2002 September
1 今日は本校で国家資格の技能士(化学分析)の実技試験が実施されました。これは、化学分析の技術の確かさを証明する資格であり、実技試験を伴う数少ない資格です。
今年は、受験者の3分の1が本校の卒業生であり、姉妹校の国際環境専門学校卒業生も合わせると約半数に上りました。
久しぶりに見る懐かしい顔が揃っていましたが、検定中は真剣そのもの。みんな成長している様子が伺えました。結果は、10月に発表とのこと。朗報を待っています。
検定後、機器分析実験のために実験室に入った化学分析コースの学生達も、自分たちの目指している資格検定だけに興味津々で器具を眺めていました(技能士(化学分析)は実務経験3年が受験資格ですが、本校の卒業生は在学中の2年間が実務経験にカウントされますので、いち早く受験が可能です)。
Written by 『Syuuriya』
2
今日は、環境委員会の生態調査のメンバーが登校して、先日サンプリングした河川水のCODについて測定を行いました。さらに、本校から出る排水も測定し、その値について比較を行いました。もちろん、生態調査に出かけることも、今日、水を測定することも、すべて学生が自主的に行っています。
結果は、本校の排水の方がCOD値が高く、生態調査でサンプリングした河川水のほうが美しいという結果になりました。
なお、このCOD測定は、学科を問わず、2年生で勉強することになっているので、1年生にとっては少し難しかったかも知れませんが、2年生女子2名(応用分析化学科Sさん、生化学分析学科Eさん)の強力なリードのもと、一生懸命取り組んでいました。
今日、測定に参加していた1年生の皆さん!来年のCODの実験では期待していますよ!!
   生態調査で捕った魚
written by 『すくろーす』
3 今日は応用分析化学科2年の『材料分析実験』の補講を担当しました。
対象者は3名。私もこの1年半にわたって彼等の実験を見てきましたが、彼等は決して実験をサボるような学生達ではありません。では何故?理由はひとつ。完璧なレポートを出そうとして細かいところにまでこだわりすぎ、期限内に「レポート」を出せなかったからです。彼等のレポートに対する真面目さは非常に嬉しいのですが、限られた時間の中でやり遂げることも大切なのですよね。今日は一日中、レポートの添削、助言、はたまた就職相談と大忙しでした。
卒業まであと半年、「卒業論文」も待っています。今度は確実に期限を守ってくださいね。(卒業研究に補講はありませんよ・・・祈)
一方、実験室では自治会メンバーがじゃこてん先生となにやら秘密の実験に取り組んでいました。
今度の分化祭(本校の学園祭。分析化学の祭りの意)で何か企んでいるようなのですが、じゃこてん先生には『内容はヒ・ミ・ツ!』と一蹴されてしましました・・・(涙) 
巨人の独走を許したペナントレースより、謎の『実験屋台』が気になる今日この頃です。(笑)

written by 『英国チャレンジャー号』
4 晴れる日もあれば雨の日も。ということで、今日は私にとって雨の一日。・゜ °・(><)・° ° ・。
なんとっ、大切な就職試験に学生が遅刻してしまいました。
10時15分頃、学校に会社の人事担当の方から電話がありました。「10時に来社予定の学生さんがまだ来ませんが・・・」と。―(T_T)→
このようなことの無いよう、学生には、「前日までに場所で迷わないよう、必ず下見に行くこと!」と口酸っぱく指導してきました。また、今回間に合わなかった学生も、普段は人より早く登校する真面目な学生です。なんかエアポケットにでも入ったような気分でした。
しかし、人それぞれ失敗は必ずあります。失敗をどう生かすか、「失敗学」なんていう学術的な領域も検討される時代ですから、これを糧に次回は、というより、永い人生の糧として欲しいと思います。

