」では表計算ソフトを用いた各種グラフの作図方法について学んでもらいました。
各実験で汗水を流して得たデータは、殆どの場合、ただの数値になります。専門家といえど、ただの数字の羅列をみただけでは何もわかりません。自分のデータを誰が見ても判るグラフにしないといけないのです。グラフの作り方次第で導き出される結論が変わることもあるので、作図の機能だけは自由自在に操る必要があるのです。
学生もパソコンに慣れてきたのか、およその使い方を説明しただけで、あっという間にグラフを作成しました。
私達が学生の頃はロットリングといって、アルファベットや数字の定規と製図用ペンでグラフや表を書くことを強いられました。当然、失敗したら最初から書き直さなければなりません。今やパソコンは筆記用具のひとつです。何度でも試行錯誤ができる今の学生が羨ましい・・・(苦笑)

written by 『英国チャレンジャー号』
11
    この壮大さには圧倒されるものがあります。
今日は第4回企業見学会(1年生のみ)がありました。1年生の皆さんが、就職活動を本格的に始める前に行われる企業見学会は今回が最後になります。
今回は応用分析化学科、生化学分析学科それぞれの学科毎に大型バスに分乗して、三洋電機株式会社のソーラーアーク(岐阜県)という太陽電池をテーマにした施設を見学に行きました。
私は担任をしている応用分析化学科のバスに、かりめろ先生と一緒に乗りました。学校から現地まで片道3時間以上かかります。
これから就職活動を始めようとしているこの大切な時期に、無駄な時間を過ごすわけにはいきません。そこで往路のバス車内では、これからの就職活動に向けて学生が日頃疑問や不安に思っていることを質問してもらい、私とかりめろ先生がそれに答えていきました。
資料請求に関する具体的な質問や、なかには「ズバリ、面接の極意を教えてください」という質問まで沢山の質問が出ましたが、どの質問も「真剣に就職を意識している」ということがよく分かるものばかりでした。
最後にかりめろ先生が、自分の就職に関する人生経験を“熱く”語って下さったことは、学生の皆さんにとっても大変印象深かったようです。
さて、「ソーラーアーク」に到着して、その大きさにビックリ!幅が300m以上もある巨大な太陽電池パネルに、私も含めて全員が圧倒されました。「ソーラーアーク」の中には「ソーラーラボ」という見学施設があり、太陽電池の仕組みや応用についての展示がされていました。案内して下さった方々から、丁寧に分かりやすく説明していただきましたので、学生も質問をし易かった様です。これまでの企業見学会では一度も質問することが出来なかった学生も、積極的に質問していました。三洋電機株式会社の方々に厚く御礼申し上げます。
帰路のバスでは「希望就職先と志望動機」というテーマで、学生の皆さん一人ずつマイクを持って全員に話をしてもらいました。一人当たり僅か1分程度の時間でしたが、その中の一言一言に将来への夢や希望がギッシリと詰まっていて、とても充実した内容でした。全員の夢が現実のものとなるように頑張っていきましょう!!!

written by 『キャピラリー』
12
今日は私にとって、学生との接点はほとんど無い一日でした。
というのも、今日は年に一度の「内部環境監査」の日。
環境管理の
国際標準規格「ISO14001」の認証を取得している本校は、年に一度、外部の審査機関によって定期的に審査があるのですが、内部・・・つまり、学内で年に一度監査をしなくてはなりません。
syuuriya先生や、ドラ一郎先生などが監査員。今日は約半日、私や事務の職員さんたちがヒアリングによる監査を受けました。
来週行われる2回目の監査は、教員が監査の対象になります。
監査の途中、数名の学生から「今日は内部監査ですね。」とか、「内部監査頑張って下さい。」などの激励をいただきました。
学内にいれば当然とは言え、「内部環境監査」という言葉や意味を知っているという、本校学生はあらためてすごいなぁと実感しました。

