2002 June
1 今日は基礎化学実験で、化学分析コース1年生にとって初のレポート提出でした。
学生の中には、会社の昼休みなどを利用して、一生懸命レポートを書いたという人もいました。頭が下がりますm(_ _)m。
PS.生化学分析学科の学生から「内定しました」との電話で連絡があり、教職員一同、大喜びでした。おめでとう、Gさん\(^O^)/
written by 『オレンジライス
2 今日は化学分析コースの2年生と、試験・授業・実験と一日中顔を合わせていました。そこで、一日の様子を紹介します。
1時間目は高分子化学の試験。我々の身の回りに溢れているは高分子(プラスチック)についての試験です。試験というと合格が第一目標になってしまいますが、化学分析コースでは、普段の授業を自分がどれだけ理解できているか確認することに重点を置いています。
2時間目は機器分析法Uの授業。今日は、赤外吸収スペクトル分析のデータ解析です。今まで、身に付けた知識を総動員して物質の構造を推定します。化学と言えば難しいと感じる人がいますが、この解析はパズルのようで、頭の柔らかい人ほど上達が早いようです。
午後からは機器分析実験でした。私が担当したのは今週もガスクロマトグラフです。2週目になると学生達が自分たちで実験を進め、疑問点も自分たちで話し合って解決しており、さすがは2年生と頼もしさを感じました。
そのパワーで一日も早く全員の就職や転職が決まるのを願っています。
written by 『syuuriya
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4 世間がワールドカップ日本代表vsベルギーで沸き返っている中、本校では今日から前期中間試験が始まりました。
1年生は特に、本校に入学して初めての定期試験ということで、ドキドキしている様子が伺えました。
そんな中、休み時間に生化学分析学科1年のO君が「先生!クオリタティブ!クオリタティブ!」と言ってきたので、「はぁ?何のこと?」と問い返すと、「定性分析の『定性』!」との返答。「なるほど!」分かりました。
どうやら私の担当科目『工業英語』の授業で出てきた単語のつづりの覚え方だったようです。定性分析『qualitative analysis』の定性『qualitative(彼はこの単語をクオリタティブと覚えようとしていた) 』です。発音は度外視ですが、彼なりに必死に食らいつこうという意気込みが感じられました(笑)。
さてさて、試験の結果は如何に?お楽しみに〜(^^)/ (ちなみに、彼の一生懸命覚えていた定性分析は見事試験に出題されました。良かったですね。)
written by 『すくろーす  
5 今日は昨日に引き続き前期中間試験が行われました。
昨日は初日ということもあってか、特に1年生は緊張している人が多かったようです。
今日は2限目から5限目まで試験監督をしましたが、1年生も少し余裕が出てきたように感じました。
今回の前期中間試験は、実は私にとっても本校では初の試験問題作成となりましたので、ここだけの話し、私の方が緊張していたかも?
何しろ、サッカー日本代表の試合結果より今日の試験の結果が気になっていました(^_^;)。

written by 『キャピラリー 
6 今日は試験第3日目。試験勉強で学生の中には疲れ気味の人もいるようです。
「夜遅くまで試験勉強してるんです」といってくる人もいますが、前日はゆっくり休んで試験に挑むの方が、頭もすっきりしていて実力を発揮できるのです。夜更かしをして体調を崩して力を出し切れないほうが残念ではないでしょうか。
ところで、今日はとっておきのニュースがありました。応用分析化学科のS君の就職内定通知が教務室に届いたのです。
そのとき教務室にいた先生みんなで万歳をしました!

written by 『じゃこてん
7 4日間に亘った前期中間試験が終わりました。1年生は入学して初めてで大変だったかな?
