2002 July
1
内定出てますね。喜ばしい!さすが我が母校!鼻が高い。
私も「さめ」と同じく薬品会社の分析研究所に勤めていますが、色々学生時代に勉強不足だったことがたくさんあります。実験も受身的だった気がしますし、おかげで会社で色々勉強し直しています。でも、手実験(メスアップとか)は、ばっちしですよ。←ホンマか?
何か一つでも自分が人に負けないようなことを持ってると大丈夫ですよ。こんな私でもいけてるんだから。ほんと、周りバリバリ薬学部出身の人ばかりで専卒はいない。でも、いい人ばかりで毎日が大変ですが充実してますよ。
こんな風にみなさんが来年感じていられるように祈ってます。先生方、後輩達のサポートたのんまっせ!!

卒研のテーマ決定のシーズンですか?おもしろそうだからとか、実際の方法とか検討しないで選ぶと大変です。1月頃は、本気で逃げ出そうかと思いました。
誰か、正露丸しないのですか?じゃないとクレオソートの使い道がないと思うのですが・・・あの臭いも今じゃ懐かしいです。
卒研と就職活動の両立、大変ですが頑張ってください。卒研だけに専念できるのが一番いいですが、みなさんの超大作、期待しています。

written by 『卒業生 あださん
2 今日は、昨日行われた定性分析実験のプレテストの結果発表がありましたので、生化学分析学科1年は朝からにぎやかでした。
実技テストでは、5種類の金属イオンが含まれた溶液を自分で分析していくのですが、さすがに初回ということもあって全部検出できた人はいないようでした。
時間が足りずすべての分析ができなかった人もチラホラといて、納得のいかない人も多かったようですが、事前にフローチャートを組み立ててテキパキ進めていかないとなかなか難しいようですね。
それと、入っていないはずのイオンを検出してしまった人もいましたが、これは器具の洗浄が足りなかったのではないかなと思います。自分の使った試験管やビーカーに他のイオンが付着していては誤った結果を導いてしまいます。
くれぐれも試料の混入には気をつけてくださいね。分析化学の基礎の基礎ですから。
written by 『ドラ一郎
3
今日は、あんまりいい天気だったので外で授業を行いました。なぁ〜んてうそです。(^^)
実は今日は『企業見学会』だったのです。分析化学が社会でどのように役立っているのか、OBがどんな仕事をしているのかなどを、実際に企業にお邪魔し、見学をする学校行事。これもれっきとした授業の一環なのだ!
何社かあるうち、学生の希望する企業に教員引率のもと見学に行くのですが、私は1年生を連れて、○○カラー椛蜊纃H場に行きました。見学会では、本校OB3名(10期生、13期生、18期生)も同席し、説明してくれました。
品質保証部(製品や原材料の分析、試験、検査などをする所)の見学では、学校にある分析機器も多くあり、1年生の後期に開講予定の機器分析化学実験では、『即戦力となる技術を身につけているんだ』という実感を持ちながら実験ができるのでは?と感じるとともに、説明しているOBの姿を見ながら、つい何年か前までは学生だった彼女達をとっても頼もしく思いました。
OBの言葉で一番印象に残ったのは、『とにかく基本が大切!今やっていることをおろそかにせず、自分から進んで学ぶ姿勢であること』という言葉です。見学会に参加した学生諸君!この重みのある言葉を胸に、早速明日から実験に励んでくれることを臨みます!
written by 『すくろーす』
私は二年生の見学先である大阪企業家ミュージアムへ行きました。この見学は大阪における企業の発展、企業家たちの高い志、勇樹、英知に触れ、気概を受けとめ、改めて仕事の大切さ、尊さを認識し今後の就職活動や社会人生活に活かすために行われました。
約1時間半の見学でしたが、見学が終わる頃は学生の目が輝きだしてきていました。私も一緒に聞いていてワクワクしていました。
学生たちが素直な気持ちで「楽しかったです。」「これからも頑張ろうという気持ちになりました。」「会社に入って成功しようという気持ちになりました。」と言っていたのが印象的でした。
written by 『じゃこてん』
4 今日は食品化学実験で、ワイン、リンゴジュースを試料にして酸化防止剤として使われている亜硫酸塩の定量を行いました。亜硫酸塩はかんぴょうの漂白剤としても使われています。
