1月 2002 January
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7 皆さん初めまして。そして、新年明けましておめでとうございます。 (^O^)/
いよいよ始まりました「せんせの日記」、編集長のかりめろです。
多くの方々に、できる限り正確な本校の姿を知っていただくために、本校の表も裏(?)も思い切って語っていきたいと考えています。
ところで、本校では今日から早速授業が始まりました。 本校の平日のコースには、1学年に2クラス、1〜2年で合計4つのクラスがあり、1クラスはだいたい50名〜60名の学生で構成されています。
正月気分の抜けない学生が多いかと少し心配しましたが、平均すると今日は1クラス2〜3名の欠席。まずまずってところでしょうか。
後期後半のこの時期、来週はもう期末試験がありますし、授業は実質1ヶ月もありません。 この短い期間に2年生は卒業研究の総仕上げ。1年生は就職活動本番への助走と、大切な期間です。
1年間の学校生活の中でも、あまりゆとりの無い時期で、読者の方には「きっつい(大阪弁で厳しいの意)学校」と思われそうですが、 そんな時期から日記をスタートさせた、私が悪うございます。 (^-^;)   
どうか懲りずに飽きずに、本校の色んな一日、色んな教員、色んな学生の普段の風景を、末永くお楽しみ下さい。
written by 『かりめろ』
8 今日は1年・生化学分析学科の重量容量分析実験の担当です。
今日の実験メニューは、実技試験「中和滴定 ウィンクラー法による水酸化ナトリムと炭酸ナトリウムの定量」です。なにか難しそうに感じられますが、普段の実験で一度行っています。学生諸君が実験内容を理解しているか確認するのがこの実技試験です。
いつもは3人でグループごとに実験をしますが、今日は一人一人実験を行います。個人レベルで日頃からどれだけ実験を理解しているかが問われます。
学生諸君の実験の様子はと言いますと、真剣そのもの。いつもはワイワイと相談しながら実験を進めているのですが、今日ばかりはそうはいきません。真剣勝負です。中には緊張のあまり手がふるえている学生も・・・(「落ち着いて!いつも通りに!」と叫んでいるタッドです)。
機器分析などは時代の進歩というか、どんどん新しくなっていきますが、今日のような容量分析実験や定性分析実験はいつの時代も基本は同じです。企業に入ってからも同じ方法を用いるので、いかに多くの時間実験を経験するか、そこが勝負になると思います。
もうすぐ今日の実験が終わります。採点して解答用紙を返却しなければ。実験結果についてはドキドキです。なんでここ間違うん・・・!よっしゃ完璧や!アー計算間違いや!ホーええ感じ!!等々のタッドの悲鳴が聞こえてきそうです。
次回もう一度実技試験のチャンスがあります。今日出来なかった学生諸君は次回リベンジが可能です。頑張れ!!
written by 『タッド』
9 今日は『生物化学』の授業で、「ビタミン」の単元をしました。授業中に学生から、 「ビタミンは、どんなにたくさん摂取しても大丈夫なんですか?」という質問がありました。 皆さんはどう思われますか? 実は、ビタミンの中には大量に摂ると良くないものも有るんです。あくまで微量でOK!ビタミンは微量で、生体に必要不可欠な、体内で合成できない・・・続きは入学してから(^^)/。
気軽に質問が出るのはとっても嬉しく、どんな質問をしてくれるのかいつもワクワクです。生物にはまだまだ未解明のことも多いので、質問によっては「君達が将来それを解明するかもね。」と答えることもあります。夢があって良いですねえ。
さて、話は変わって、お昼休みには『準特待生』の説明会がありました。これは、1年次の成績や出席状況、授業態度などで2年次の授業料が免除になるという制度です。学生の中には準特待生になるのを目指して1年間頑張ってきた人もいるようでしたよ。
余談ですが・・・ 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」という挨拶が、学生の話によると、どうも最近の若い人は、 『あけおめ・ことよろ』と、万葉仮名のような言葉で短縮してしまうようですね。学生の若くて、自由で、エネルギッシュな考え方や発想には、私も羨ましいと思うところが多いですが、日本の年初のご挨拶は美しい日本語も大切にして欲しいなあと思いました。 これって古いのかなあ(^^;)
written by 『すくろーす』 
昨年4月に発足した「学生環境委員会」。今日は2年生にとって最後の役員会が開かれました。( i _ i )
発足初年度で何の先例もなく手探り状態から始まったわけですが、「まず身の回りから」を合い言葉に始めた、本校近隣の南天満公園の清掃がずっと継続して出来たのは君たちの力。きっと後輩たちが、この力をムダにせず引き継いでくれるでしょう!