しかし、2年生は中間試験と併行して就職試験があった学生もいて、文字通り待ったなしです。今日も試験終了後、早速来週の就職試験に備えて質問に来る学生がいました。
率直に言って、求人企業は昨年度と比較し、若干減少しているのですが、同時期に活動している学生数と内定者数は倍近く。いかに学生が頑張っているかが伺い知れます。
ところで、読者の方々はもう見ておられますが、やっとリニューアルしたホームページが完成しました。ちょっとはセンス良くなりました?またご感想などお聞かせ下さい!
written by 『かりめろ
8 今日の基礎化学実験は、ジベンザルアセトンという物質の融点を測定。
内径1mmぐらいの細いガラスの筒に、ジベンザルアセトンの粉末を入れて加熱して溶ける温度を測定するのですが、溶け始める一瞬を見逃さないように学生は瞬きもしないで真剣に観察していました。
そのあまりに熱心な眼差しは、それだけでジベンザルアセトンが溶けだすのでは?と思わせるほどでした(笑)。
written by 『オレンジライス
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11 今日はバイオ化学実験のレポート日。これまでやってきた4項目の実験レポートの締切日です。
実験レポートは実験日の翌週提出ですが、必ずしも全員が満足な内容のレポートを作成できているわけではないので、こういったレポート作成指導の日が設けてあります。
今日の大阪は午前中から雨で湿度が高く、不快指数100%なんじゃないかと思うほど蒸し暑い日だったのですが、それにも負けずみんなレポートの作成に取り組んでいました。
2年生ともなると、実験方法や結果の書き方はある程度押さえているのですが、微生物を扱う実験と言うことで、これまでの「何の中の何を計ったら どれだけ含まれていたか」という実験とは多少勝手が違うため、うまくまとめられていない人がおりましたが、各先生方からの説明を聞いた上で、それを参考にレポートの修正・再提出を行いました。
さてみなさん満足なレポートに仕上げることができたでしょうか、中身はこれからじっくり見させてもらいますね。

written by 『ドラ一郎
12 今日の2年生のビジネス実務の授業は、「卒業までの目標」をテーマにグループ毎に分かれ、その目標を達成するための個人個人の具体的な実行計画を、グループみんなでおせっかいして考えよう!ということをやりました。
まず、各人で目標を設定したのですが、「誰もしたことのない卒業研究をやる」とか、「遅刻欠席はしない」とか、「試験で欠点を採らない」とか、色々出てきました。
次は実行計画のアイデア出し。例えばA君の目標が「早く就職内定を決める」であれば、他の学生が「もっと求人票見なさい」とか、「身だしなみをもっと良くしなさい」「いやいやそれではまだ甘い!」とか、自分のことはさしおいて、まるで父ちゃん母ちゃんなったよう。
計画ができれば実行して、途中で点検して、方法が悪ければ改善するという、PDCAサイクルを繰り返しながら卒業までやっていこうと思います。全員が目標達成できたグループには何か考えましょうかね。
これからはより社会人になることを意識して、目標達成に向けての計画・実行・点検・改善というプロセスの大切さを身をもって知って欲しいと思います。
written by 『かりめろ
13 今日は、後期から始まる卒業研究のガイダンスを実施しました。
何故この時期に?と思われるかもわかりませんが、卒業研究を9月からスムーズに始める為には、今から準備を始める必要があるのです。みんな卒業研究を心待ちにしていたようで、真剣な眼差しで私の話を聞いていました。これから学生達と担当教員で相談しながらテーマを考えていきます。
卒業研究は、学生達にとって分析化学者への第一歩となります。大自然を対象に壮大なテーマを選ぶ者、アカデミックなテーマを選ぶ者、ノーベル賞でも狙っているのかと思うようなロマンあるテーマを選ぶ者、いろいろな学生がいます。我々も経験しましたが、卒業研究は将来の糧となる大事なステップです。また、これから年度末までの運命をも左右します。後悔しないためにも、経験者でもある各先生方としっかり相談して、テーマを決めて欲しいと思います。