試料から亜硫酸塩を取り出すのに蒸留という方法を使います。蒸留フラスコに試料を入れ加熱して、出て来るガスを冷却して集めるのです。蒸留装置は蒸留フラスコや冷却菅がつなげてあってちょっと複雑な形をしています。学生達は興味津々でこの装置を見てスケッチしていました。
さて、定量結果は使用基準値と比較してどうだったのでしょうか。次週提出されるレポートが楽しみです。
written by 『じゃこてん』
5
キャピラリーです。今日は応用分析化学科2年生の「環境分析実験」で、COD(化学的酸素要求量)の測定をしました。「5月31日のせんせの日記」でも書きましたが、CODは水の汚れの指標になります。
今日は、本校のすぐ南を流れている大川の天満橋付近「左岸」と「中央部(やや右岸寄り)」の2箇所で採水しました。この季節、水温の上昇に伴って様々なプランクトン類が繁殖しています。今日は、採水した試料溶液中にも肉眼でハッキリ見ることが出来るミジンコが何匹か入っていました。その結果、「環境分析実験」が暫し「ミジンコの観察会」になってしまいました(^_^;)。
CODを測定するには、過マンガン酸カリウムという試薬を加えて100℃で加熱しなければならないのですが、この操作のためにそれまでエアコンで涼しかった実験室は一気にサウナに早変わり!
しかし、さすがに鍛え上げられた2年生です。その様な過酷な状況でも、殆ど誤差のない測定結果を出していました。う〜ん、お見事!
written by 『キャピラリー』
今日は今年度初の「大学編入合格者」が出ました。大学名言っていいかな?ええぃ言っちゃえ!「国立岡山大学理学部」なのだっ!o(^o^o)o(^o^)o(o^o^)o
平成12年からできたこの制度。一定基準をクリアした専門学校卒業者には、大学編入の受験資格が与えられます。本校では昨年度まで12名受験、10名が合格と、大変合格率も良く、隠れた大学進学への道となっています。もちろん、本人の大変な努力があってのことですよ。
written by 『かりめろ』
6
本日は「保護者懇談会第二日目」でありました。昨夜の天気予報では、大雨と出ていましたので傘立てを用意しましたが、まったく必要としない蒸し暑い一日でありました。
前回同様、控え室で保護者の方々をお待ちしていました。ここでは、面談に入るほんのひとときの時間を利用して、実験風景をおさめたVTRをご覧頂きました。大勢の学生が白衣姿で写っている中を、さすが保護者の方々のどなたもが、その後ろ姿から「あっ、ウチの子や」と見つけられます。そして身を乗り出して食い入るようにご覧になられるのです。
「友達と話をしてました。高校までとエライ違いです。」「エライ真剣でした。」「手を良く洗っていました。」「下宿に電話してもウンウンだけで心配していたのですが安心しました。」と、数秒間の出会いではありますが、これまでにあったいろいろなことを凝縮された「・・・・・」ではなかったかと思います。
まだ先のことですが、卒業式で、すべての保護者の方々から「この学校に行ってくれて良かったです。」とおっしゃっていただけるように頑張らなければと、改めて、心を引き締めしました。
いつもこの「せんせの日記」をみていますよと話されておられたK君のお母さん、これからもよろしくお願いいたします。E−mailでお便りをお待ちしています。
written by 『校長』
7 今日は、化学分析コースの2年生が卒業実験のテーマを相談していました。卒業実験は、後期(9月)から始まりますが、それまでに実験計画を立て、必要な試薬や器具を準備しなければなりません。みんな、思い思いのテーマを持ち寄ったのですが、それぞれに思い入れがあり、なかなか歩み寄りが出来ません(卒業実験は原則として2人以上のグループで行います)。
困り果てたM君が相談に来ましたので、一言アドバイス。「それぞれが、これだけは譲れないというものを1つにすること。自分の考えたテーマも一人では出来ないはず。」ぱっと表情が明るくなったM君。すぐにみんなに声をかけていました。帰りに全員でどこかによって相談するようです。
どんなに意見が食い違っても、解決しようとする姿勢に改めて学生達を見直しました。協調性さえ忘れなければ、どんなに激論を交わしても安心です。どんどん意見を戦わせて、よりよい卒業実験にして下さい。必要ならいつでも激論に参加しますよ!