written by 『かりめろ』
10 今朝は、厳しい寒さもチョット一服。玄関(校門)では、いつもと同じように学生諸君の「おはようございます」の声が続いていました。
来週の火曜日から後期期末試験が始まります。これまで欠席が目立っていた学生も、遅刻しないで頑張っています(欠席が1/3を越えると進級・卒業ができないのです)。
しかし、気になるA君・B君・Cさんが始業時刻になっても登校してきません。欠席時数が、もう断崖絶壁にきてしまっているのです。担任の先生は勿論のこと、何人ものクラスメイトがモーニングコールをしているそうです。一緒に進級・卒業しようと周りは必死で応援しているのです。が、ひょっとして、また、電源を切ったままにしているのではないかとやきもきして待っていると、校舎内から、「先生おはようございます」のA君の声。なんと、私が玄関に立つ前に登校していたのです。 「時間を間違えたのです」と照れくさそうにしながら、自動販売機でコーヒーを買ってエレベーターに乗り込んでいきました。乗り合わせた同級生も「おまえ・・・・。」と絶句・アゼン。みんな笑顔で昇っていきました。そうしている間に、Cさん・B君も駆け抜けていきました。玄関前の32台の自転車も整然と並んでいます。
これでもって、朝の「つとめ」は終了。今日のイップクはとりわけ美味しかったです。だけど、このイップクも今日までとなってしまいました。乞う、ご期待。
written by 『校長』
11 今日は1年生の機器分析化学実験で、水溶液中に溶けている鉄の濃度を測定する実験を担当しました。これは9月から始まった実験で、1年生は“いよいよ本格的な専門技術を学ぶことが出来る!!”と、奮闘しているところです。
話はさかのぼって、去年の年末最後の実験で、実験結果のデータを処理しているとき、「先生、やっと初めて実験結果のデータ処理の仕方が分かったわー。年末の最後の実験でいいことがあったわー。」と、明るい表情で帰っていった男子3人組のK君とS君とY君。今日、恥ずかしそうにしながら「先生、もう一回教えて!」と、言いながら近づいてきました。せっかく感動して年越しをしたはずなのに、忘れてしまったのかと思っていると、なかなか、一人で頑張って計算できているではないか。“やれば出来る。”今日彼らは1つのデータ処理方法を身につけて帰っていきました。
これからも少しづつでもいいから、色々な技術を身につけていってくれればと、感じた一日でした。  

written by 『SSサイズ』
12 今日は、土日開講・化学分析コースの今年最初の授業。朝、2年生の教室へ行ってみると、すでに全員の顔が揃っており、みんなの顔も明るい。今日の午前中は2年生の機器分析法の授業。有機元素分析装置という、炭素と水素と窒素の割合を測定する装置についての勉強。これは、有機物を燃やすと最後は水と二酸化炭素になるという反応を利用した装置で、1年生で習った酸化還元反応をうまく組み合わせています。また、水や二酸化炭素を測定する部分は、ガスクロマトグラフという分析装置の検出器を利用しています。最初は難しく考えていた学生たちも、順を追って原理を説明すると今まで習ったことの組み合わせだと分かって一安心。途中の演習問題では、「頭がまだ正月休みだー」と頭を抱える学生もいたが、とりあえず今年最初の授業は、内容の濃いものになりました。 また、2年生から今まで習った機器で分からないものがあるので、残り2ヶ月の間に教えてほしいとの声があがりました。もちろんOKです。とことん付き合いましょう!