が、もう一度ここを借りて就職指導担当として言います。「前日までに必ず下見に行っとくれ!」
written by 『かりめろ』
5 今日は、後期の授業開始(9/12)の1週間前となります。この7日の間に、在校生対象の「化学実験技能検定−1級、3級」の試験が実施されます。明日 9/6(金)には筆記試験、9/9(月)と/10(火)の2日間で1級の、9/11(水)には3級の実技試験となっています。
これらの検定、後期の実験・講義等々を万全の準備をして迎えたいと、全教職員が頑張っています。
さて、大阪もこのところ残暑厳しい毎日が続いています。その中を、就職活動や「卒業実験(卒研)」の準備、また分化祭の準備(予備実験)等々で、学校に来る学生が増えてきております。下宿生も殆どの人が実家から戻ってきているようです。北海道出身のS君は「暑くて湿気も・・・」と言いながら、「卒研の準備」のため同じグループのA君と、この3日間皆勤であります。何故なら、テーマ「高分子化合物の分解とリサイクル」で、当初決めていた高分子化合物では問題が多すぎることが判明したからです。実験方法を変えても同様な問題が残るので、化合物を何にするかということで資料室・教室で文献調査に没頭していました。
彼等の姿から、「心頭滅却すれば、火もまた、自ずから涼し」という言葉が浮かんできました。この真摯な取り組みは、「卒研」はもとより、社会に出てますます必要になる大切なものです。就職活動で、卒研で、分化祭の準備で登校してきた学生から「暑さに負けないでがんばろう」というメッセージをもらった一日でした。
written by 『校長』
6 今日は、「化学実験技能検定」の筆記試験がありました。この試験は、さる9/1(日)に行われた国家資格の技能士(化学分析)の模擬試験として、本校の在校生を対象に行っています。
1級の試験は今回初めて実施しましたが、筆記試験の問題はかなり難しい内容となっています。
1級を受験した学生は全員女子学生でした。次回は男子学生にももっと頑張ってチャレンジしてもらいたいですね。夏休みも本当に残り少なくなってまいりましたが、受験生の「真剣な表情」を見ていると、後期の授業開始に向けて我々教職員も一層気が引き締まる思いがしました。
来週の実技試験も精一杯頑張って合格してくれることを期待しています。
written by 『キャピラリー』
7 1限目は、化学分析コース2年生の統計工学で前期期末試験をしました。採点すると、100点の学生が続出!!そんなに簡単な問題ではなかったのですが・・・(^ ^; 化学分析コースの学生は平日働いているので、いつ勉強してるんだろう??と感心するばかりです。
昼には、「基礎化学科」の修了式が行われました。3ヶ月間に及ぶ、全15回という長丁場をよくがんばったと思います。学生の顔を見ても、化学に対して少し自信が持てたという表情をしていました。この成果が後期に出ることを期待していますp(^o^)q
午後、1年生の基礎化学実験では、先週つくったニトロベンゼンを濃縮しました。学生がニトロベンゼンを分液ロートという器具に入れて振る様は、まるでバーテンダーがシェイカーを振っているようでした(笑。

written by 『オレンジライス』
8 今日の化学分析コースの2年生は、午前中が期末試験、午後は機器分析実験のレポート提出日という区切りの一日でした。レポート提出日は、今までに習った7種類の分析機器を使った実験のレポートを完成させる日です。今までに提出したレポートが返されて、訂正箇所や作成のポイント等の注意点が説明され、レポートの訂正にかかります。レポートや論文は作成する時、いくつかの決まり事があり、そのほとんどは世界共通なので、今のうちにマスターすれば仕事の報告書やプレゼンテーション、論文発表の時に必ず役に立ちます。今までレポートをあまり出していなかったT君とAさんは締切時間に間に合わせるため、大慌てでレポートを書いていました。結果は、締め切り時間5秒前に全員提出完了!
でも、こんな綱渡りは今回だけにして、卒業論文は余裕を持って書いてください。担当者の心臓に悪いですから。
Written by 『Syuuriya』
9 夏休みも今日を含めてあと3日となりました。
この1ヶ月半を振り返ると、本校の学生は休み中もよく学校に来ていたと思います。
2年生は就職活動、1年生は基礎化学科受講や休暇課題対応などでです。
今日も2名の学生が内定報告に来たほか、先日、国立大学の編入学試験を受けた女子学生が、試験問題について私のところに質問に来ました。
就職試験でも、入学試験でも受けておしまいにするのではなく、終わった後でもう一度試験問題を見直すのは非常に重要なことだと思います。
この気持ちを忘れずに、後期の卒業研究や授業もがんばって下さい。
written by 『ポリフェノール』
10
受験中の学生たち。真剣です。 「化学実験技能検定」の1級実技試験が行なわれました。
午前中は試料溶液中に含まれるフェノール量の測定。2時間で8回滴定しなければならないのですが、受験者の中には11回も滴定した強者もいました。
午後も1級の実技試験で定性分析。試料溶液中に5つの金属イオンが入っていて、それを当てるというもの。受験者は約40種類もの試薬を駆使して、当てていくのです。しかもその操作方法をすべて暗記しているのです。
私は試験監督をしていたのですが、受験者の立派な姿を見て『全員合格してほしい』と心から願いました。