Written by 『Syuuriya』
8 今日は卒業実験におけるグループ分け、およびそのグループを担当する教員の発表がありました。実験自体は後期から始まるのですが、この時期から実験のテーマの決定、実験方法の確立、使用試薬の発注etc...やることはたくさんあります。
卒業実験はいろいろなことを自分たちで考えながら進めていくので、大変ですがそれ以上に楽しいですよ。
今日も学生は文献やインターネットで情報を集め、グループのメンバーや担当教員と熱心に議論していました。いい卒業実験になるといいですねぇ。期待しています。
PS.放課後、川で溺れている鳩を救出した学生がいました。心優しい学生もいるもんだ(^ ^)
written by 『オレンジライス』
久しぶりの登場、二年・生化学分析学科のMです。僕もある会社から内定をいただきまして、ただいま祝賀会の真っ最中!今日はその会社の社長面接で、ちょっとジーンとした話をしたいと思います。
二次面接当日、一次面接と同じく人事の方に元気よく挨拶し、また会議室にでも案内されるのかと思ったら、着いたところは、ななんと「社長室」!!しかも社長と1対1の面接。僕の緊張はピークを超えて未知の領域に(笑)。「いやぁ、待ったやろ?すまんすまん。」と社長さんが登場しました。そして、持っていた僕の履歴書に軽く目を通した後、面接が始まりました。
「M君は会社どれくらい回ったんや?」と質問をされました。僕は自分が行った就職活動についてすべて話しました。そして、自分がどれだけこの会社に入りたいかを思い切りアピールしました。
すると社長さんはいきなり黙り込んだ後、「その若さで自分の意欲を言葉で表現できるとは、たいしたもんや」とお褒めの言葉をいただきました。「ありがとうございます!」と僕が言った瞬間、「しかし、それは君がそれだけたくさんの活動をあきらめずにしてきたからや、君がもしどこの会社もまわらずにここを受けていたら、君はこの場所におらんかったで。君のその経験こそが、働く上で一番大事なもんなんや。」と言われました。この言葉に僕は感動してしまいました。
面接も終わり、「ちょっと待っててな」と社長さんに言われ1、2分ほど待っていたら、人事の方が来られて「Mさん、来年から一緒にがんばりましょう、内定です!」の言葉が!人事の方に挨拶をし笑顔で帰ろうとしたら、なにやら上から声が。一次面接をしていただいたもう一人の人事の方から「M君!来年からがんばろな!」と励ましの声が!「ありがとうございます!一生懸命がんばります!」精一杯大きな声で返事をして一礼し、僕の面接は終わりました。
なんか、この日は「内定」よりもっと大事なものをもらったような気がしました。さてと、あとは卒業だ!がん
ばるぞぉ〜!
written by 『生化学分析学科 2年 M君
9 蒸し暑い1日でしたが、今日は応用分析化学科1年の定性分析実験の実技試験でした。
この実技試験は、溶液中の5種類の金属イオンを、決められた試薬を用いて検出するのですが、1回のプレテストの後、4回の本試験があります。プレテストでは教科書やノートを見ながらしてもよいのですが、本試験では何も見ずにしなければなりません。
今日は本試験の2回目で、最初に比べて検出できるイオン数も少し増えてきたみたいです。休み時間などでも皆、必死でフローチャートを見ており、本校の1年生は今、この実技試験のことで頭がいっぱいのようです。
written by 『ポリフェノール』
10 今日は3クラスの授業担当日。それぞれのクラスの自治会代表から、秋に行われるスポーツ大会の種目について話し合う時間が欲しいと要望があり、数十分ずつ話し合いの時間としました。
球技や運動会的な種目など、活発な意見が出ましたが、多数決の結果、なんとゲートボールが第一位になったクラスがありました。本気でしょうか?
また、授業終了後は「交通安全講習会」を実施。所轄警察の交通課から、講習に来ていただきました。この6月からは特に道路交通法が厳しくなっており、当然のこととは言え罰則の厳しさを認識すると同時に、学生は自転車事故の危険性とその後の大変さを十分理解したようでした。
講習いただいた警察の方からは、「色んな学校で講習しましたが、学生の聴講態度はピカ一」とのお墨付きをいただき、学生のおかげで鼻が高かった一日でした。
written by 『かりめろ』
11 今日は、生化学分析学科1年生の「基礎化学実験」を担当しました。私が担当している項目は「分配・抽出」です。分配・抽出とは、混合溶液から目的物質を溶媒に抽出する操作のことで、実際には水圏に極微量で存在するダイオキシン類や重金属の濃縮、特定物質の分離等によく用いられ、我々分析屋にとっては最も基本的な操作になります。
1年生とはいえ、4月から基本操作をみっちり練習している彼等の手さばきは大したものでした。
残念ながら少々実験誤差の目立つグループもありましたが、信頼に足る高精度な分析値を得るためには、講義で各種分析の原理や正しい手順をマスターし、実験で経験を積み重ねていく必要があるのです。レポートを書きながらでも、このことに気付いてくれれば嬉しいです。
学生である今こそ「基本」を堂々と身に付けてください。社会人になると、「今更恥ずかしくて聞くに聞けない!」ってことも多いのですよ。