written by 『かりめろ』
    監査開始時のオープニングミーティング
13 寒い日が続いていますが、今日は生化学分析学科1年生の機器分析化学実験で、蛍光分析を担当しました。
蛍光とは、ある種の光の照射を受けたときに別の光を出す(発光する)現象のことです。これは、蛍光灯や蛍光ペンに応用されていますが、物質の分析にも用いられます。
今回は、ビタミンCの定量をしました。1年生の一部には、少し前までは、元気が良すぎて実験中もやや落ち着かないところもありましたが、最近は就職の意識が高まっていることもあり、かなり真剣に実験に取り組む様子が見られるようになりました。短期間での成長に驚かされます。

written by 『ポリフェノール』
14 化学分析コース1年は重量容量分析実験をしました。
この実験では、グループをA・Bの2グループに大きく分け、その中で2人ずつの班になり、様々なテーマの実験をしています。
先週まで、私はAグループを教えていましたが、今週からはBグループの担当になりました。Bグループの実験を担当するのは1ヶ月ぶりだったのですが、しばらく見ないうちに学生のみなさんは分析技術がずいぶん上達していましたね。動作のひとつひとつにキレが出てきました。(^ ^)
この調子でさらにレベルアップしてもらいたいですね。

written by 『オレンジライス』
15 今日で化学分析コースの後期中間試験が終了しました。
化学分析コースでは、試験期間を設けずにそれぞれの授業が5〜7回終了毎に試験を行っています。これは、単に合否を判定するのではなく、それまで勉強してきたことがどれだけ理解できたか、教員と学生がお互いに確認することに重点を置いています(もちろん一定ラインの点数を取ることは必要ですが...)。
さて、試験の手応えは?下校していく学生の何人かに『オレンジライス先生』が声をかけていましたが、首を振って帰る学生、にっこり笑って帰る学生など様々でした。試験は次回の授業で返されます。
でも、本当に大切なのは試験が返却されてから、苦手な部分を克服することです。期待しています。

written by 『Syuuriya』
16 今日は、機器分析化学実験で蛍光分析の実験を行いました。12/13(金)のポリフェノール先生の日記にあるとおり、蛍光とはある種の光の照射を受けたときに別の光を出す(発光する)現象のことで、蛍光灯や蛍光ペンに応用されていますが、物質の分析にも用いられます。
さて、出てきた結果を見て、応用分析化学科1年のH君は「先生、このデータおかしくありませんか?」と一言。私が「さっきテキストで勉強したぞ!」というと、「ハッ」と気が付いたようです。目的物質の濃度が高いと、この測定は上手くいかないのです。テキストを見返しながら、学んだことが実際にデータで証明されたことに感動しているようでした。
机の上だけでは身に付かないことが分かってくれたかな?

written by 『すくろーす』
17
後期の授業もあと残すとところ4日、今週の金曜日までであります。学生諸君は、冬休みをどのように過ごすかが話題になっているようです。下宿生の大半は、つもる話を土産に実家に帰るようです。
さて、今日は、1年生 生化学分析学科の「重量・容量分析実験」の実験項目「中和」を担当しました。9月から4班に分れて4項目の実験を順番に進めてきましたが、本日は、その最後の班が登場してきました。
来年の1月早々には「実技テスト」が予定されています。試験項目は、私が担当している「中和」に決まりました。実験の始まる前に、全体にその旨を伝えました。水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合溶液中に存在する、それぞれの重量を求める実験であります。前期で「金属イオンの定性分析」の実技テストを経験していますので(一人で実験)、テストについての説明はよく分かった様子でありました。早くも緊張が高まり、全体としてはやる気満々です。
実験終了後、M君が「正月に実家に帰るとき、これだけは持って帰ります。」とにっこり笑ってテキストと実験ノートをさしあげ実験室から退出していきました。新しい年が待ち遠しく感じました。みんな、ガンバレ。