written by 『オレンジライス』
分化祭(10/26(土))で行う実験会の実験方法について、自治会役員のMさんと話をしました。
今年の実験会ではロウソク作りと入浴剤作りを行う予定をしています。今月の3日に予備実験を行ったのですが、作ったロウソクがうまく燃えなかったり、入浴剤が固まらなかったりの問題がありました。その解決策に予備実験を行った人たちが色々と考えてくれました。後期の授業が始まればその問題解決に向け考えた方法で取り組むことを決めて、今日の話し合いは終わりました。
皆さんにお披露目できるときにはしっかりと燃えるロウソク、入浴剤が出来ることをお約束します。
ぜひぜひ、10/26(土)の分化祭にきてください。

written by 『じゃこてん』
11 本校では、今日が夏休み最後の日です。明日からは後期が始まり、学生達がまた登校してきます。
忙しくなるなぁ、とも思う反面、それ以上にまたみんなとあえることの方が楽しみであったりします。
2年生は就職指導のため登校してきた人もいるので、割と顔を合わせていましたが、1年生の人たちとは一部の人を除きほぼ40日ぶりになります。
この夏休みの間に、みんなどんな風に過ごしていたのでしょう。
学校で実施している基礎化学科を受け化学の基礎をみっちり鍛え直した人、化学からは少し離れリフレッシュした人、いろいろ居ると思いますが、明日からは後期授業が始まります。気持ちのスイッチを切り替えて頑張りましょう。

written by 『ドラ一郎』
12 今日からいよいよ後期授業が始まりました。夏休みの間に真っ黒になった人、実家で親のありがたみをしみじみ感じた人、内定をもらってウキウキの人、後期から始まる卒業実験に目がキラキラ☆の人・・・。多くの学生の表情を久しぶりに見ることが出来ました。(^^)
1年生化学分析学科の工業英語の時間では、夏期休暇課題の解答を行いました。ただでさえ、英語があまり得意でない学生が多い中、相当量の課題を出したので、夏休み前には学生から随分と、『鬼ぃ〜!!』っとクレームを受けました。
そんな訳で、課題の提出率や取り組み方に、正直(申し訳ないが)あまり期待をしていませんでした。
しかし、どうでしょう?夏休みが明けた今日、ほとんどの学生が、課題から逃げ出さないで、一生懸命に取り組んでいました。
今の世の中、嫌なことに直面したとき、『踏ん張る』というより、とかく自分に甘えて逃げ出す風潮にありますが、本校の学生は素晴らしい!っと、今日は痛く感動いたしました。
『今の若いモンは・・・』と言っている方々に、うちの学生を見せてやりたいっと思う今日この頃でござった。パチパチパチ。

written by 『すくろーす』
13 私が担任をしている応用分析化学科では、今日から「卒業研究」が始まりました。午前中はこれから半年間のスケジュールや安全に実験を行うための約束事項、使用実験室の割り振りなどを、私とタッド先生、オレンジライス先生から説明しました。皆さんに卒業研究を円滑に進めてもらうためのものです。しっかり守って、充実した「卒業研究」にしてもらいたいものです。
初めての卒業研究ということもあり、学生達も、教員も少々興奮しておりました。Sさん、Dさん、M君は早速syuuriya先生から、まっさらの「TG(熱重量分析計)」の前で、使い方について説明を受けておりました。ほとんどの学生は、定量分析の基準となる各種標準溶液の調製に追われていたようです。標準溶液の調製を間違うとすべての分析結果が狂ってしまいます。慣れるまで神経を使いますが、頑張ってください
ね。