1年生は、定性分析実験の実技試験を行いました。休み時間に教室や階段で必死になって反応を覚えています。この定性分析実験は、金属イオンが混ざり合った液から、どんな金属が入っていたかを見つける実験です。この試験を「ヤマカン」だけで全問正解できる確率は約3000分の1。でも、今までやった実験を思い出せば必ずできます。実はこの定性分析実験は、化学分析コースの目的資格である技能士「化学分析」の実技試験でも大きなウエイトを占めています。で、今日の結果は?帰りに3,4人の学生に尋ねるとほとんどが5つのうち3つ正解。やればできる!来週も同じ試験があります。来週もがんばれ!

written by 『Syuuriya
13 今年はお正月休みが例年より少し長めだったため、みんなの表情も一息つけた様子でした。でも、2年生は卒業研究発表が間近に迫っているため、引き締まった雰囲気があり、さすがに頼もしく感じました。今年度の化学分析コースの卒業研究内容は、「河川水およびその土壌の分析」、「磁気記録媒体の成分分析」、「機能性野菜中のビタミンCの定量」、「果実中の有機酸と糖分の経時変化の測定」の4つです。みんな発表要旨の作成に一生懸命です。2月9日(土)の卒業研究発表会、期待しています。厳しい寒さがまだまだ続きますが体調に十分気をつけて、今年もしっかりがんばってください。
written by 『モデラーメン
今日、化学分析コースの卒業生から、電話がありました。今年の卒業研究発表会の日程を教えてほしいとの事でした。卒業しても学校のことを思い出してくれたことをうれしく思いました。それとも、今でも夜中に卒業研究の夢を見ているのでしょうか?
written by 『syuuriya
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15 今日からいよいよ1年間の最終定期試験となる、後期期末試験が始まりました。1年生は午前中、2年生は午後からという変則的な時間割で、今週金曜日まで行われます。
毎回そうなのですが、普段ゆっくりめに登校する学生に限って試験の時は早いんですよねぇ。ほめるべきかほめざるべきか難しいところ。
出欠状況はここだけの話、約230名の学生中欠席が6名。無連絡で欠席した学生は一人もいません。
就職して無連絡で会社を休む人っていませんよね。今から社会に出てからの習慣をつけるということで、本校は「欠席でも連絡しなさい!」というのが基本的な教育です。

って偉そうに書きましたが、今日の私の試験では、あれだけ「持ち込み可」と言ってたのに忘れる学生もいるんですよねー。(x_x;)
written by 『かりめろ』
16 期末試験2日目。試験開始前に教室に入ると、例により、学生が『最後のあがき』をしています。いつも思うのが、この『あがき』には各学生それぞれ特徴があり、これが案外学生の本質を見抜く一つの鍵となるのでは?ということです。
@まとめたノートを一人で必死に見る人  A友達同士でどこが出るか確認している人  Bとにかく眠たい人 zzz
さてあなたはどのタイプですか? 私?私の学生時代はAでしたね。でもクラス中の人が、私のノートのコピーを手にしてるのを見たときは、さすがに腰が抜けそうになった思い出がありますなあ。(^^;)
あっそうそう、4つ目のタイプを書くのを忘れていました。  C試験開始30秒位前に、「先生!何が出るん?」と聞く人。 えーっそんなやつおらんやろーというつっこみを入れたあなた!おるんやなあそういう人。1年のK君(兄ちゃんのほう)。ちなみに私は「学籍番号と名前」と不敵な笑みを浮かべて返しました。(名前無かったら0点やからね。いやこれほんまに。) 次はどう返そ・・・・?
written by 『すくろーす』
17 明日は2年生の卒業研究発表会要旨の提出締切日です。 学生からこんな声がありました。 「半年間の実験結果をA4の用紙一枚にまとめるのは難しいですね。それに、多くの人が私の文章を読むので間違えられないし、緊張します。」社会に出るとこんな機会もたくさん出てきますよ!