written by 『校長』
18 今日の統計解析から、とうとう統計最大の難所「検定」に入りました。単に計算で答えを出すというだけでなく、少し論述問題っぽいところがあるのと、標準正規分布表や分布表に不慣れなのが、取っつきにくい原因だと思います。
今日のクラス日誌にも、「せんせい検定って難しい」と書いてありました。次回はもう少し演習問題をやってみますので、基本的な解き方の流れを身につけてください。
しかし、検定は取っつきにくいですが、就職後、品質管理の仕事をする人には必須の知識です。機械で製品を作っていても重量や含有量にかならずバラツキはあります。その中から少数のサンプルをとって、本当に規定通り作られているかどうか確かめる大事な知識ですので、頑張ってモノにしてください。

written by 『ドラ一郎』
19
今日は生化学分析学科2年生の本年最後の卒業研究実験日でした。
2年生は年が明けると卒業研究発表の要旨提出、発表会予行演習、卒業論文提出、発表会と忙しくなります。今日はその意味では大切な実験日です。
多くの学生は、他の研究班の進行具合が気になるようで、今日は、「先生、○○の実験している班の結果はどうですか?」とよく質問を受けました。私も学生時代は周りの実験の進み具合が気になりました。しかし、実験は直ぐに結果が出るものと結果を出すのに時間がかかるものがあります。
周りをあまり気にしないで実験に集中しましょう。
written by 『じゃこてん』
20 今日は年度内最後の授業日でした。学生達の頭の中は既にクリスマスやお正月の予定、はたまた、今晩の打ち上げで一杯だった様です。何かしら賑やかな教室でした。
今日は朝から応用分析化学科2年の「卒業実験」を担当しました。年末のシメという意識が強かったのか、殆どが早めに実験を終えることが出来ました。一部、延長で実験をしていたグループもありましたが。
発表まであと僅かな時間しか残されておりません。全員、精一杯頑張ってください!(ファイト!)
夕方、18期OGのYさんが懐かしい顔を見せてくれました。某大学に三年次編入を果たした彼女、来年から愛知県で就職するそうです。元気な笑顔を見ることが出来て嬉しかったです!

written by 『英国チャレンジャー号』
21 化学分析コースの授業も年内は今日を含めて残り2日。今年の土、日曜日は天気のいい日が比較的多かったですが、今日はめずらしく雨。しかも冷たい雨でした。そんな中でも、雨ニモ負ケズ、全員出席でした。
1年生の重量容量分析実験では、学生の動きが実にスピーディーで、いつもより早く実験が終了しました。師走の慌ただしさが伝染したのでしょうか?いや、それだけ技術が向上したのでしょう。
また、午後には本校OBのU君とO君がたずねてやってきました。BOD(水の汚染の程度を示す指標)の分析について質問に来ていました。本校のOB・OGって、学校に本当によく来てくれます。教職員として、うれしい限りです。

written by 『オレンジライス』
22 今日で化学分析コースの年内の授業は終了です。最終日の今日はみんな浮かれていると思いきや大違い!2年生は自分たちで立てたハードな実験スケジュールをこなし、1年生は定性分析実験の実技試験に向けて脇目も振らずに勉強していました。
その甲斐あって、今日の実技試験でとうとうパーフェクトがでました。未知の金属イオン5つを全て見つけた学生が2名。しかも検出方法まで完璧に正解でした。他の学生もほとんどか前回を上回っており、みんな精一杯やったという清々しい顔をして帰っていったのが印象的でした。
年末年始の休み明けには、2年生の卒業研究発表の要旨が締切となります。休み明けからフルパワーでやりますよ。覚悟しておいて下さい♪

written by 『Syuuriya』
23 学生はもうすでに冬期休暇ですが、まだまだ活動中です。
8/26の、学生環境委員会による廃棄物処理施設の見学に引き続き、今回は大阪市下水道科学館への見学を企画し、今日実施されました。
環境委員会会長のF君より、下記のような報告メールがありました。
written by 『かりめろ』