written by 『英国チャレンジャー号』
14 化学分析コース2年生の統計工学は、「検定」という単元に入りました。検定とは製品の検査などに使われる手法で、例えば、製品の何個かを抜き出してそれを調べることによって、製品全体に異常が無いかどうかを判断するのに使います。
私が学生のとき習った時はとても難しいと感じたのですが・・・、今年の化学分析コース2年生は、ちょっと説明するだけですぐに理解してくれました。おかげさまで、化学分析コース2年生の授業では、いつも楽させて頂いております(^ ^)。
化学分析コース1年生の基礎化学実験はレポート日で、これまで提出したレポートに不備があったところの書き直しをしました。ほとんど書き直す必要がない学生もいれば、そうでない学生も。本校に入って初めてレポートを書いたという学生もいれば、仕事で何年も書き続けてきた学生もいるのですから、当然です。
しかし、今あるこの差も、努力で半年後には完全に埋まります。いや、追い越すことも珍しいことではありません。
written by 『オレンジライス』
15 今日から化学分析コースの1年生は、定性分析実験が始まりました。この実験は金属イオンを検出する方法を身に付けるのですが、技能士(化学分析)の実技試験の一つになっています。前期の間に実験方法と反応式をすでに勉強しているので、今日の実験ガイダンスではプレテストを行いました。
意気揚々と試験を受けた学生達の試験結果は?残念ながら全問正解者はなし!でもほとんどの学生が入学当時と比べものにならない位に成長していました。後は実験室で今までの知識を技術に置き換えるだけです。
Written by 『Syuuriya』
16 休校です。
17 今日は生化学分析学科2年生の卒業研究の担当でした。
卒業研究は、先生から段取りをアレコレ指示されるのではなく、自分で段取りを決めて実験していかないといけないので大変です。2回目ということで、まだまだどの班も試行錯誤しながら手探りで実験を進めているようです。
納豆を試料にしている班やダイエット食品を試料にしている班、いろいろあってこれからの各班の実験の進行が非常に楽しみです。
しかし、ちょっと残念なこともありました。これまでさんざん保護メガネ着用については小うるさく注意してきたのに、夏休みの間に着用の習慣を忘れてしまったのか着用していない人が多かったのです。特に卒業実験では全員が同じ事をやっているわけではないため、隣の班がどんな薬品を使っているか判った上で実験できません。万一の事故を防ぐためにも保護メガネ等安全に対する備えをしっかり行った上で実験を進めてくださいね。
written by 『ドラ一郎』
18
私が担当する「ビジネス実務」。一言で言うと、就職するための対策授業です。
今日は夏休み明け最初の授業。後期授業の方向性を話しました。中でも重要なのは、具体的な就職活動への実践方法です。2年生?いえいえ1年生です。
年々就職戦線が早くなり、入学して半年ですが、もうこのような展開が始まるのです。
もちろん、大学編入をめざす人も、いずれ就職活動をするわけですから同じように実践方法を学んでいきます。
実際に就職活動をしていくと、山あり谷あり苦労が多いのも事実です。
しかし、黒板での授業や聞きかじりのテクニックよりも、何より身につくのは自ら学ぶことであり、実践での苦労を味わうたびに、またそれを乗り越えるたびに、大きく成長している自分に気づくはず。
すべてはいずれ笑うためのプロセスですから、今はビシビシいきますぞ。
written by 『かりめろ』
19 今日は1時間目から4時間目まで、応用分析化学科2年の「卒業研究」を担当しました。
他の授業で実験をするときは、試薬調整などの準備や実験廃液の管理は私たち教員がやっていますが
、この「卒業研究」ではすべて学生の皆さんにやっていただくことになります。それは、実験を始める時から片付ける時まで、卒業して就職した際全て自分で出来るように訓練するためです。
本校は「ISO14001」を取得しておりますので、環境のことを考慮して実験廃液の管理を徹底して行っています。そこで、廃液の重さを量ってから保存容器に保管するのですが、この作業を初めてすることになったM君が、「先生はこんな大変な作業をしていたんですね〜。これからは、実験廃液を少なくするようにもっと良く考えて実験します。」と言っていたのがとても印象的でした。