written by 『じゃこてん』
「せんせの日記」の読者から初めて質問をいただきました。
独学で分析化学を勉強されている方からのものでしたが、独学っていうのが「すっすごい!」って感じですよね。
独学もいいけど、色んな人と一緒に学ぶのもいいですよぉ。
ぜひ皆さんも質問や感想のメールを送って下さい。特に質問の場合は、激励の一文を添えて下さるときっと回答は早くなるでせう。
φ( ゜゜)ノ ゜
written by 『かりめろ』
18 本日は、後期期末試験の最終日。と、同時に2年生にとっては、卒業研究発表会用の要旨提出期限日でした。17:00までに提出しないことには、卒業できないというルールがあります。しかも、その要旨は指定されたレイアウトに従って、卒業研究担当の先生のハンコをもらわないと提出できないという条件があります。
事前に、「当日はえらいことになるでぇ!」とか「フロッピーに保存して、学校でプリントアウトしたら大丈夫と思っていても、いざ学校に来てみるとデータがとんでいたりすることもあり得るので、早め、早めに提出しなさい!!」とマミィパワー全開で、口すっぱく言っていたにもかかわらず、朝から大騒ぎ。試験中も、気もそぞろの学生もちらほら。
あたくし、Peaches先生担当のグループ3つのうち、2つは余裕で提出してたけど、あと1つが…。予想通り、ハンコもらえると思って提出してきても、スペルが間違っていたりして、おおわらわ。しかし、16:30には全員提出完了!!卒業までの「半券」はみんな手に入れました。
ホントは、美酒に酔いたいところではあるケド、クラスの学生と一緒に、大掃除。来週から、またガンバロウ!そして、今度は卒業論文提出が待っているぅ〜。少々手強いが、みんなと一緒なら乗り切れる!(あたしって、結構「アツイ」人かしら、もしかして…)
written by 『Peaches
19 今日、化学分析コースには珍しく欠席者が3人もあった。みんな正月明けで、なまった体に疲れが溜まりピークになっているようです。季節柄、体調管理に気をつけるよう注意をする。
ところで、昨日、平日コースの卒業研究発表会要旨の締め切りが終わったと思ったら、明日は化学分析コースの要旨の締め切り。毎年の事ながら息つく暇もない季節がやってきました。今日も要旨の下書きのチェックが続く。
目を通していると、「うん、よくまとまっている。」と思わず納得しかけて慌ててよく見直す。毎週限られた時間でよく実験していることはわかっているが、ここは心を鬼にして必死になって間違いを探します。結局2つの訂正箇所を見つけ、訂正を促す。訂正の理由がわからない場合は、分かるまで説明する。「直しなさい!」というのは簡単だが、それでは誰の研究発表か分からなくなる。
この瞬間、教員と学生という関係から解き放たれて対等な立場で議論をかわす。学生たちも必死になっているが、目が輝いている。私自身も大好きな時間である。明日の要旨締め切り、その後に続く研究発表、卒業論文の提出まで、きっと達成感を味わってくれると信じつつ、あと1ヶ月妥協せずに厳しくいこう。
written by 『Syuuriya
20 本日は、化学分析コース2年生の卒業研究発表会の要旨締め切り日でした。全員、遅れることなく提出し終わり、まずは一息つけた様子でした。平日仕事をしながら、土日は授業と実験、そして空いている時間帯で実験結果をまとめ、考察していく。この作業は大変だったとことと思います。皆さん少ない時間をうまくやりくりしてよくやってこられましたね。あとは発表を残すのみとなりました。今まで自分たちが行ってきた研究成果を、分かりやすく他の人達に伝えてあげてください。これからまた、発表原稿やOHP作成と色々やらなければいけませんが、最後の締めくくりですので、残りわずかな日数ですが、今一度気を引き締めて取り組んで下さい。1年生の皆さんも、発表見学を通して、今年は自分達の番であることを意識して、今の2年生に負けない研究テーマを見つけてください。期待しています。
written by 『モデラーメン