written by 『英国チャレンジャー号』
12 来週から本校では期末試験が始まります。今日は基礎数学も試験前の最終日。
今回の範囲は指数・対数です。指数はともかく対数(いわゆるlogってやつですね)は慣れない人が多いようで、計算にとまどう人がたくさんいます。
でも、対数は理科系の仕事にはつき物なのでしっかり勉強しておいてください。
ところで、「対数」って高校の時にはただそんなものがあって、こんな計算の仕方をするんだと習っただけじゃないかと思いますが、なかなか奥が深いものでして、乗除算を加減算に変換してくれるとてもありがたい計算なのです。
また、対数目盛のグラフ用紙上では、二次関数も三次関数も直線になってしまうという特徴もあります。こういった特徴から「対数」は、理工学の分野ではデータの分析を行うのに必須の計算だったのです。
と、授業中にはこんな余談を交えながら説明したんですけど、対数の大切さ解ってくれたかなぁ?最後に、「せんせ、今回も100点とるから」と勝利宣言をしてきたTさん、期待してます。ケアレスミスの無いよう頑張ってくださいね。
written by 『ドラ一郎』
13 今日は基礎化学科(cf.せんせの日記6/29)の第2回目が行われました。
講義は12:30で終わるはずなのに、担当のY先生が時間になっても教務室になかなか戻って来ませんでした。後でY先生に聞くと、講義終了後、質問攻めにあっていたそうです。「学生がとても勉強熱心なので教え甲斐があります」と喜んでおっしゃっていました。
土曜実験会「Saturday LABO」も第2回目(全6回)。大気圧を利用して空き缶を潰す実験や、コロイド溶液の実験などを行いました。いずれの実験も参加者に好評だったようで・・・(^ ^)。
私が担当している化学分析コース2年の統計工学は、今日が前期中間試験でした。みんな、よくできていました\(^o^)/。
PS.7月に入り、OB&OGの来校が多い。なぜかというと、国家試験「公害防止管理者」の受験案内書を取りに来るのです。みなさん、合格目指してがんばりましょう!

written by 『オレンジライス』
14 今日は、化学分析コース2年生の卒業アルバム用の写真撮影がありました。みんな、緊張してカメラに収まりましたが、個人的には普段の生き生きした表情の方が好きですね。
毎年この時期がくると、「いよいよあと半年。生きた知識や技術を卒業実験を通して身に付けてほしい」という思いが強くなります。本当にこの半年で学生達の分析技術と実験に取り組む姿勢は飛躍的に向上します。卒業実験の最中は大変なことも多いですが、あとに待っている達成感と成長した自分を楽しみにしながら、卒業実験という最後の大物に正面から取り組んで下さい。
そうそう、まだテーマが確定していないグループ!早くしないと土俵にも上がれなくなりますよ!

