先輩たちのサクセスストーリー

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分析化学の技術が各分野の最先端を支えています。

分析化学を学べば「どんな分野に就職できる?」「どんな仕事ができるのか?」「どんなやりがいがあるんだろう?」。その答えは、先輩たち一人ひとりがイキイキと働く姿にあります。
皆さんも先輩たちに負けない答えをぜひ見つけてください。

国家公務員

光触媒を性能アップ!

明渡計晃さん友人に誘われて国家公務員の試験を受けたら、運よく受かりました。公務員試験の勉強は特にしていなかったのですが、選択した化学の問題は普段勉強していたので楽勝でした。現在は輸入品の分析業務に携わっており、私は有機化合物の担当。石油やプラスチックなど製品ごとに、きちんと申告通りの品物が輸入されているかどうかを分析してチェックするわけです。違法な”コカイン”を分析したこともありますが、さすがにそのときは緊張しましたね。この仕事は検査結果が税率を大きく左右するだけにミスは許されません。同じサンプルを3~5回分析して、違うデータが出ればまた一からやり直す。そんな慎重な姿勢も学校で学んだことのひとつです。これからも国民の健全な生活を守るため、輸入品に厳しい目を光らせていきたいですね。

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生命

身についた分析技術と学校のサポートで納得の就職ができました。

有本和恵さん私は、結婚・育児という大仕事を先にこなし、その後国立大学の大学院で研究補助に携わりました。やがて心機一転、正社員として働こうと決意。そんなとき、偶然学校を訪ねたことで現在の仕事が見つかりました。何年も前に卒業した学校のサポートで再就職先がスムーズに決まったのは、ありがたかったですね。これも「分析」という専門的な知識と技術が身についていたおかげだと思っています。今は大手企業の研究所で、新薬の試験を受け持っています。仕事で使用する分析機器は、学校で使っていたものとベースは同じなので、とまどいもほとんどありませんでした。また、分析方法について自分のアイデアを出したり、分析結果を報告書にまとめたりもします。厚生労働省に提出する臨床試験の申請書には私の報告書も添えられ、最終的には人の命や健康に関わってくるので責任は重大。やりがいもたっぷりですね。

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食品

分析方法の検討から品質チェックまで、食品の安全を守ります。

郡山奈津子さん学校に寄せられた求人を見て、初めて社名を知りました。よく調べてみたら食用油脂や大豆蛋白食品のほかに、チョコレートやクリームまでつくっている会社とわかって、甘いものが大好きな私はここしかない!と入社意欲がすごく強まりましたね。入社後、配属されたのは品質保証部、すなわち食品の安全性を守る部署。仕入れた製品の原材料に農薬の残留がないか、遺伝子組み換え作物が混入していないか、アレルギーを引き起こす物質がないか、などを細かく分析し、調べるのが私の任務です。なかでも農業は最近、国内の法律改正があったばかりで、種類も膨大に増え、分析方法が充分には確立されていない分野。それぞれの特異性に合わせた分析方法を組み立てていくのは難しいのですが、そこにまた面白さとやりがいを感じています。

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バイオ

化学分析の技術が、医療の最前線を支えています。

半田賀代さんペプチド研究所は大阪大学の付属研究所が独立してできた会社。取引先は大学の研究室や食品・医薬品・医療品のメーカーなど幅広く、その中で私は医療系のペプチドを扱っています。アミノ酸をペプチド合成し、求められる薬品にするのは難しい問題を解くような感じ。何度も壁にぶつかったけれど、そのつど先輩や上司に相談してクリアしてきました。私たちの毎日の仕事は、血圧や動脈硬化、ガン治療にかかわることなど、医療の最前線を支えています。分析化学の勉強をこんな重要なところで活かせるなんて思ってもみませんでした。学校では知識も大切ですが、技術をしっかり身につけてください。特に器具の洗浄などは最も基本的で大切なことです。実験をやればやるほど、手際もよくなり、応用もききます。

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電子材料

分析の何でも屋さんとして幅広い製品の品質向上に奮闘中

藤井七留美さん電子材料や情報機器、住宅設備機器などを幅広く扱う大手企業の、言わば分析検査専門セクションが私の職場。したがって、私の立場は、"分析の何でも屋さん"で、社内のさまざまな部署からいろいろな検査依頼が寄せられます。一応、使用する分析装置ごとに担当が分かれていて、私は「GCMS(ガスクロマトグラフ質量分析)」という機器を主に扱うガス分析を手掛けています。具体的には、シックハウス症候群の原因と言われるVOC(揮発性有機化合物)や、材料を加熱したときに出る有機ガスなどの分析ですね。仕事でやりがいを感じるのは、予想通りの結果が出たときや製品トラブルの原因が特定できたときなど。依頼してきた他部署の人から感謝されることも多いので、充実した毎日が過ごせていると感じています。

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環境

自分の調べた結果が国のデータになる。責任も重大です。

粉河猛さん私の就職した財団法人は厚生労働省の外郭団体で、大阪府をはじめ官公庁の依頼により環境調査を行っています。私の所属する部署は水質調査が主で、河川の常時監視や24時間定点測定などに取り組んでいます。集めたデータは環境白書などで公表された後、水質良化のための対策データになるため、責任も重大。仕事の一番の目的は環境を測って証明することですから「環境計量士」の資格はとても重要で、それが給与や昇進にも影響します。試験は非常に難しいのですが、何とか一度で合格しました。学校で学んだこと、またこの仕事に直結する職場で働いた経験がものを言ったのだと思います。環境計量士の資格取得を含めて、日本分析化学専門学校で過ごした2年間が、今大いに役立っていると実感しています。

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金属素材

分析技術で製品づくりに貢献できる!