私自身の願望になりますが、今年こそはクロロフィルやヒ素、アンチモンの分析を希望する学生がいて欲しいものです。
written by 『英国チャレンジャー号
14 お久しぶりです!蒸し暑い日々が続きますが皆様お元気でしょうか?ここ鹿児島も梅雨に入ったらしく、毎日がジメジメしてて嫌になっちゃいます。。。ヽ(´△`;)ノ
さてさて、先日、私の会社では10日間に渡ってGLP査察というものがありました。 GLP(Good Laboratory Practice)とは、医薬品や化学物質等の安全性評価試験の信頼性を確保するため、試験施設が備えるべき設備、機器、組織および人員、試験操作の手順書(SOP)等について定められた、厳しい基準のことです。
日本では、厚生省、労働省(現 厚生労働省)、農林水産省、環境庁(現 環境省)等がそれぞれの分野で基準(GLP基準)を定めています。で、この査察で評価”A”を取ると、その会社は人材面でも技術面でもすべての試験においての信頼性が確保できるというものです。 まぁ、難しくて分りにくいと思いますが、今後医薬品関係の仕事をしていこうと思う方には要チェックかも!?(あと、GMPとかも・・・)
2年生の皆さんは就職活動真っ只中で様々な企業について調べていらっしゃることでしょう。(^−^) でも、ただ求人票だけを見て「仕事内容がどうだ、給料がどうだ・・・」なんて決め付けてはいけないと思います。
私が就職活動(企業研究なども)をする上で一番大切だと思うことは、やはり、実際に自分でその会社に行って、見て、聞いて、その場の雰囲気をつかむということです。それは私自身も以前は与えられた情報だけで行動してしまい後悔することが多かったけれど、真の情報は自分の足で掴み取ればより多くの情報を入手でき、しかも正確なものなので必ず成功につながるということを身をもって体験しているからです。(>ー<)> 就職するということはこれからの自分に大きく影響してくることですから、後輩の皆さんには、ホント頑張って欲しいと思います!! 以上、さめでした。
written by 『生化学分析学科 卒業生 さめさん
15 今日の2年生の統計工学では、回帰直線について勉強しました。回帰直線というのは何個かのデータに直線関係があるとき、その直線のことをいいます。
関数電卓やパソコンを使えば、一瞬で答えの式が出るのですが、原理を理解してもらうために、関数電卓を使わずに計算してもらいました。
足し算、引き算、かけ算、わり算を何度もしないといけないので計算が大変でした。関数電卓のありがたさがわかったのではないでしょうか。(^ ^)
written by 『オレンジライス
16 今日は化学分析コース2年生の高分子化学の授業。前回行った中間試験の返却と解答・解説です。
結果は?というとみんなよく頑張ったようで予想以上の出来でした。でも、肝心なのはその後の解説。自分の間違ったところ、理解できていないところをチェックして弱点を克服することが大切です。そのための試験なのですから。
一方、1年生は資格取得の意欲が旺盛になってきました。昨日、3種類の資格講習の団体受講の案内をしたのですが、今日までに多くの学生が申込用紙を取りに来ています。来週の申込にはほとんど全員が受講しそうな様子です。 常に前向きな姿勢を忘れずに!

written by 『syuuriya
17 今日は、前期中間再試験の最終日。再試験にかからなかった人は、6/14(金)〜17(月)までの4連休だったのです(羨ましい・・・)。
私の担当は、臭気測定法、生物化学U、工業英語が本日の試験科目でした。中には満点に近い高得点で再試験をクリアしていた学生がいたのには、正直驚いたと同時に、『やれば出来るやん』と思い、嬉しくなりました。
明日から前期後半の授業が始まりますが、期末試験は再試験にかからぬよう、頑張っていただきたいと思います。日々の質問攻撃を待ってるぜぃ!!