written by 『キャピラリー』
20 今日は、生化学分析学科1年生の機器分析化学実験の担当でした。
1年生の後期の実験は、この機器分析化学実験と重量・容量分析実験があるのですが、両実験とも最初の2週は実験のガイダンスが行われるのです。
実験が好きな学生には、ガイダンスを聞いているだけというのは少し退屈かもしれませんが、原理をきちんと理解することは不可欠ですのでしっかりきいてもらいたいと思います。
ガイダンス終了後には、Nさんが私のところに質問に来るなど、皆、真剣な様子でした。
いよいよ来週から実験開始です。

written by 『ポリフェノール』
21 昨日、化学実験技能検定の合格発表があり、化学分析コースの合格者には一日遅れの今日、合格証書が授与されました。合格したみなさん、本当におめでとうございます。
また、残念ながら、合格できなかったみなさんも、今回受験した経験は今後の実験に大きくプラスになると思います。企業の求める人材は、「チャレンジ精神旺盛な人」とよく聞きますが、まさに今回受験した学生はそんな人物ではないでしょうか。

written by 『オレンジライス
22 化学分析コースは、後期の授業が始まりました。
1年生の定性分析実験は、ガイダンスも終わり今日から実験が始まりました。鉄、銅、鉛、銀などの金属が溶けた溶液から、どの金属が溶けているかを見つけだす実験です。今日は、第1族の銀、鉛、水銀の分離実験でしたが、中には試薬を入れすぎてうまくいかない班もありました。ポイントは溶液を必要以上に薄め過ぎない事です。
1〜6族の実験が終わった後、実技試験が行われる予定です。そのときには40種類以上の薬品を扱って22種類の金属から中に入っている5種類の金属をわずか2時間で見つけます。本校では全員がこの実験をクリアーして進級します。
定性分析実験は国家資格である技能士(化学分析)の実技試験科目にもなっていますので、必ずクリアしなければなりません。次回は最大のヤマ場第2族です。
Written by 『Syuuriya』
23 休校です。
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今日は、学校に1年生が来ていません。外部で行われている国家資格「有機溶剤作業主任者」技能講習を受講に行っているんです。今日と、9/30(月)の2日間ですので、両日とも1年生は全日休講となっています。2日間の講習をしっかり受け、分析化学者として必要な資格を取得して欲しいものです。
学校では、授業や実験で資格取得対策がなされています。技能講習や資格試験の時だけ資格を意識するのではなく、卒業までにどんな資格を取得するのか?目標を決めて日々努力することが大切です。
では、明日の資格取得対策講座のため、その準備をしーましょっと。ちなみに、私は臭気判定士担当でござる。においますぞ(^^)
written by 『すくろーす
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 活動中の学生たち。
 オレンジの袋は大阪市から支給されます。
今日の昼休みは、学生の環境委員会が取り組んでいる4分野の活動の1つであります「大川沿いの公園の清掃日」でありました。主担のT君を中心とする委員の学生が、12:50の開始10分前に集合していました。昨年から実施されたこの活動に、皆勤で参加している学生はかなり大勢います。その内の一人であるN君に「ごくろうさん。」と声をかけたら「先生、何も考えてへんのです。体が勝手に来てるんですわ。それより、雨が降って中止になったときなどの方がけったいになるんですわ。変な話ですけど。」これまでも、学校教育・社会教育の場で、この自然体の育成に努めてきたと思いますが、そう簡単に身に付くものではありません。
今日のN君で代表された発言は、本人の感性・意識の高さもあると考えられますが、彼等を取り巻く毎日の生活の中に、環境問題、ボランティア活動を育む何かがあるからだと思います。家庭・学校・地域、とりわけ友だちとの関わりは大きいものがあると考えています。本校の営みが、すべての学生の感性を高めるものとなるよう、私達がその先達にならなければと、改めて強く認識させられた一日でありました。
written by 『校長』
26 今日は10月26日(土)の分化祭で、実験会を主催する自治会実行委員の役員と打ち合わせを行いました。当日の実験会は、入浴剤作りとローソク作りを行いますので、その指導、説明文と手順、パンフレット製作の各担当者を選出しました。
説明文と手順の作成担当者T君は、実験会のリーダーMさんに、「絵も描いてよりわかりやすくしてください」と言われていました。絵が苦手なT君はかなり抵抗したのですが、さすが2年生!T君は「はい」 と約束したのです。
さて、どんな説明文と手順が出来上がるのでしょうか?原案の出来あがりが楽しみですね。
皆さんは10月26日まで楽しみに待っていてください。