Written by 『Syuuriya』
15 今日は、生化学分析学科1年生の第2回目の定性分析実験の実技試験でした。プレテストを入れると3回目になり、みんな手際よく実験を進めていました。
サンプルには5つの金属イオンが入っていて、それを検出するのですが、4個の金属イオンを検出した学生が今までで最高です。
何人かの学生に何が難しいか聞いたところ、「2族の分離検出までは覚えたので完璧ですが、3族からは。。。」「実技試験は5回もないよ(笑)」、「中和するのが難しいです。」「中和するときに使うアンモニアが濃すぎるのですよ。薄めてみたら。」、「硫化水素を追い出すのに時間がかかるので」「ビーカーや蒸発皿といった面積の大きい入れ物を使って加熱したら早くできますよ。」
オットこんな所で秘密のテクニックを流しては。。。

written by 『じゃこてん』
16
今日は卒業実験の実験方法提出締切日でした。
微生物の実験は、人気のある年度とそうでない年度がありますが、今年は比較的多くの班が微生物の実験をすることになったようで、私の担当班はいずれも微生物関係。
ワインや清酒やヨーグルトなど、たくさんの食品に囲まれて卒業実験をしますが、実験自体はひたすら微生物とのにらめっこです。実験方法だけでも何通りもあって、N君、もう一人のN君、さらにNさんは『頭沸騰中』って感じでした。
しかし、こうやって時間をかけて学生同士で話し合いをすることだけでも、一歩ずつ成長しているんですよ。産みの苦しみと思って頑張って下さい。実験データが揃ったときの感動は、それはそれは大変なものですよ。ね、OB・OGの皆さん!
written by 『すくろーす』
17 キャピラリーです。今日は生化学分析学科2年生の「公定分析法」という授業を担当しました。
「公定分析法」っていったい何? と思っている方のために簡単に説明します。
この授業では、日本工業規格(JIS)や日本農林規格(JAS)、日本薬局方などの公の機関で決められている様々な分析方法やその組織について解説しております。
私がこの授業で一番大切にしていることは、学生の皆さんが就職した時にそのような分析方法を自分で調べて分析できる能力を身に付けていただくことです。
今日は、JISと日本薬局方の具体的な分析方法の演習用にプリントを印刷していたのですが、
湿度の高い梅雨の時期は印刷機の機嫌が悪くなることが多く、今日も紙詰まりで苦労しました。(>_<) その時近くに居た、英国チャレンジャー号先生と生化学分析学科2年生のK君が助けてくれました。おふた方に心より感謝しております。<(_ _)>
もうすぐ前期期末試験がありますので、皆さん満点目指して頑張って下さいね。
written by 『キャピラリー』
18 今日は生化学分析学科1年の基礎化学実験で、薄層クロマトグラフィーを担当しました。薄層クロマトグラフィーとは、吸着剤を塗布した薄い板の上で、混合物を分離する操作のことです。この実験は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)やガスクロマトグラフィー(GC)のような機器分析の基本となる重要なものです。学生たちも実験にはずいぶん慣れてきた様子で、今日はいつもより早い時間に終わりました。しかし、明日から期末試験なので遊んでいるひまはありません。学生たちは、勉強を教えあったり、情報を交換したりしていました。これをのりきれば夏休みです。
written by 『ポリフェノール』
19
20 今日、「海の日」も、化学分析コースは営業中!?
基礎化学実験では薄層クロマトグラフなるものを使って、食紅の分離分析を行いました。(2日前にもポリフェノール先生が書いていますね。)
ところが、ある班は食紅だけでなく、赤ペンのインクも分析していました。赤のインクも分離すると、赤、ピンク、黄色などの複数の色素からできていることがわかり、なかなかおもしろかったです(≧▽≦)。
その他に今日は化学実験技能検定の案内もしました(詳しくは2002/2/19のせんせの日記をご覧ください)。1年生の何人かは受験する気満々でしたp(^ ^)q。化学分析コースには、普段、会社で分析業務をしている人も多く、強者揃いですよ(笑)。>検定委員さま

written by 『オレンジライス』
21
22 今日の日記の当番は私。
しっかし、期末試験中ということもあって、まったく学生と関わる時間がなく、ネタがありません。
あっ!一つ朗報!