written by 『すくろーす
18 今日は応用分析化学科1年生の定性分析実験を担当しました。
第一族の分離・確認実験から始ま り、今日が最後の第5・6族の分離・確認実験でした。第5・6族の分属試薬は炭酸アンモニウムで、炭酸塩として沈殿するのが第5族、それ以外が第6族です。
今回は炎色反応を用いての確認実験もありました。この時使う白金線の先端は塩酸に浸し、炎の中に入れ炎に色が付かなくなるまでしっかり焼き洗うことが大切です。
次回は実技試験のプレテストです。今までおこなってきた実験の方法をフローチャートに書くことを課題として出しました。これをよく見て手際よく実験を進めないと時間内に実験が終わりません。
多くの先輩が乗り越えたハードルです、みんな頑張ってください。
written by 『じゃこてん
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今日のビジネス実務1年生の授業では、すでに就職が内定している2年生から話をしてもらいました。テーマは「就職のために何をするか」ということです。
自分がしてきたことを経験談として語っていましたが、結局一言でいうと、能動的に動こうということに尽きますね。今日、この話を聞きながらメモをとっていた学生は、来年、間違いなく早期に就職が決まるでしょう。
また、水曜日の昼休みは定例の「環境委員会」。 お昼を削って毎週熱心に討議されており、本当に頭が下がります。
前にも書きましたとおり、1.南天満公園および本校周辺の清掃 2.大川(本校の近くを流れる旧淀川)の生態調査 3.校内廃棄物管理 4.環境関連施設見学の具体的な進め方について討議しているのですが、 そろそろ具体的な実行段階に入れるところもあるようです。
自分の学生時代と比較しても、授業以外にこれだけのことをしようということが、本当にすごいと思います。恐れ入るでござる。
written by 『かりめろ

昼休み実験室で行われた「環境委員会」
20 本校では2年生の後期より卒業実験が始まります。半年間の短い期間ですが、各々が興味を持ったテーマの実験計画を立て、分析に取り組んで行きます。
今日の生化学分析学科2年生は、食品化学実験のレポート日だったのですが、レポート提出の終わった学生は卒業研究のテーマ検討のため、OBの論文を閲覧したり実験書を読んだり、早くも後期の実験に向け着々と準備を進めて行ってるようでした。もちろん我々教員と相談しながら計画を立てていくのですが、学生達の話を聞いていると、いろんなことに興味を持っているんだなぁということがヒシヒシと伝わってきます。
その中で私が興味を持ったのは、M君の「ダイエット薬の分析をしたい」というもの。スーパーダイエッター(18kg減)の私としてはとても気になります。どのような分析を行うのか、どのような実験をするのかまだまだ未定の部分が多いようですが、彼の研究は「個人的にも」注意深く見守っていくことにしましょう(笑)
written by 『ドラ一郎
今日は一度に3人もの就職内定があった。うれしい。さすが「友引」!\(^O^)/
written by 『嬉しくってかりめろめろ
21 応用分析化学科2年は環境分析実験で、私の担当は河川中のアンモニウムイオンの定量でした。ガラス器具をいくつもつなげた、これぞ実験装置(?)といった感じの装置を使ってアンモニアを蒸留しました。
学生は液体が蒸発し、冷却管で冷やされ、再び液体になる一連の経過を喜んで眺めていました。
明日はいよいよ保護者懇談会。今日の放課後は全教職員、その準備に全力投球しました。
保護者の方にとっても、教職員にとっても、そして、学生にとっても良い懇談会になるといいですねぇ〜。
written by 『オレンジライス
22 今日は保護者懇談会第一日目。朝9時から夕方6時までの間、1年生38名、2年生37名の保護者の方々がおみえ頂きました。私は控え室でお待ちしていました。
お一人お一人とは、担任の先生との面談前の少しの時間ではありましたが、密度の濃い一日でありました。その内のいくつかのお話を紹介いたします。
まず、前の日の夜は子どもの下宿先で泊まったという1年生のお母さんのお話です。「子どもと一緒に寝たのはもう何年ぶりのことか。」と目を潤ませておられました。親子の新たな絆を強められたことと確信しました。
次は、ご夫婦でお見えになったお父さんから、「私が夜遅く帰っても起きているんですよ。何をしているんだと聞くと、レポートを書いてるんやというんです。高校のときとエライ違いですわ。」とお母さんにも同意を求めるように話されていました。
そして、昨年もお見えになった2年生のお母さんは、「今年は暑過ぎです。スーツを着て就職試験に行く日は特に暑いんですよ。」と憤懣のご様子。このお気持ちが、N君のガンバリの後ろ盾になっているんだということを、改めて認識しました。
その他ご紹介したいお話がいろいろありますが、すべてに共通していることは「保護者の方々の深い愛」であります。すべての学生の皆さんが、このお気持ちに気づいてほしいと願っています。保護者の方々からのご信頼が益々高まりますよう、私たちは、これからも全力を尽してまいります。 今後とも保護者の方々の変わらぬご支援を心からお願いいたします。
written by 『校長                                            
23 今日の化学分析コース2年生は、午後から機器分析実験でした。今年入ったICP−MSという分析機器を使った実験です。
ICP−MSは、1兆分の1、千兆分の1といった微量な成分を検出できる装置です。25mプールいっぱいの水に塩を1粒だけ溶かしただけでも楽に検出できるのです。初めて使う学生達は、恐る恐る操作していましたが、勘所だけはしっかりつかんだようで、測定結果は上々でした。
中には「いつも飲んでいる水にこんなに色々な元素が混ざっていたなんて...」と驚いている学生もありました。でも、さすがに化学分析者を目指す学生達、分析結果を知ってもむやみに水を飲むのをためらう学生はいませんでした。その調子で、データーを正しく読める機器を使いこなす分析者になって下さい。
そうそう、今日の実験でICP−MSを恐る恐る使っていた皆さん、企業の分析装置と学校の分析装置は目的が違うのです。学校の分析装置はみんなが技術や知識を磨くためにあるのです。ですから、怖がらず、手順を守って、どんどん使って腕を磨いて下さい!
