日本分析化学専門学校



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実験B-4 <ビタミンCを探せの巻>

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投稿者
日本分析化学専門学校
所要時間
30分
使用器具・薬品
【使用器具・薬品】
・ 2,6-ジクロロインドフェノールナトリウム(20mg)
・ L-アスコルビン酸(10mg)
・ 酢酸(1ml)
・ コニカルビーカー(200ml)3個
・ メスフラスコ(100ml)
・ ビュレット(25ml)
・ ホールピペット(5ml)
・ スポイド
・ ビーカー
・ 市販のビタミンC入り飲料

【材料の入手】
・ 2,6-ジクロロインドフェノールナトリウムn水和物(1g:1,500円)
・ L-アスコルビン酸(25g:800円)
・ 酢酸(500ml:780円)
・ ビタミンC入り飲料は市販のものでよい。(炭酸飲料や色の濃いものでない方が終点がわかりやすい)

  1. L-アスコルビン酸10mgおよび2,6-ジクロロインドフェノールナトリウム20mgをそれぞれ500mlの精製水に溶かす。
  2. アスコルビン酸溶液5mlと酢酸1mlをコニカルビーカーに取る。
  3. ビュレットに2,6-ジクロロインドフェノール溶液を入れ、コニカルビーカーに少しずつ滴下する。
  4. 微ピンクが30秒たっても消えない点を終点とし、これを標準値として記録する。
  5. サンプル試料5mlと酢酸1mlをコニカルビーカーに取る。
  6. 3,4の操作を同様に行い、結果を記録する。
  7. 精製水5mlと酢酸1mlをコニカルビーカーに取る。
  8. 3,4の操作を同様に行い、結果を空試験値として記録する。

  1. L-アスコルビン酸はビタミンCの標準物質として良く用いられる。化学を良く知っている人の間では、風邪の時などはアスコルビン酸を少しなめてビタミンCを取ることは日常的にされている。(なめたら酸っぱいので試してみよう)
  2. L-アスコルビン酸は熱や光、空気(酸素)により分解(あるいは酸化)されやすいので、水溶液にした段階で、しばらく実験を中断するような場合は、冷暗所に保管すると良い。
  3. 酢酸は溶液を微酸性にするために加える。
  4. ビタミンC入り飲料中のビタミンCの量は以下のように求める。
  試料中のビタミンC(mg/100ml) = (T-Bl)/(St-Bl)×2   T:サンプル滴定量   Bl:空試験値滴定量   St:標準物質滴定量

アスコルビン酸は色素2,6-ジクロロインドフェノールにより酸化されて、デヒドロアスコルビン酸になります。また、同時にこの色素は還元されて無色の物質に変換されますが、滴定溶液中のインドフェノールが、pH4.2以下では赤色、pH5.2以上では藍色になるため、コニカルビーカー内のビタミンCが完全になくなった時点で微ピンク色となり、反応の終点が容易に決定できることになります。

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