今年度二人目の大学編入合格者が誕生しました。
大阪市立大学理学部。\(^^@)/
生化学分析学科Eさんおめでと。頑張った甲斐がありましたね。(〜^^)〜
written by 『かりめろ』
23 今日は「ビジネス実務T」、「化学関係法規」、「材料分析化学」、「微生物化学」と、私は試験監督のオンパレードでした。明日まで試験があるというのに、試験が終わった時の学生達の「満面の笑み」は凄かった。まるで、全教科の試験が終わったみたいでした。
担任の一人としては、全クラスの学生が無事に単位を取ってくれることを祈るばかりです。しかし、教科担当者(ちなみに今回は「物理化学」を担当しています)としては、学生達の頑張りを評価するために、多少工夫した(難しい?)問題も出題しなければなりません。毎回試験の度にジレンマに襲われています。(苦笑)
空いている時間は、実験廃液の搬出があったり、進路が決まった学生の出身高校の先生からご丁寧にもお礼の電話を頂いたり、一日バタバタしておりました。
追記、試験前にもかかわらず朝から実験廃液の搬出を手伝ってくれた2年生のみなさん、ありがとうございました。お互いに良い汗をかきましたね!
written by 『英国チャレンジャー号』
24 今日は前期期末試験最終日でした。
夏休みまであと1週間となりましたが、この間も学生は活発に活動するようです。というのも、10月にスポーツ大会、分化祭(分析化学のお祭りの意)が学生主体で開催されますので、自治会役員をはじめ、分化祭実行委員はその準備に取りかかっているのです。
放課後、自治会副会長のMさんが分化祭で企画している実験屋台(!?)の実験内容についての質問に来ました。この企画は、一般の方に化学のおもしろさを実験を通じて理解していただこうと、昨年度からスタートした企画です。お持ち帰りの実験もあるようですから、お近くの方は、是非10/26(土)に本校分化祭へお越し下さい。もちろん、実験以外にも普通の模擬店や様々な企画もありますので、ちょっと早いですけどお楽しみにぃ!
さてさて、そんな話を学生としている傍ら、どこからか太鼓の音が・・・・。そして可愛い浴衣姿の学生が・・・・。どうやらこの学校周辺もぼちぼちお祭りモードのようですなぁ。
詳細は明日のせんせに任せよぅ〜っと。お願いしますね。
written by 『すくろーす』
25
昨日で期末試験も終わり、今日からテストが返却されています。
今日、私が担当した2年生化学分析学科の食品分析実験はレポート日。テストの直後にレポートの提出締め切り日があるなんて…、と言う声もチラホラ聞こえましたが、毎週実験の翌週にきちんとレポートを出していればそんなにしんどくなかったハズですよ、と思ってしまうのは少し意地悪でしょうか?
しかし、今日で「決められた実験のレポート作成」はおしまいです。後期になったら「卒業研究の論文」を書かないといけません。卒業論文提出時には今日の二の舞はないように頑張りましょうね。
ところで、そんなことにも関わらず学校の表は天神祭でお祭りムード一色。学校を一歩出ると屋台、屋台、屋台…。今夜は花火もあがると言うこともあって学生達も結構出かける計画を立てているようです。でもまだ翌日には金曜日の授業が待ってますのでほどほどにして帰宅してくださいね。
私も少し天満宮などを散策して帰りました。100円のお好み焼きやさんを見つけてちょっと得した気分です。
written by 『ドラ一郎』
浴衣姿の学生と某教員
26 キャピラリーです。今日は応用分析化学科2年生の「環境分析実験」がありました。
この実験は今日が最終日ということで、前回の実験のレポートや再提出のレポートを出してもらいましたが、これまでに就職活動などで実験することが出来なかった人に対しては、抜けた分の実験を実施しました。
私が担当している実験では、DO(化学的酸素要求量)の測定をする実験ができなかった学生が2人いましたが、事前に「今までに出来なかった実験を最終日にさせてもらえるのですか?」と心配そうな表情で訊ねられたことと、再提出のレポートも無く前回の実験レポートも既に提出済みのMさんは、DOの実験をもう一回やりたいので2人の実験を手伝ってもいいですか? と訊ねられたことが印象的でした。もちろんMさんにも手伝ってもらいました。本校の学生の「実験好き」には本当に感心させられます。
さて、DOの測定のために大川の天満橋付近「右岸」に採水に行った時のこと、なんと金魚の大群を発見!なぜこんなところに金魚が? 昨日の天神祭りで、金魚救いの露天商の方が余った金魚を放流したのかもしれませんね。