written by 『syuuriya
24 今日は、生化学分析学科1年生の「定性分析実験」がありました。実技試験前の最後の実験ということもあって、みんな真剣な面もちで実験に取り組んでいました。偶然試薬を探しに実験室に来た2年生も、「定性分析実験の実技試験の前は必死で勉強したよな〜」と懐かしそうに話していました。
本校の実技試験は、テキストやノートの持ち込みが一切許されないという、厳しいものになっています。
しかし、それは国家資格の「化学分析技能士」を取得することを念頭に置いてのことなんです。「化学分析技能士」2級は3種類、1級は4種類の未知のイオンを分析しなければなりません。
ところが、本校の実技試験はナント5種類!本校の実技試験で鍛え上げられた学生は、野球で言うと「草野球で勝つために巨人と練習試合をする」ようなものです。資格の実技試験では「軽く」感じることでしょう。
そうは言っても、明日は私が担任をしている応用分析化学科1年の実技試験の日。上手くやってくれるかどうかちょっと心配です。がんばれー!!!
written by 『キャピラリー
25 今日は、生化学分析学科2年生のバイオ化学実験でした。微生物の実験はいくつかありますが、今日は顕微鏡観察についてご報告しましょう!
普段食品にカビが生えているのを、ただ『気持ち悪〜い』とか『何やろこれ?』とかいう風に思っていたカビちゃんを、顕微鏡で、つまり“どアップ”で見るとあって、みんなドキドキわくわくの様子でした。
Uさんの感想によると、観察結果は、『子持ちししゃものつぶつぶ』だそうです。カビの胞子がししゃもの卵に見えたようです。(^^)
今日はカビ以外にも酵母や大腸菌、黄色ブドウ球菌などを観察しました。いずれも微生物化学の授業で勉強したものばかりですが、教科書で見るのとは違い、実物の菌様達とご対面して、また別の感慨を受けたようです。
授業と実験が連動しているからこそ味わえる感動ではないでしょうか? 
いやぁ〜微生物ってほんとに面白いですね。
written by 『すくろーす
小雨降る中、屋上で騒音測定をしました。
騒音規制法などの法規制を遵守するため、本校では年2回エアコンの室外機の騒音測定をし、周辺地域の方々に迷惑をかけていないかを定期的にチェックしています。これも本校が取得した「ISO14001」の環境管理の一つです。
今日は、生化学分析学科2年のM君が手伝ってくれました。写真は彼の勇姿です。手に持っているのは騒音測定器。決して、ポータブルカラオケではありません(笑)。
written by 『オレンジライス
26 本校では、2年生は後期(9月)になると卒業研究が始まります。
しかし、後期に入ってから「何の実験をしようか」などと考えていては遅いので、今から準備を始めます。研究テーマの決定や試薬・機器の準備などが、実験が始まるまでに必要です。
明日の朝が、学生の希望する研究テーマの提出期限なので、多くの2年生が担当の先生のところに相談に来ておりました。
生化学分析学科の卒業研究を担当することになっている私のところにも、Y君とHさんが「月下美人中の植物ホルモンの定量」をしたいとか、IさんとNさんが「酵素反応を利用した環境汚染物質の定量」をしたいとか、相談に来ておりました。
非常にはりきっている様子なので、成果を期待したいと思います。

written by 『ポリフェノール

今日も2人同時に就職内定が出た。(v^-^v)
20日の木曜日に引き続き今日は友引。
次の友引は7月2日(火)!
