合成工学コースカリキュラム

実験事例

PICK UP!

世界で初めてつくられた繊維を合成してみよう!

「ナイロン6,6」は女性用ストッキングなどの原料で、世界で初めてつくられた合成繊維。この身近な素材であるナイロンを、有機化学の力で合成する実験にチャレンジします。

1試料の準備
「ヘキサメチレンジアミン水酸化ナトリウム水溶液」と「アジピン酸ジクロライドヘキサン溶液」の二つの試薬を用意します。
2合成

一つの試薬を入れたビーカーに、静かに(ビーカーの壁づたいに)、もう一方の試薬を流し入れると、2つの試薬の界面でナイロンが合成されます。

3合成繊維の回収

出てきた繊維を針金で引っかけ、試験管を使ってくるくると回して巻き上げます。

4乾燥

巻き取った繊維をドライヤーで乾かします。

5FT-IRで構造解析

できた合成繊維をFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)で調べます。また、標準物質となるナイロン6,6も同じようにFTIRで調べます。

結果

合成してつくった繊維と標準物質の分析結果を比較 すると同じような形のグラフになり、合成したものもナイロン6,6であると確認できました。この実験で、①合成技術を用いて新しいものをつくる、②合成したものが狙い通りの物質であるかどうか確認する、という2つの重要な工程を学びました。

授業・実験科目

  • 基礎化学
  • 基礎数学
  • 生活化学
  • 分析化学
  • 有機化学
  • データ解析法
  • 機器分析化学実験
  • 有機化学実務
  • 設計製図・CAD
  • 電気・電子工学
  • 有機化学特論
  • 工業化学
  • 化学工学
  • 機能性有機工学実験

など

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