21 今日、1年生は「特定化学物質等作業主任者」の資格講習会の受講に行っていました。実はこの資格、結構人気があって毎回すぐに定員に達するため、本来なら申し込み時には(社)大阪労働基準連合会(大阪の場合)に早朝から並ぶ必要があるのですが、本校では特別にこの講習会を別に開いてもらっているので、その必要はないのです。資格は一生の宝物ですし、いくら持っていても荷物になりませんので、在学中に一つでも多くの資格を取得してほしいと願うばかりです。
2年生はここ数日間の寒暖差の大きさに、体調を崩している学生もチラホラ。しかし、学生最後の一週間であり、また卒業研究発表会も控えていることから、そんな学生もがんばって登校してきています。
私はというと、卒業研究発表会の要旨が全員無事提出できたということで、印刷しようかと思ったんですが・・・。今日は雨。雨の日はどうも輪転機(コピー機みたいなもの)のご機嫌が良くないため、輪転機と格闘していました(笑)。
written by 『オレンジライス
今日は、生化学分析学科2年生の卒業実験を担当しました。9月から始まった週2回の卒業実験もいよいよ今日と明日で最後です。しっかり実験して十分なデータを得て、論文作成に取り組む学生もおれば、がんばったにもかかわらず、思うような結果が得られていなくて最後の最後まで 実験に追われる学生もいました。
しかし、2月4日の締め切りに向けて、全ての2年生が 立派な卒業論文を仕上げてくれることを期待しています。

written by 『ポリフェノール
22 今日は卒業論文をまとめている学生の様子を紹介します。卒業論文はこの半年間行ってきた研究のまとめです。間違いがないよう共同研究者同士(単独の場合はもちろん一人で)、互いの実験ノートを確認しあい、実験手順や実験試薬の調製方法をコンピュータに打ち込んでいます。試薬の名前は試薬カタログで正式名を確認してタイプしています。
論文は多くの人の目に触れるので、体裁も互いに確認して進めています。出来上がりが楽しみです。
私も学生当時苦労して書き上げた卒論のことは、かなり年数は経ちましたが未だに忘れません。
written by 『じゃこてん』
2年生の約40名を引率して、大阪企業家ミュージアムへ見学に行ってきました。大阪を舞台に活躍した企業家たち104名の偉業が紹介されているところで、有名な方では、故松下幸之助氏や江崎グリコの創業者故江崎利一氏などの足跡が紹介されています。(!o!)
ここで紹介されていた企業家精神である「志、変化、先見、挑戦、創意、自助、意志」。
企業家ならずともぜひ本校学生にも持って欲しいと思いました。 が、まずは私から・・・ですね。
written by 『かりめろ』
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今週で学生達は授業が終了。私の担当する統計解析も今日が最終日でした。今日は先週行われた期末試験の返却でみんな一喜一憂していました(統計解析は「憂」の方が多かったかも知れません…)。
今回の試験範囲は「推定」や「検定」のところだったのでかなり難しかったと思います。でも私達、分析化学の仕事をする者には将来的に必要になるところなのできっちり勉強してほしいところです。
普段の実験ではまだ必要ないですが、卒業後は品質管理の仕事に就く人も多いですし、特に環境計量士の資格を目指す人には「検定」は必修なのです。ぜひ理解しておいて下さいね >学生さんたち
written by 『ドラー郎』
会長・幹事長の挨拶
ビジネス実務Tの授業の冒頭、12月に実施された、文部科学省認定「ビジネス能力検定」の合格発表を実施しました。
社会に出てからのルールやマナーなど、一般常識が問われる試験です。
一人一人に校長先生から合格証が手渡され、クラスメートの拍手の中、合格した学生は、照れくさそうに、満面の笑みで、思わずガッツポーズなどさまざまなリアクションで受け取っていました。3級は、1年生の受験者60名中58名が合格!100%まであと一歩のところでした。(^-^)V
また、お昼休みには粉雪が舞い散る中、今年度最後の自主的な学生環境管理活動、「南天満公園の清掃」を行いました。こんな寒い時は本当に集まるかと内心思っていましたが、私が思っているより学生は熱心で、多数の学生が参加。