written by 『キャピラリー』
27 大阪の夏は暑い!!連日35℃を越える猛暑が続く中、体調を崩している学生もいるかなぁと思っていたんですが、私の予想ははずれ、今日も全員出席でした(^ ^)。
なんと、化学分析コース1年生は、この4月に入学してから今まで体調不良で欠席した学生は一人もいないんですよ(自慢)。
やはり化学分析コースの学生の大半は社会人なので、自己管理ができているのでしょう。
ほんと、感心しますm (_ _)m。

written by 『オレンジライス』
28 お久しぶりです〜皆様ヽ(´▽`)ノ
最初のメールを送ってから何と!!3ヶ月も経ってますね、、、(汗)
早いですね〜日が経つのが(´ー`)
徐々に内定も決まっていってるようで、嬉しいことです!!
これから忙しくなってくるので、頑張り時ですよ(*^-゜)⌒☆ 
卒業研究のテーマもそろそろ決まって、実験をしている自分たちの姿が浮かんできているんじゃないですか?
考えてるときは苦しいんだけど、進みだすと楽しくなってくるので頑張ってください!!!!(と言いつつ卒業研究をしてるときはパニックだったな〜 (* ̄m ̄)ぷっ)
実は、今私がしている仕事は、卒業研究と直接関係しているわけではないけど、卒業研究で調べたことが役に立っています。自分で調べたことや、経験したこと、失敗したことはずっと残っていくんだな〜って思います。
ということで、色んなことに目を向けて頑張ってくださいd(゜ー゜*)ネッ!
9月からの卒業研究、頑張っていきまっしょ〜〜〜〜♪
それでは、暑さにばてない様に気をつけて、楽しい夏休みを!!

written by 『休日登校が多かった卒業生T.Oさん
29 あと3日で夏休み。応用分析化学科2年生の材料分析実験は今日が最後の日でした。
本校では、実験の最終日や区切りの日には、レポート日というのが設けられていて、これまで提出した実験のレポートについて不備な点があれば、そのレポート日に修正したりできるのです。
しかし、材料分析実験はレポート日がありません。今日も実験をしていました。
今日の実験のレポートは31日が締め切りで、いつもより短いのですが、学生はさほど苦痛でもない様子です。やはり2年生のこの時期になってくると、しっかりしてきます。
written by 『ポリフェノール』
30 今日は、定性分析実験実技試験(未知の試料に5つの金属イオンが含まれていて、それを検出します)の最終日を担当しました。
二クラスの実験担当をしていますが、ナント、5問正解の学生が出たのです。日頃から今年は5問正解者は出るだろうかと何時も気になっていたのですが、スゴイの一言です。担当者一同脱帽でした。
5問正解しなくとも4問、3問正解者は回を重ねるごとに増す一方でした。もうちょっと回数があると5問正解者も続出だったのかもしれません。
以前にも書きましたが、この実験は化学実験を行う上での基礎技術を身に付けること、そして試薬、実験器具の取り扱いを学ぶ基礎となるのです。5問、4問の正解が出たということ、すなわち化学実験技術の基礎が身についてきているということですね。これからもいっしょに頑張っていきましょう。それからもう一つ、もう終わったからといって勉強したことを忘れないようにね!

written by 『じゃこてん』
31
いよいよ今日が前期授業の終了日。
朝一番には、前期で進路決定した学生たちに対し、その成果を称え校長先生から記念品が手渡されました。
昨年同時期からすると、進路決定者は約2倍に増えていますので、これも学生たちの頑張りに対するご褒美みたいなものですね。
私の担当する2年生「ビジネス実務U」は今日が最終日。後期からもこの授業は続きますが、私はここでお別れです。
彼らが入学と同時に1年半この授業を担当し、「就職、就職!」と口酸っぱく言ってきました。
どちらかと言うと厳しくて怒りっぽい先生だったと思いますが、本心は「良くついてきてくれた」という気持ちでいっぱいです。
授業終了後には期せずして温かい拍手をもらい、ちょっと涙腺が緩みそうになりました。 
(ノ_<。)
今日もらった拍手は、来年の卒業時に100倍にしてお返しします。
そのためにも、明日からの夏休みは有意義に過ごして欲しいと思います。
1年生はこの夏就職前哨戦。まだまだびしびし行くでぇ。 ( ^^)P☆
written by 『かりめろ』
 校長先生から記念品贈呈