伊藤奈緒美さん金属で何か新しいものがつくりたい。――そんな私にぴったりの会社を学校に紹介していただき、無事に就職することができました。 それは、アルミニウムを素材にさまぎまな製品づくりを行っている大手企業。アルミニウムは薬品の包装材容器から塗料に混ぜるアルミ粉まで、 本当に用途が幅広いんです。現在の私の仕事は、出荷の前段階で研究・開発品の特性、安全性や耐久性を確認したりすること。 必要な分析作業の工程を自分で考えて、狙った通りの結果を導き出せたときが一番楽しいですね。学校で学んだ分析の手順や薬品の扱い方の注意など、 基本的な知識や技術がすごく実践に役立っています。おかげで、いろんな製品づくりに自分も貢献できているな、と実感する毎日を送っています。

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香料

おいしい新製品を生み出すために、鼻と舌という、”分析機器”を駆使する毎日。

吉田友紀さん食品に興味があり、栄養士を目指して短大に進学。そこで食品成分の分析や実験を重ねるうちに「分析って楽しい!」と気づいたのです。 それでこの学校に入学し直し、今の会社に就職しました。当社はさまぎまな食品の香料をつくっていて、現在の私の仕事は飲料製品の開発。 果汁飲料、炭酸飲料、スポーツドリンクなどの試作品をつくり、飲料メーカーに提案します。飲む人がおいしいと感じる要素の数値化は無理なので、 自分の鼻と舌という”分析機器”だけが頼り。商品化に至るものはごく一部ですが、おいしくて身体に良いものをつくる仕事は楽しいし、 充実感いっぱいです。飲料は、糖や果汁といった「生地」と香料の組み合わせで味が決まります。100%の天然ジュースにも香料は入っているんですよ。 味を引き立たせて飲料に個性を与える香料の重要性を、大勢の人に意識してもらえたらつくり手としてうれしいですね。

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製薬

自分が分析試験した商品が店頭に並んでいると本当にうれしい。

大石朋子さん私が担当しているのは医療用の消毒剤と、医薬品の製造過程に欠かせない用水の分析試験。 いずれも厳しい衛生管理が求められ、細菌などの微生物が混ざることは許されません。 買い物に行き、偶然自分が検査した製品を目にするときは、「自分の仕事の結果がここにある」と思って、 うれしくなります。偶然ですが、私が卒業研究で選んだテーマが「消毒薬は微生物に効くのか」。 現在も消毒薬を相手に奮闘しており、学生時代に調べた知識、学んだ分析方法が結構役立っていることを実感しています。 特に分析機器について原理から応用まで学んだことは「分析する仕事」の深い理解につながっています。 もともと探究心旺盛で学校を選んだ私だけに、仕事が忙しくても毎日いろいろな分析ができるのは楽しくて仕方がない、というのが本音です。

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化粧品

習い覚えた「分析科学」の基礎を日々の仕事に活かせています。

南浦涼二さん学校の紹介で今の会社に就職しました。化粧品原材料を開発・製造している開発主導型の会社で、主に天然物由来の「美白」や「保湿」などの 有効成分を含む原材料を各化粧品メーカーに国内外、多方面にわたり提供しています。 出荷前の製品の品質を最高の分析技術を駆使し、チェックするのが現在の私の仕事。 分析機器や実験器具の取り扱い方、薬品の使い方など、学校で学んだ分析化学の基礎的なノウハウが日々の仕事に大いに会社に貢献し役立っています。 なかでも分析機器については、学校で使ったものと機種やメーカーは違っていても原理や基本構造は同じ。習い覚えた知識を応用すれば楽に使いこなせます。 職場で開発される新しい成分を今では収得した先端の技術をもって次々と分析していくのは楽しいですね。学校を卒業して数年が経ちますが、物質の成分を 細かく調べ、見極めていく面白さを今も大きく感じ、社会に役立つ技術の進歩を理念としています。

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臨床

分析結果に「命への責任」の重みを感じながら

松井誠一さん私が仕事で分析をしているのは、医薬品としての正式な認可が下りる前の開発途中の化合物です。通常の分析方法では求める結果を得ることが難しく、 さまざまなノウハウと技術を駆使していかねばなりません。その意味では「自分の応用力が試される仕事」というんでしょうか、そんな点に大きな魅力を感じています。 また、自分の出した分析結果が、その化合物が医薬品になるかどうかの成否を決めてしまう点に、重大な責任とやりがいを感じます。 もしも自分がミスをしてその医薬品が世に出なければ、助かる命が助からなくなることもありえるわけですから。 それほど重要な仕事なので、これからもよりプロフェッショナルな分析化学者になれるよう自分を磨き、どんな化合物でも分析できるように精進していきたいと思っています。

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