終了後は、会長、幹事長の挨拶で一年間を締めくくり、活動のバトンは1年生へと力強く渡されたのでした。ほんの一言の挨拶でしたが、結構感動した私です。(i_i)

written by 『かりめろ』
24 今日は応用分析化学科2年の卒業実験を担当しました。卒業実験は、私達教員にとっても来るべき「卒業研究発表会」で教員としての指導力を評価されるわけですから双方とも必死です。「卒業研究発表会」は2月9日(土)に本校にて行われます。参加ご希望の方は、こちらまでご連絡下さい。
さて、この時期の学生達は悲喜交々です。予定の実験を全て終了しデータ整理をする者、 指導教官に叱咤激励されている者、コーヒー片手に得意顔で卒業論文を校正している者、発表会のOHPを作成している者、データがまとまらず泣きそうな顔をしている者、全て完了したのか(?)楽しそうに談笑している者。2年生諸君!あと少しです!この2年間を有意義なものにするために、この「緊張感」を思う存分楽しんでください。発表会終了後の達成感は一生忘れることはできないでしょう。お楽しみに!(打ち上げのビールは最高でしょう)
1年生諸君、次は君たちの出番です。準備はいいですか?先輩達の勇姿を眼に焼き付け、お手本にしてくださいね!(来年、海洋におけるヒ素、アンチモン、クロロフィルに関する研究をしてみたい勇気ある1年生を募集しています ・・・笑)
written by 『英国チャレンジャー号
25 今日は平日コース今年度最後の授業日でした。明日から学生は春期休暇に入るのです。
といっても春休み中にはいろんな行事があります。一挙にご紹介しましょう!
●創立20周年記念講演会(2/5(火))●卒業研究発表会予行演習(現2年生のみ 2/1(金))●卒業研究発表会(2/9(土))●卒業式(3/16(土))●模擬面接試験(現1年生 3月中)●国内研修旅行(現1年生 4/1(月)〜3(水))
ということで、今日は学生からの質問もた〜くさんありました。2年生は卒業研究について、1年生は春休みの就職活動について。
特に1年生は、今まで就職活動について授業で話を聞くだけだったのが、実践に移るということで、『先生、明日会社説明会あるからド緊張やねん。頭の中○−○製薬の鳩がパタパターって飛んでんねん。どないしょう〜』と普段強気な学生が弱音を吐いてました。
『大丈夫、大丈夫。(^^)/ 今まで習ったことを復習して、普段の自分を出せば大丈夫。初めは誰でも不安やねん』と答えてやると少し自信を持ってくれました。しかしあんまり調子に乗ると、「じゃこてん先生」に掃除させられまっせ。
生化学分析学科1年生のM君!健闘を祈る!
written by 『すくろーす』
「すくろーす先生」の書き込みの通り、1年生の就職活動が活発化しています。もちろん、学校推薦での就職活動ができるのですが、「今は本番への根性試しやっ!」ということで、自分自身で資料請求やエントリー、説明会の参加へと、学生は積極的に取り組んでいます。
おかげで手紙やエントリー用紙の書き方を教えて欲しいと、授業最終日の今日は千客万来でした。
超有名企業に「エントリーで勝ち残った!」と報告に来てくれたHさん。目が輝いてましたよ。
written by 『かりめろ』
26 昨日、平日コースの授業が終わったのですが、化学分析コースの2年生は、今日も全員が卒業論文作成と発表準備に取り組んでいる。
と、思っていると、白衣を着た学生が!この期に及んでまだ実験するのか?もう、間に合わないぞ!と心で思いながら、顔には出さず穏やかに聞いてみると、どうしても全部のデータをそろえたいとのこと。傾向は判ったのだから、そこまでする必要はないと説明するが、どうしてもデータが必要と一歩も引いてくれません。時間が無いことを焦りつつも、どうしてもやり遂げようとする意気込みにふと頼もしさを感じました。
結局、今日一日だけ実験をして、明日は論文作成、来週の土曜日に下書きを提出することになりました。真剣な態度に接するとつい情に絆されやすくなったのは年のせいかな?