おはようございます、Fです。
今日、環境委員会の施設見学で、下水道科学館へ行ってきました。参加人数は一年二年合わせて15名でした。
休日ということで、説明などはして頂けないと聞いていたのですが、特別に事務長さんから説明して頂く事ができました。
お話しの内容なのですが、下水道科学館を設立した目的や、下水道処理のおおまかな流れでした。「あまり知られていない下水道処理をみんなに知ってもらう」と言う事が目的で科学館を建てられたというだけに、館内はとても解りやすい説明が多かったです。前回の産業廃棄物処理施設と同様に、公害防止管理者を受験する人にとっては良かったと思います。

written by 『環境委員会会長 応用分析化学科 2年 F君』
24 学生たちの年内の授業は20日で終わりましたが、我々職員はもう少し仕事があります。
今日も校長先生と一緒に、冬休み明けに行われる1年生の重量・容量分析実験で使う試薬の調製をしていました。
今頃、学生たちは帰省やアルバイト、後期から始まる試験の勉強などをしているのだろうかと思っていたところに、2年生の女子学生2人からクリスマスカードが届きました。たいへん温かい内容でみんなうれしくなりました。
2年生は学生生活もあとわずかですが、悔いの残らぬようにがんばってください。
メリー・クリスマス。

written by 『ポリフェノール』
25
今日は、冬休みの学生のそれぞれの動きをご紹介しましょう。
●就職活動チーム:書類発送の準備や就職講座を受けるため、一生懸命担当の先生に指導を受けていました。教職員も全員内定のために一丸となっていますので、頑張って欲しいです。
●卒業研究チーム:卒研のデータ整理を行った結果を報告に来ました。休み中には、ある程度卒業論文をまとめる必要があります。忙しいけど皆頑張っています。
寿チーム?!:本校は高校を卒業してすぐに入学してくる学生以外に、一度別の学校に行ってから、あるいは就職してから入学してくる学生もいます。その一旦就職してから入学してきた学生の一人が、来年結婚することになりましたとの報告をしてきてくれました。彼は内定も決まっているし、本当に幸せそうでした。おめでとうございます!
さて、明日は『歳末大掃除チーム』が来てくれないかなぁ・・・。
written by 『すくろーす』
26 今日、本校では年末の大掃除が行われました。
いつもなら教職員だけで徹底的に校舎内を清掃・整理しているのですが、今回は学生環境委員の実験廃液処理チームのエース2名が有志でお手伝いに来てくれました。
彼女たちが到着したときには、廃液は処理業者に渡した後だったのですが、普段自分たちが使用している実験室や教室の清掃を手伝ってくれました。さすがに実験室の清掃などはお手の物で、器具の整理もテキパキとしてくれて大助かりでした。ありがとー!!、Eさん、Uさん。
さらに、お昼過ぎから来校していたOGのSさんも手伝ってくれてありがとう。
これで校舎内もスミズミまできれいになりました。また新年から気持ちも新たに授業・実験に臨みましょう。我々も頑張ります。
written by 『ドラ一郎』
27 いよいよ今日が今年の最終日。
今日は朝から、某製薬会社系の研究所へ、実験機器の引き取りにオレンジライス先生と一緒に出かけてきました。本校卒業後、そこで勤務しているOBからのご厚意で、機器を譲渡してくれたのです。
そこの部長さんとのご挨拶で、「この機器を使って学生をしっかり指導し、貴社へ就職させます。」と、宣言して帰ってきました。

学生はまだまだ活動中です。
今日は学生環境委員会の生態調査班が、この厳寒の中、河川の調査に出かけています(報告は後日します)。
また、一部上場企業から、学生2名の内定の連絡もありました。

「最近の若者は・・・」と良く言われますが、この日記のとおり、能動的に、積極的に動く若者もたくさんいます。
ちょっと大きく表現することはあっても、ここに掲載していることは紛れもない事実です。
こういった若い人たちに、夢と希望の中に現実も教示しながら、来年も精一杯学生指導に取り組みたいと思います。
また、その様子を引き続きご覧いただきたいと願っています。

読者のみなさん、本当に一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を!
written by 『かりめろ』
28 休校です。
29 休校です。
30 休校です。
31 休校です。