実験A-29 <フワフワクラゲショーの巻>

投稿者
日本分析化学専門学校
所要時間
20分
使用器具・薬品
【使用器具・薬品】 
・ポリ塩化ビニル製のパイプ(径が太い方が表面積も大きくなり帯電しやすく成功しやすいです。)
・荷造り用のビニールひも(材質はポリプロピレン。2枚にはがせるものを使いましょう。)
・キッチンペーパー(ティッシュペーパーでも代用可能です。)
・消毒用アルコール
・はさみ
・安全ピン


【材料の入手】
・消毒用アルコール(エタノール)・・・薬局などで購入(500ml:約1,000円)
・塩化ビニル製のパイプ ・・・・・・・・・ホームセンターなどで購入(1m:約200円)

  1. ビニールひもを約40~50cmに切ります。
  2. 2枚重なっているビニールひもを1枚ずつに分けます。
  3. 2.の1枚を縦に半分に折り、折った側を結ぶ。
  4. 結び目の端はハサミで切断する。   
  5. 1mm以下の太さになるように細くひもを裂いていく。
  6. ひもと塩化ビニル製のパイプを消毒用アルコールで拭く。
  7. 机にひもを乗せて、片手でひもの結び目を押さえながら、スーパーの買い物袋でひもを10~20回程度こする。
  8. パイプをキッチンペーパーで10~20回程度こする。
  9. ビニールひもで作ったクラゲを上に投げ、その下にパイプを持ってくる。  クラゲのフワフワとした不思議な動きが楽しめます。
 

  1. ポリ塩化ビニル[パイプ]  塩化ビニルの重合体で合成樹脂(プラスチック)の1つ。塩素とエチレンを合成・負荷重合させたものである。燃焼の際、不完全燃焼であればダイオキシンが発生するため、現在は焼却炉の性能の向上やリサイクル制度の拡充が進められている。
  2. ポリプロピレン[ビニールひも]  プロピレンを重合させたポリマー。プラスチックの分類を表す記号では「PP」と表す。ポリ塩化ビニルの「Cl」が「CH3」に変わったものである。各種容器・おもちゃ・スポーツ用品などに使用。
  3. 静電気  電気的に考えるとプラスとマイナスの電気配列で成り立っています。物質に摩擦や運動を加えるとその配列が崩れ極性がどちらか(+またはー)に傾きます。また、物質によって傾く極性は様々です。その帯びた極性が反対であれば、電子が飛び散り放電します。今回の実験で用いたポリ塩化ビニルとポリプロピレンの場合は摩擦を与えると両者ともに「ー」の極性を帯びます。そのため、反発しあい空中に浮いた状態になるのです。