一方、1年生は先週に引き続き、午後より定性分析実験の実技試験でした。15種類の金属イオンのうち、5種類が混ざった液を分析し、どの金属が入っていたかを2時間以内に見つける実験です。結果は、先週に続いて4つ見つけた学生も!みんな来週の最終試験に向けて、腕が上がってきたようです。
written by 『Syuuriya
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28 平日の学生の授業は先週で終了しましたが、これで全員が春休みになったわけではありません。(笑)
1年生は機器分析化学実験の予備日でした。予備日とは公欠などで実験を受けられなかった学生が実験をする日です。
私の担当は吸光分析。鉄の濃度を測定する実験なのですが、鉄が含まれている溶液に、ある発色試薬を混ぜるとオレンジ色になります。そして、このオレンジ色の濃淡を吸光光度計という機器で測り、鉄濃度を求めるという実験。
今日の対象者は1名。まさに個別指導でしたね。普段は2〜3名のグループで実験をするので、作業を分担できるのですが・・・。試薬の調製、機器での測定、データ処理を一人でしないといけないのです。
私が本校に勤務して間もない頃は、予備日は大変だからいやがる学生が多いと思っていたんですが、最初から最後まで一人で全部できるということで、学生は結構喜んで実験しています。学生の実験に取り組む熱心さには頭が下がります。m(_ _)m
written by 『オレンジライス
29 今日から後期期末追・再試験が始まりました。試験当日やむを得ない理由で受験できなかったり、試験の結果が合格点に満たなかった学生が受ける試験です。
私の担当科目「重量容量分析法」は、午後1時10分から1時間ありました。出来具合はいかがかな???
本試験前の授業では、出題の「傾向と対策」を伝授。そして本試験。終了後の授業で一度答案を返却し、内容を解説して今日の試験です。解説している時はなるほどなるほどと理解してくれるのに・・・。実際の試験では、ケアレスミスとか、勘違いとか・・・。本番に強い人、弱い人色々ですね。
試験直前A君がタッドの元へ。A君:「この問題でますか?」 タッド:「 ・・・(なかなか良いところついてる。その問題出したよ!)」
A君:「こっちの問題はどうですか?」 タッド:「・・・(これで完璧やん!本試験の時もこれだけ勉強してくれてたら合格してたのに!)」
タッド:「とにかく頑張って下さい。」 A君:「ハイ!」。
テストの内容については、絶対前もって言えません。でも将来のことを考えて、ここだけは絶対に身につけて欲しいところを出しているつもりです。ちなみにA君の再試験の結果は見事合格でした。
written by 『タッド』
30 さて、本日は追・再試験2日目。私が担当する1年生の「統計解析」の受験者はちょっと多かったかも しれません。でも試験開始直前まで本試験やノートを見直していたせいか、大部分の人はちゃんと解答できていたみたい。先週末熱心に説明を聞きに来たY君もできていました。
少し手こずるところは、私も自分が最初に勉強したとき、「???」って感じでしたから気持ちはよくわかります。
試験が終わってからは2年生の卒業論文の作成を指導していました。来週の月曜日、2月4日が提出締切なのですが、私の担当するチームは結果が出るのが遅かったせいもあってちょっと苦労しているみたいです。が、キーポイントになるところはできあがったので、あとは考察を書き上げて図表を整えればほぼ完成といったところです。なんとか明日中には私が最終の校正を行って、週末に自分たちで手直ししてもらう予定です。
2年間の集大成まであともう一歩です。
written by 『ドラー郎
31 今日は追・再試験の最終日でした。エレベータホールで会った2年生のHさんと私の会話です。
Hさん:「先生、試験が終わりました。社会人になったら資格試験の受験以外はもう試験はないんですよねー」。 じゃこてん:「働くようになると受け身の勉強じゃなくて、自分から勉強しなくてはならないよ。 学生じゃないので、評価される物差しも今と異なって様々な要素が加わってくるから、今まで以上に努力が必要になるんだ。試験は無くなるかもしれないけれど、人生ずーっと勉強だよ」。 Hさん:「もうすぐ卒業論文の提出、卒業研究発表会があるので、まだ気が抜けません」。 じゃこてん:「2月は逃げると言ってね、本当に忙しくてアッという間に時間が過ぎてしまいます。 計画を立て時間を大切にし乗り切りましょう。」とHさんに話をした後、「人生ずーっと勉強だよ」と一日つぶやいていたじゃこてんでした。

written by 『じゃこてん