written by 『うれしくってかりめろめろ




    昼休みの環境活動中に内定通知を見る2人→
27 今日の応用分析化学科2年の「ビジネス実務」は、先日の生化学分析学科2年に続いて「在学中の目標設定と計画」を実施。
「皆勤」・「就職」・「減量」・「卒研で成果を出す」から始まり、「先生と学生のネットワーク強化」やら、中には「彼女をつくる」まで。どんなことでもいいから、残された学生生活を有意義に過ごすために、こんなことも授業に取り入れてます。
ところで、今日は「先負」。午前中は良くなく、午後から良くなる日なのですね。
いつもは午前中に到着する郵便が、今日は午後2時頃に届きました。私あての封筒を一枚一枚開封していきます。そこには、先日学生が就職試験を受けた企業からの封筒が・・・。
私がはさみを入れると同時に、隣の席ですくろーす先生が暦を調べています。
おぉありました!内定通知が!
ここまで来るとホントに信じたくなりますね、六輝。
4時間目の授業が始まる前に、クラスメート全員の拍手でお祝いしました。 さぁて明日は・・・。
written by 『うれしくってかりめろめろ
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今日は「環境分析実験」で全リンの定量を行いました。
今日も頑張ってくれるかなと思っていたのですが、残念ながら準備不足の学生も見られました。昨日が卒業研究希望テーマの締切でしたので、どうもそちらの方に全力を注いでしまったようです。「環境分析実験」の担当者としては少し悲しかったですが、今回は初めての事ですし仕方がありませんね。
現在、学生が提出した卒業研究の希望テーマが私の手元にあります。
どんなテーマが出てきているか、確認するのが楽しみですね。(笑)

written by 『英国チャレンジャー号
29 化学分析コース1年の基礎化学実験では、硫酸ナトリウムという物質の水への溶解度を測定しました。
実験結果を導き出すときに2次方程式を使ったのですが、社会人が多い化学分析コースの学生にとっては、久々に2次方程式と出会った人も少なくなく、懐かしがっていましたねぇ。
午前中、5Fの教室では「基礎化学科」が開講されました。通常の授業(月〜金)に加えて、さらに化学の基礎を徹底的に理解し、もっと基礎学力をつけたいという学生を対象に、毎年、この時期に開講(全15回)しているのが、この「基礎化学科」です。本校学生以外でも受講可能なので、一般の社会人の方も受講されていました。みなさん、がんばりましょう!
2F実験室では、ポリフェノール先生が「ISO14001」の活動の一環である水質調査をしてました。本校の下水から有害物質や汚染物質が流れていないことを確認する調査です。
パックテストといって、ハミガキ粉の容器ようなチューブに粉末の薬品が入っていて、そのチューブにサンプルの下水を吸わせると、発色します。その濃淡で、フェノールや硝酸イオンなどの濃度がわかるというお手軽な調査法です。
written by 『オレンジライス
30 今日の1限目は、化学分析コース1年生の機器分析法の授業。内容は、吸光分析法のデータ処理である検量線法。これは、いくつかの濃度の分かっている溶液の吸光度(光を吸収する割合)を測って、濃度と吸光度の関係式を求める方法です。ちょうど薄いお茶は光が素通りするので色が薄くなり、濃いお茶は光を吸収するので色が濃く見える理屈です。
そして、濃度の分からない液の吸光度を測定し、先ほどの検量線(濃度と吸光度の関係式)を使って液の濃度を求めます。
みんなテキストに書いてないコツやノウハウの話になると急に忙しそうにノートをとり始めていました。やっぱり誰でも知りたいのはどこにも書いていない実践的な内容だと改めて感じました。
でも、テキストの内容も理解できてますよね?皆さん!

written by 『syuuriya