written by 『じゃこてん』
27 今日は応用分析化学科2年の卒業研究を担当しました。そろそろ、ほぼ全員が本格的に実験を始めているので、朝から実験指導にバタバタしておりました。(苦笑)
午前中は、Aさん、Nさん、Uさん、S君、M君からフレームレス原子吸光光度計の起動が上手くいかないとの申し出があり、半日6人でかかりっきりになり、なんとか起動するようになりました。
これからは自分たち自身の手で分析機器を管理し、誰に頼ることなく独力で分析していかなければなりません。私達教員に頼ってくれるのも嬉しいのですが、いつまでもそういうわけにもいきませんよね。
私も学生時代に卒研のストレスにより、後頭部に10円はげを作ったことがあります。ストレスの解消法は、「今日は出来ることはすべてやった」と思えるほど実験をし、毎晩十分な睡眠を取ることです。
今はがむしゃらに実験していくしかありませんよね。ファイト!

written by 『英国チャレンジャー号』
28 化学分析コース1年の重量容量分析実験がスタートしました。これまでの実験では、予め調製した溶液を用いて実験していたのですが、この重量容量分析実験では、学生自ら、固体試薬を水に溶かせて適切な濃度の溶液を調製しなければなりません。
試薬を天秤ではかり取るにも、0.1mgの桁まで正確にしなければならないものもあれば、大まかな量でよいものもあり、力の入れ具合が重要です。それによって作業効率が全く違ってきます。慣れてくればすぐにできるこの試薬調製も、今日は初めてということで、時間が結構かかりました。
実験が終わると「やり終えた」という達成感のある表情をしていた学生も・・・。しかしながら、今日の試薬調製は実験の準備段階で、重量容量分析の本番は来週からなのです(^ ^;

written by 『オレンジライス』
29 化学分析コースでは、午後より1・2年生共に実験を行いました。1年生は金属イオンの分離を行う定性分析実験、2年生は卒業研究でした。
卒業研究では、予定の実験が早く終わった班から、次回使用するTGAの操作方法を教えてほしいとの申し出がありました。TGAは加熱しながら重量変化を量る装置で熱天秤と呼ばれています。
限られた時間の中で予定分が終わった後も、次の準備をしようとする学生達の意識の高さを改めて感じました。今から卒業研究の結果が楽しみです。

Written by 『Syuuriya』
30 2週続けて祝日だったので、久しぶりの月曜日の授業です。
ハッピーマンデーの影響もあり、今後、月曜日が休みになることが多いのですが、本校では他の曜日に月曜日の時間割を組み込むなどの工夫をしています。
小・中・高校や他の専門学校、大学などでは、少ない月曜日の授業をどのようにしているでしょうか。
さて、今日は生化学分析学科2年生の卒業研究の日。私の担当するHさんとY君は、実験が最初に計画したように進まず、少し方向を変更しなければならないことになり、気にしている様子。
これまでの実験は、テキストにある方法通りにやればよかったのですが、卒業研究はそうは行きません。自分で方法を考えなくてはならないのです。それが、苦しいところですが、同時に楽しいところでもあることに早く気づいて、がんばってください。
written by 『ポリフェノール』